コナン 赤井秀一の父親赤井務武の正体は？黒田兵衛説を徹底考察

今やコナンにおいて欠かせない存在となったFBI捜査官、赤井秀一。
そんな彼の家族についてご存知だろうか？

その中で今回ご紹介するのは、父親である赤井務武。
既に死亡したとされているが、実は生きている、という噂も浮上している。

今回は、その赤井務武の正体と、にわかに囁かれている黒田兵衛説についてもまとめた。
 
 
 

赤井務武とは？

では、まず改めて、赤井務武についておさらいしよう。
 
 
赤井務武（あかいつとむ）とは、メアリー・世良の夫であり、赤井秀一や羽田秀吉、世良真純の父親。

(単行本92巻裏表紙)
 
 
現段階では回想でしか登場していない。
そのため、詳しい人間性については不明となっている。

ただ、メアリー・世良が、時折、赤井秀一に務武の面影を感じるシーンがある。

その際に、「やっぱりこの子は、主人の息子なのね…」と感じる描写があることから、秀一似だと考えられる。
(単行本92巻File.4参照)
 
 
赤井務武は、既に死亡したとされている。
しかし、死体は見つかっていない。
 
 
ちなみに、モデルとなったのは、ハリウッド俳優の、クリント・イーストウッド。
 
 
 

赤井務武は生きている？

では、赤井務武について、詳しく考察していこう。

まず、気になるのが、その安否だ。

公には死亡したとされているが、実際はどうなのだろうか？
 
 
以前は赤井秀一に関しても、殺されたとされてから、実は生きているという衝撃的な展開があった。
 
 
赤井務武にも生きている可能性はあるのではないか。
 
 
これを裏付けているのが、先程も紹介したが、死体が発見されていないこと。
さらに、妻のメアリー・世良には、失踪直前、以下のようにメールを送ったのだ。

「いいか、この先、私はいないものと思え…
どうやら私はとんでもない奴らを敵に回してしまったようだ…」

(単行本92巻File.2参照)
 
 
このことから、赤井務武は、実は生きている、という説も考えられるのだ。

「とんでもない奴ら」というのは、黒の組織を指している可能性が高い。
FBIやCIAといった、世界的な国家機関が動くくらいの組織だからだ。
黒の組織がいかに強大か、その規模は計り知れない。
 
 
そんな組織に命を狙われたとしたら？

赤井務武は自分は死亡したとして、身を潜めているのではないだろうか。

もしくは、大学院生「沖矢昴」に変装している赤井秀一のように、誰かに成り済ましている可能性も。

自分が生きていることが捜査に支障をきたすとしたら、このような選択を取ることも考えられなくはない。
 
 
切れ者揃いの三兄弟の父親であるだけに、早々簡単に殺されないだろう、というのが、個人的な意見でもある。
 
 
 

赤井務武の正体は？

では、赤井務武は一体何者なのだろうか？

今分かっているのは、赤井務武はFBI捜査官ではない、ということだけ。

これは沖矢昴に変装した赤井秀一より、明らかにされている。
同時に、17年前に羽田浩司が殺された事件と深く関与していたことも判明。

(単行本90巻File.1参照)
 
 
羽田浩司殺人事件に関与したと言うことは、何らかの組織に所属していた可能性が高い。

羽田浩司が殺されたのはアメリカであるため、海外の組織なのではないかと想像できる。
一番濃厚とされたアメリカ警察、FBIは既に否定されている訳だが。
 
 
もしくは日本警察に所属していた赤井務武が、捜査の一貫として、アメリカに滞在していた説もある。

その時に息子の秀吉を養子と出した羽田家の長男である浩司。
事件に巻き込まれた彼を助けるため、駆けつけたのではないか。

そうなると、この事件の最重要参考人とされている、「浅香」との関係性も気になる所。
浅香が行方をくらましているのは、赤井務武が逃走を手助けした可能性も考えられるのだ。

そうなると、赤井務武と浅香にも、何らかの関係性があると考えられるのだ。
 
 
その一つとして、二人が兄妹である説もにわかに囁かれている。

事件に巻き込まれた妹を助けるため、赤井務武が現場に現れたのではないか。

赤井務武の目的が、羽田浩司か浅香か、そのあたりも気になる所だ。
 
 
 

赤井務武=黒田兵衛説について徹底考察

未だ計り知れない赤井務武の正体。

その中の一つとして、驚きの仮説が浮上しているのをご存知だろうか？
 
 
それは、赤井務武=黒田兵衛説だ。
 
 
黒田兵衛とは、警視庁捜査一課の管理官。
隻眼で強面の警察官である。

 
 
そんな黒田兵衛の正体が赤井務武なのではないか、と言われる理由。

そこにはいくつかの根拠が考えられる。
 
 
まず注目したいのが、黒田兵衛も17年前の羽田浩司殺人事件を調べていることだ。

黒田は、個人的にこの事件を調べているよう。
鏡に残されたダイイングメッセージの意味についても、見抜いている様子が見られる。

さらに、羽田浩司が死んだ時の姿を回想するシーンもあった。

このことから、黒田兵衛は、殺害現場にいたのではないかと考えられるのだ。

勿論、羽田浩司を殺害した張本人の可能性もあるが、それが駆けつけた赤井務武である可能性も。

そこから、赤井務武が組織の目を欺くために、変装の標的として黒田兵衛を選んだ、という説も否めない。
 
 
最近、昏睡状態から目を覚ましたと言われる黒田兵衛。
しかし、実際には、本物の黒田はまだ眠っている、ということもあるのかもしれない。

目を覚ました直後から、「細かい記憶が抜け落ちている」という点も、入れ替わるには丁度良い話だ。
 
 
また、もう一つ注目したいのが、劇場版「ゼロの執行人」にてあった、黒田兵衛の台詞。
「ぬかるなよ」という独特の言い回しをしていた黒田。

この台詞を使っていた人物が他にもいるのだ。

それは、メアリー・世良。

出典:http://ja.meitantei-conan.wikia.com/wiki/
 
 
赤井務武の妻であるメアリーが、同じ言い回しを使っているのだ。

夫の失踪後、自ら「父親代わり」として、口調を赤井務武仕様に変えたメアリー・世良。
そんな彼女が、「ぬかるなよ」という言い回しを使ったこと。

それは、赤井務武=黒田兵衛に繋がる伏線となっているのではないか。
 
 
いずれにせよ、生きているとすれば、心強い存在になることだろう。

 
 

まとめ

いかがだっただろうか。
まだ回想でしか描かれていない赤井務武の正体は気になることばかり。
早く明かしてほしい、と待ちわびている読者も多いことだろう。

ラム候補の一人として考えられていた黒田兵衛の正体も、いよいよ明らかになる気配が予想される今。
今後のストーリーは、一話たりとも見逃せない。