コナンアニメ954話のネタバレ(あらすじ)と感想は？迷宮カクテル後編(2019年9月14日)

2019年8月31日、9月7日と放送された名探偵コナン「迷宮カクテル」シリーズ。

この回の原作は原作コミック95巻のFile.1009-1112「黒ウサギ亭へようこそ」です。

今回ご紹介するのは9月14日に放送された解決編となる954話「迷宮カクテル後半」。
黒ウサギ亭での事件の犯人、そして赤井と安室の直接対決の様子が明らかになります。

コナンアニメ953話「迷宮カクテル・後編」登場人物

あらすじに入る前にこのシリーズの登場人物をご紹介します。

諸岡郡蔵（50）　資産家で小五郎を黒ウサギ亭に呼び出した依頼主
深町惇史（72）　諸岡の執事、有里にお金を渡そうとしていました
朝倉有里（25）　諸岡お気に入りのバニーガールですが、毒を飲まされて意識不明の重体　
村上紗菜（28）　黒ウサギ亭のバニーガールで鳥取出身

コナンアニメ951、952話「迷宮カクテル」前編・中編のおさらい

銃を向け合う赤井秀一と安室透。
なぜこのような状況になっているのか、話は9時間ほど前にさかのぼります。

安室と共に依頼者の諸岡郡蔵に会いに黒ウサギ亭へ行った毛利小五郎、毛利蘭、そして江戸川コナン。
諸岡によると命が惜しければ黒ウサギ亭に来るなという脅迫状が来たそうです。

そしてコナン達の目の前で諸岡のお気に入りであるバニーの朝倉有里が毒を飲まされてしまいます。
容疑者は有里と愛人関係にあったかもしれない諸岡、諸岡の執事の深町惇史、有里にナンバーワンの座を取られそうになっているバニーガールの村上紗菜。

捜査中、なぜか不意に昔のことを思い出した安室。

その回想シーンには宮野厚司と明美、そして灰原を妊娠したエレーナが登場しました。

前編と中編についてはこちらの記事を見てみてくださいね。

コナンアニメ952話のネタバレと感想は?迷宮カクテル前編(2019年8月31日)

2019年8月31日に放送された名探偵コナンはアニメオリジナル名探偵コナンのアニメオリジナル952話「迷宮カクテル・前編」のネタバレと感想をご紹介します。

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2019.08.31

コナンアニメ953話のネタバレ(あらすじ)と感想は?迷宮カクテル中編（2019年9月7日）

2019年9月7日に放送された名探偵コナンはアニメオリジナル名探偵コナンのアニメオリジナル953話「迷宮カクテル・中編」のネタバレ(あらすじ)と感想、考察をご紹介します。

conan-kuromaku.info

2019.09.08

コナンアニメ954話「迷宮カクテル後編」ネタバレ（あらすじ）

「なるほど・・・そういうことか・・・」
安室は幼い日の記憶から事件解決の糸口をつかんだようです。
とその時、蘭があるものを高木刑事に渡しました。
それは付け爪です。

ユリの絵が描かれているので有里のものかもしれないと蘭は言います。
しかしいつの間にかスニーカーについていたもので、どこでついてしまったのかまでは分かりません。

有里はいつもその付け爪を付けているのかとバニーに尋ねるコナン。
自分と同じ名前のユリの花をトレードマークとして有里はいつもこの付け爪をしていたそうです。

「でも今日は散々だなー・・・」
とため息をつく蘭。
付け爪は踏むは、財布は落とすはと蘭にはあまり良い日ではなかったようです。
そんな蘭を小五郎は
「まぁ、床に落ちた付け爪くらい踏んじまうよ・・・シャーロック・ホームズみてーに虫眼鏡持って歩き回ってるワケじゃねーんだからな!!」
と言います。

その言葉にはっとした様子のコナンと安室。
「だから犯人は・・・有里さんのグラスに毒を入れる事ができたんだ・・・彼女の爪を・・・標的にして・・・」

有里のグラスへの毒混入を否定する容疑者の諸岡、深町、紗菜。
早く病院に行きたいという諸岡に「本当は結婚を迫られていて困り果て、毒殺しようとした彼女の死を・・・見届けに行きたいんじゃないんスか」と小五郎はまたも嫌な言い方をします。

その言葉に紗菜もトドメを刺しに行く気かも・・・と言い出しました。
そう言われた諸岡は紗菜だって父親の手術代を払うためにNo.1のボーナスが必要なのではと言い返します。

「執事使って彼女に手切れ金渡そうとした親父に言われたかないわよ!!」と言う紗菜。
その言葉に諸岡は驚いたように「手切れ金?」と深町に目をやりました。

「とにかく!あなた方3人にはもうしばらく事情聴取に付き合ってもらいますよ?」と目暮警部が言うと、「でもさーお金持ちのおじさんは違うと思うよー!」と返すコナン。

有里のグラスに毒を入れていたのが諸岡ならそろそろ毒を飲んだか、店が大騒ぎになってないかと時計や店の方を気にするはずなのにボディーガードの話ではそんな様子はなかったからです。
その言葉にと目暮警部は納得しました。

続いて紗菜の方に目をやったコナン。
紗菜が毒を入れた場合、他の人が誤って飲まないようにするはず。
しかし紗菜は電話で席を離れたので犯人ではないと言うのです。

「となると残るは・・・ずっと有里さんのグラスの側に座っていた・・・執事の深町さん・・・あなたしかいませんよね?」と言う安室。
眼鏡をかけていなかった深町がどうやってと言う諸岡の問いに、「眼鏡の代わりになる物を手にされていたじゃないですか?」と安室が答えました。

「スマホってすごいよねー!!カメラをズームにすると・・・蘭姉ちゃんの指先までバッチリ見えてまるで虫眼鏡みたいだよ?」と言うコナンに目暮警部達もこの機能なら眼鏡が無くても見えるかもしれないと納得します。

深町はわざと眼鏡を落として諸岡に踏ませました。
そして諸岡が取りに行くことで容疑者から外し、スマホを眼鏡代わりにユリの付け爪を目印に毒を仕込んだのです。

あのスマホの警報音もわざと鳴らしたもので、有里がグラスをテーブルに置くように仕向けるためでした。
そして深町の体を調べれば2台のスマホが出てくるという安室。

なぜなら警報音を鳴らしたスマホとカメラのズーム機能を使ったスマホは別だった可能性が高いからです。
高木刑事が調べる前に深町は2台のスマホを出しました。

「ちゃんと2台持っていますよ・・・もう1台購入して・・・何度も練習しましたから・・・亡くなった奥様のためにね・・・」

深町の言葉に「妻の為に有里ちゃんに毒を持ったと言うのか!?」と驚く諸岡。
ずっと諸岡の妻に仕え成長を見守ってきた深町。

その妻と死に別れてすぐに諸岡が有里のいる店に通うようになったことが我慢できなかったのです。
最初は諸岡に言い寄らないよう有里にお金を渡そうとしましたが、断られたので脅迫状を送りました。

しかしそれでも効果がないのでとうとう有里に毒を盛ったのです。
「私からの最後のお願いです・・・もう奥様を悲しませないでください・・・」という深町。
諸岡は「いや違うんだ・・・あの子は、ただの目当ての女の子じゃなくて・・・」と何か言おうとします。

すると安室が「娘さん・・・ですよね?」と続けました。
「む、娘!?」と皆が驚きます。
「まさか2人共、玉子焼きにソースをかけるからなんて理由じゃないわよね?」と安室に尋ねる紗菜。

安室は「それはただの嗜好・・・偶然同じになることもありますが・・・あの人差し指を端から離す2人の箸の持ち方は・・・偶然として片付けるには無理がある・・・」と答えました。
諸岡が駆け落ちした鳥取で生まれた娘が有里だったのです。

そして諸岡が激痩せ激太りを繰り返したり、よく転んでいたのは新しいスーツを買う為だったのでした。

「全て、この店に来て娘さんに会うための口実として・・・隣の洋服店に行く理由づけをしたかったからですよね?」と言う安室に「箸の持ち方を見なくても一目で娘とわかったよ・・・駆け落ちした彼女とそっくりだったし、名前も私が付けたからね・・・」
さっき咄嗟に呼び捨てをしたのは、自分で名付けた名前だったからなのですね。

「それならそうと言ってくだされば・・・」と言う深町。
しかし諸岡は、自分の妻を大切にしている深町に駆け落ちした時に出来た娘に会いたいと言えなかったのです。
主人である諸岡の娘を殺しかけたことにショックを受ける深町。

そこに病院から電話がかかってきました。
有里が意識を取り戻したのです。

「しばらくしたら2人で見舞いに行って彼女に謝ろう・・・」と言う諸岡。
自分の娘だから理由を言えば許してくれると言います。
「しかし、よくわかったね・・・娘に会う為に痩せたり太ったり転んだりしていたと・・・」と諸岡は安室に言いました。

安室が諸岡の変化の理由に気付いた理由、それはエレーナに会いたい自分が同じことをしていたからなのでした。

黒ウサギ亭での事件から9時間後。
工藤邸から外を見ていた沖矢は不意に電気を消しました。
その時、工藤邸の玄関を開けて入ってきたのは何と安室です。

その時、銃口を向けられた安室は手にした銃を相手に向けました。

「ぬかったな赤井秀一・・・」
「その言葉・・・そっくりそちらに返すとしようか・・・バーボン!」
「何を馬鹿な・・・沖谷昴の正体を見破られた時点で貴様の負けだ・・・」
「君が今日ここへ侵入する事を・・・すべて読んでいたとしたらどうだ?合いカギを作ることも・・・工藤新一を探れという命を受ける事も・・・」
「やはりその口を塞ぐには・・・引き金を引くしかなさそうだな・・・」

安室がそう言った時、突然明りが付きました。

「あ、あなたは!?」と声を上げる安室。
「この家の家主の工藤優作です・・・今日は以前と違って・・・お連れの方達はいらっしゃらないようなので・・・ゆっくり妻の淹れた紅茶でも・・・味わってくださいね・・・」と笑顔で言うのは新一の父、工藤優作です。

そしてその横で新一の母、有希子が「レモンとミルク・・・どちらにします?」と尋ねてきました。

コナンアニメ954話「迷宮カクテル後編」の感想は?

エレーナに恋心を抱いていた幼い日の安室。
自分が医者に会いたくてケガをしていたから、諸岡が有里に会いたくてスーツを作っていることに気が付いたのですね。

ずっと仕えてきた諸岡の妻を不憫に思う深町の気持ちはわかりますが、それでも関係のない有里に毒を飲ませたことは罪に変わりありません。
いつか深町の過ちが有里に許してもらえるといいですね。

そして気になるのが安室と赤井。
やっと直接対決!!と言うところで思いがけない展開になりました。
この続きはいつ見られるのでしょうか?

ということで、お茶会の内容を予想してみましたので、読んでみてくださいね。

コナンの赤井秀一と安室透は和解したのか考察した！工藤家でのお茶会は何話？

名探偵コナンで赤井秀一と安室透といえば、因縁深い関係として有名ですが、今回は、コナンの工藤家でのお茶会が収録されている回をご紹介します。赤井秀一と安室透が和解したのかも考察してみたので、ご覧下さいね。

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2019.05.11

名探偵コナンアニメ955話「昆虫人間のヒミツ」(2019年9月28日)は？

2019年9月21日のコナンはお休み。

次回の名探偵コナンでは2019年9月28日の「昆虫人間のヒミツ」となります。
アニメオリジナルですが、タイトルからはちょっと想像しづらいですね。

 

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コナンアニメ954話「迷宮カクテル後編」まとめ

いいところで終わってしまった安室対赤井。

特に安室は強い憎しみを持っていますが、それは親友の死への誤解によるものです。

このまま憎み続けるのかそれとも真実を知って手を結ぶのか・・・
シリーズはここで終わりですが続きが気になりますね。

画像出典：https://tver.jp/episode/62703080