コナンアニメ957話のネタバレ(あらすじ)と感想は？謎解き水上バス後編(2019年10月19日)

コナンアニメ956話からスタートした「謎解き水上バス」シリーズ。

コナンの地元、米花町で起きた殺人事件を描いたアニメオリジナルミステリーです。

今回は2019年10月19日放送の957話「謎解き水上バス（後編）」のネタバレ(あらすじ)と感想を紹介します。

コナンアニメ957話「謎解き水上バス（後編）」登場人物

あらすじに入る前にこのシリーズの登場人物をご紹介します。

門脇栄二（23）　米花公園で遺体が発見された被害者
　　　　　　　　母親に暴力をふるっていたと近所で噂されていた
　　　　　　　　先週の金曜日も店で暴れて警察に保護されている

門脇安子（63）　元小学校教諭で優一と栄二の母
　　　　　　　　栄二の遺体が見つかった日の夜に火事で死亡

門脇優一（28）　官庁職員で栄二の兄
　　　　　　　　栄二の家庭内暴力から母を守っていたらしい

高瀬林太郎（32）建設現場作業員で安子の元教え子
　　　　　　　　当時はいつも叱ってくる安子を恨んでいた
　　　　　　　　先週、安子と再会していた

コナンアニメ956話「謎解き水上バス（前編）」のおさらい

米花公園で遺体となって発見された門脇栄二。
通りすがりのコナンと小五郎は目暮警部について捜査に参加します。

容疑者は兄の優一と小学校教師をしていた母安子の元教え子、高瀬林太郎です。
しかしアリバイがあるため、どちらも容疑者から外すことに。

そんなとき、門脇家で火事が起こり、安子が亡くなってしまいました。
果たして栄二を殺した犯人は誰なのか。
そして門脇家で起きた火事は偶然なのかそれとも・・・

コナンアニメ956話のネタバレ(あらすじ)と感想は？謎解き水上バス前編(2019年10月12日)

2019年10月12日から始まった名探偵コナン「謎解き水上バス」シリーズ。 コナンの地元、米花町で起きた殺人事件を描いたアニメオリジナルのミステリーです。956話「謎解き水上バス」前編のネタバレ(あらすじ)と感想を紹介します。

conan-kuromaku.info

2019.10.13

コナンアニメ957話「謎解き水上バス（後編）」のネタバレ（あらすじ）

高瀬が事件当時に飲んでいたという店を訪れたコナンと小五郎。
店員によると高瀬は店の隅っこで他の客に背を向けるようにして飲んでいたそうです。
高瀬防犯カメラを見ると、午後8時1分に高瀬は派手なアロハを着て店にやってきました。

そのまま防犯ビデオを見ていたコナンはふと、高瀬と体格が似た地味な格好の客に目を付けます。
しかしその客は10分もせずに帰っていきました。

店員によるとその客は待ち合わせの相手がいず、1時間後にまたやってくると言っていたそうです。
そして2度目の来店を確認したコナン。
防犯ビデオによるとその男は9時過ぎに来たときは顔を見せ、帰りは伏せています。

そしてまた来た時は顔を伏せ、帰りには満足そうな顔が映っていました。
店員によるとその男は待ち合わせの日付を間違っていたようです。
勘違いで待ち合わせの相手と会えなかったのに、なぜか満足げなその男にコナンが疑問を覚えました。

その男が最初に帰ったの午後9時8分、そして次にやって来たのは午後10時35分です。
そして現場まで歩いて30分。

高瀬は体格が似た男を替え玉にしてアリバイを作っていたのです。
早速目暮警部に連絡をした小五郎にコナンは「後は高瀬さんが犯人と言う証拠だね」と言いました。
ふたりは仕事帰りの高瀬を待ち伏せします。

待ち伏せするふたりにさすがに驚いた高瀬は、水上バスを見つけて乗り込みました。
しかし、そこに乗り込んできた小五郎コナン。
あと40分で浅草に着くと小五郎は目暮警部に連絡し、浅草で待つよう頼みます。

アリバイ、簡単に作れちまうんだよと言う小五郎の言葉にたじろぐ高瀬。
コナンの読み通り高瀬は友人とトイレかどこかで入れ替わり、そして栄二を殴り殺して戻ってまた店で飲んでいたのです。

小五郎に証拠は？と尋ねる高瀬。
俺がやったっていう証拠は？と尋ねられて答えられない小五郎に安心した高瀬は下でビールを飲んで来ると余裕を取り戻しました。

コナンは何とか証拠を出さなければと考え込みます。

自販機でビールを買う小五郎と高瀬。
コナンは高瀬がぼろを出さないかとしゃべるのを待っています。

それでもやってないと言い張る高瀬にコナンは、なぜ栄二が殺されたと思うか尋ねました。
どこかで恨みを買っていたんだろう、出来のいい兄貴がいたから先生も・・・と門脇家の状況をよく知っているかのような高瀬。
その口ぶりにコナンは安子への恨みで殺人を犯すなら、栄二よりも優一に手をかけたのではと疑問を覚えます。

高瀬を追ってトイレに行ったコナンは、「子どもの頃、そんなに乱暴だったの?」と尋ねました。
親に見放されていたという高瀬に、「それじゃあつらかったね、家では見放されて学校でも先生に叱られて」とコナンは言います。

すると高瀬は「お前も学校で叱られているのか？」と尋ね、コナンは時々と答えました。
今にわかるさそれがどんなにありがたいことかな、と言う高瀬の言葉に「なるほど、そういうことか」と何か分かったらしいコナン。

ですが「しかしだとしても何でこのタイミングで」、とまだなぞはあるようです。
ビールを高瀬に渡した小五郎は本当の事を言うように迫りますが犯人ではないと言う高瀬。
そして高瀬は整形外科病院で会った時の話を始めました。

先週の土曜日に安子は高瀬に階段を踏み外して全身打撲と言っていたそうです。
あの慎重な先生がと笑ったという高瀬に小五郎は元教え子に家庭内暴力と言えなかったんだろうと答えました。

とうとう浅草が近くなってきました。
花火大会があるという事で船の明かりが消され、「花火大会楽しみだなぁ」と棒読みの高瀬。
目暮警部を呼んで引っ込みがつかなくなっている小五郎に目暮警部から電話がかかってきました。
とりあえず電話に出た小五郎は席を外します。

聞こえてくる小五郎の声によると「それは一体どういう・・・」となにかあったようです。
そして電話から戻ってくるなりこうなったら力ずくで・・・と意気込む小五郎。

しかし小五郎はコナンに麻酔銃を撃たれて座席に座り込んでしまいました。
突然倒れる小五郎に慌てる高瀬。
そんな高瀬に小五郎は「良かれと思って手をかけた、恩返しの思いで・・・」と語りだしました。

実の親に見放された高瀬に安子だけは真剣に向き合ってくれていて、恩義を感じていた高瀬。
そして久々に再会した安子が階段を踏み外したと信じられず、門脇家の周囲を調べ回っていたのです。

そして安子が栄二から家庭内暴力を受けていて、優一がかばっていたという噂を聞きました。
いつまでも優一がかばえるとは限らない、いつか栄二によって安子が殺されると考えた高瀬。

門脇家の火事を見た高瀬の「だからそういう運命だったんだ、しょせん先生は」というのはどのみち安子は亡くなる運命だったという意味だったのです。
証拠を求める高瀬に小五郎は世間の噂は当てにならない、とあることを語りだしました。

安子がけがをしたのは金曜の夜ですが、栄二は飲み屋で暴れて警察に保護されていたのです。
しかし金曜日の夜に安子は怪我をしたのはなぜか、その答えはひとつ。
なんと母親に暴力をふるっていたのは優一でかばっていたのが栄二だったのです。

そして栄二がいなくなり最悪の事態が起きました。
高瀬が容疑者であったことから安子の教育が悪かったからだと優一が安子に暴力をふるいその結果、殺してしまったのです。

母親を勢いで殺してしまった証拠隠滅に家に火をつけたことを、火災の供述の不自然者を問い詰められた優一が罪を認めたのでした。
後ろで花火が鳴り響く中、「俺がやったことって・・・」とうなだれる高瀬。

その後、浅草についた高瀬は栄二の殺害で目暮警部に連行されていきました。
その様子を見送るコナン。
そして眠ったままの小五郎はそのまま水上バスで日の出桟橋へと戻ってしまうのでした。

コナンアニメ957話「謎解き水上バス（後編）」の感想は?

栄二殺しの犯人は高瀬、そして門脇家の火事は優一が起こしたものでした。

噂を信じてしまった高瀬の浅はかな犯罪でしたが、その動機を考えると切なくなりますね。
飲み屋を見て不敵な笑みを浮かべる高瀬の姿は怪しかったですが、家庭内暴力をしていたのが優一とは思いませんでした。

見た目や立場だけで人は判断できないという事ですね。

悪いところもあるけど本当はやさしいという栄二と高瀬、実は似ているふたり。
ぜひ高瀬には罪をしっかりとつぐなって栄二の分もまじめに生きていって欲しいです。

2019年10月26日放送のは？

次回の名探偵コナンは「スポーツクラブ殺人事件」。

コナン達がモニターとして訪れたスポーツクラブで殺人事件が起きるという本格ミステリー。

1997年2月に放送された47話の再放送で、なつかしい初期の絵と神谷明さんの小五郎を楽しむことができます。
ネクストコナンズヒントは「耳栓」です。

 

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コナンアニメ957話「謎解き水上バス（後編）」まとめ

栄二を殺した犯人は小五郎が睨んだ通りやはり高瀬でした。

そして何か違和感のある優一、実は母に暴力をふるった上に殺していたという意外な展開に驚いた人もいたでしょう。

先生を助けたいという思いが思いもよらない悲劇を生んだ話でした。

人間の裏の部分を描くアニメオリジナルらしいストーリーですね。

画像出典：https://tver.jp/episode/62250295