紺碧の棺のネタバレとルパン出演の謎とは？主題歌とロケ地は？

幅広い層が愛してやまないミステリーアニメ、名探偵コナン。
劇場版シリーズも年々興行収入成績を伸ばし、人気はまさにうなぎ登りだ。

劇場版シリーズ11作目となった「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」。
こちらは、伝説の女海賊アン・ボニーとメアリ・リードが鍵となるストーリーだ。

ルパン出演の謎とは？
また
「主題歌ってなんだっけ？」
「ロケ地どこ？」
ということで、「紺碧の棺」のあらすじと感想（ネタバレ）についてご紹介しよう。

「紺碧の棺」のあらすじ

2007年にシリーズ11作目として公開された「紺碧の棺」。

では早速、「紺碧の棺」のあらすじについてご紹介しよう。
 
 
東京都内で強盗犯を追っていた佐藤刑事と高木刑事。

佐藤刑事の華麗なドライビングテクニックにより、強盗犯を確保することができた。

強盗犯は、「神海島」「ジョリー・ロジャー」という言葉を呟き、意識を失ったのだった。
 
 
強盗犯が呟いた神海島。
そこに、コナン達はバカンスで遊びにきていた。

神海島は、古代遺跡の海底宮殿が発見されたことで有名となった島。
300年前に伝説の女海賊、アン・ボニーとメアリ・リードが財宝を遺したという伝説も語り継がれていた。

その財宝を求めて、トレジャーハンターらも神海島に押し掛けていたのだ。
 
 
コナンらがそれぞれバカンスを楽しむ中、トレジャーハンターの一人がサメに襲われて死亡した。

事故かと思われたが、被害者のダイビングスーツには、魚の血を詰めた薄いビニール袋が細工された痕跡が。

サメは、水圧で破れて流れ出た血の匂いを嗅ぎ付け、被害者を狙ったのだ。

つまり、これは事故ではなく殺人事件。

さらには、神海島にいるトレジャーハンターらと、確保された強盗犯との関係性も明らかに。
 
 
果たして事件の犯人は誰なのか？
伝説の女海賊が遺した財宝の謎との関係性は？
 
 
「紺碧の棺」は、財宝を巡っての、トレジャーハンターとの対決も見所の一つのストーリーだ。
 
 
キャッチコピーは、

「そこに浮かぶのは、誰だ…」
「コナン君、どこにいるの？」

だ。

「紺碧の棺」の感想(※ネタバレ)

ではここからは、「紺碧の棺」を観て感じた、個人的な感想についてご紹介しよう。
一部ネタバレを含んでいるので、未見の方はご注意頂きたい。
 
 
「紺碧の棺」は、今までのコナン映画とは全く違うポイントに焦点を当てた作品だと感じた。

今までは、コナン(工藤新一)×毛利蘭、服部平次×遠山和葉というカップリングが注目される傾向にあった。

そうしたラブコメ要素を全面に出した作風が多い印象が強かったのだ。
 
 
そんな中、今回見所となったのは、毛利蘭と鈴木園子の深い友情関係。
そのストーリーは今までにないテイストで、斬新な印象を感じたのだ。

物語のクライマックスで、絶体絶命の危機に見舞われた毛利蘭と鈴木園子。
二人が背中合わせで戦うシーンは、「紺碧の棺」の中で言わずと知れた名場面と言えるだろう。

こんなにも深く信頼して、背中を預けられる親友がいる、ということ。
切っても切れない絆には、羨ましさも感じたものだ。
 
 
また、今作では、コナンと灰原哀の間にある信頼関係も光っていた。

灰原哀のことを「相棒」を言い切ったコナン。
好意を抱く灰原哀としては複雑な心情もあるのだろうが…

ただ、「相棒」と言われた時の灰原の表情は、少し嬉しそうにも見えた。
自分だけの特別感のようなものを感じていたのだろうか。
 
 
その後、コナンの帰りを寝ずに待つ灰原哀の姿には、キュンとしたものだ。

お互いを信頼していることが分かる描写が多かった「紺碧の棺」。

これをきっかけに、コナン×哀のカップリングにハマるファンもいたとのこと。

名探偵コナン第11弾「紺碧の棺」
この映画は、コ哀ファンにとっては、コナンの相棒発言が出た記念すべき映画ですなー！
あとは、園子と蘭の背中合わせの闘いがカッコイイー！ pic.twitter.com/t8DpCqmKZd

— マツケン@コ哀大バカ之助 (@matsuken_conan) December 14, 2015

 
 
「紺碧の棺」は異色のテイストだけに、ファンの中では好みが分かれる作品という印象。
しかし、コナン映画の歴史を作るに欠かせない作品だと感じた。

なお、タイトルの「ジョリー・ロジャー（英: Jolly Roger）」とは「海賊旗」の意味である。

「紺碧の棺」にルパン出演の真相とは？

ストーリー序盤、警視庁の佐藤刑事と高木刑事が追っていた強盗犯。

その二人組は、ルパン三世と峰不二子の覆面をしていたのだ。

ド派手なカーチェイスの末、強盗犯を捕まえた佐藤刑事ら。

「何でよりによってルパンなの？」と尋ねたが、意識を失った強盗犯から、その回答は得られなかった。
 
 
「紺碧の棺」の脚本を担当していた柏原寛司氏。
柏原氏は、ルパン三世の脚本も手がけていたのだ。

そのちょっとした遊び心から、今回、ルパン三世を登場させたとのこと。

コナン映画では、こうした制作側の遊び心も所々に感じることができる。
 
 
ちなみに、ルパン登場のエピソードを通して、佐藤刑事の初恋の人がルパン三世、という事実も明らかに。

「紺碧の棺」のロケ地

「紺碧の棺」の舞台となり、コナンらがバカンスで訪れた神海島。

こちらは架空の島だが、実在する島がモデルとなっている。
 
 
それが、東京都の伊豆諸島の真ん中に位置する、神津島（こうづしま）だ。

「神々の集いし伝説の島」と言われ、都内とは思えぬ海の美しさが魅力の島。
ダイビングの名所にもなっている。

出典:http://vill.kouzushima.tokyo.jp/travel/diving.html
 

SNSには、神津島に行ってみたい、というコナンファンの声も多数挙がっている。

神海島って実在しないんだよね〜
でも神津島がモデルになったらしいから行ってみたい！！！！

— Ⓜ️ (@p25cs) July 31, 2014

当時から、聖地巡礼に訪れたファンも多かったのではないだろうか。

「紺碧の棺」の主題歌

では、「紺碧の棺」の主題歌についてご紹介しよう。

それがこちら。
 
 
愛内里菜&三枝夕夏「七つの海を渡る風のように」
 
 
コナンアニメの主題歌も歌っている歌手、愛内里菜＆三枝夕夏 IN db（さえぐさゆうか・イン・デシベル）。

この二組が組んだユニットが、「紺碧の棺」の主題歌を歌っているのだ。

駆け抜けるような疾走感溢れるサビ。

「紺碧の棺」の世界観に合わせた、爽やかな楽曲となっている。

 

Push7

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「紺碧の棺」まとめ

いかがだっただろうか。

「紺碧の棺」は、毛利蘭と鈴木園子の、女同士の友情が見所のストーリー。
二人の絆の深さが伺える内容となっていた。

「紺碧の棺」でしか味わえない要素も満載。
ぜひ改めて、観返してみてはいかがだろうか。