コナンアニメ955話のネタバレ(あらすじ)と感想は?昆虫人間のヒミツ(2019年9月28日)

2019年9月28日に放送された名探偵コナンは、シュールなタイトルで放送前から注目を集めた「昆虫人間のヒミツ」でした。

前回までの「迷宮カクテル」シリーズの重々しい雰囲気から一転、虫のコスプレをした子どもたちやいきなり始まる紙芝居などコミカルな回となっています。

コナンアニメ955話「昆虫人間牧場のヒミツ」ネタバレ（あらすじ）

黒野須駅にやってきた江戸川コナン、小嶋元太、円谷光彦、吉田歩美。
そこには村営人間昆虫牧場があるのです。

昆虫人間を採る気満々の元太は短パン、タンクトップに大きな虫網を持っています。
昆虫人間という事で蝶や蜂の格好をしたお姉さんやクワガタに化けたおじいさんを想像して楽しそうな元太。
そんな4人の耳に何やら不穏な音が聞こえてきました。

音のする方へ進むコナン達。
村役場、兜屋食堂、蝶野医院、郵便局の前を通り過ぎ、鳥居の前までやってきました。
「この上に昆虫人間牧場が」と意気込む元太達。

しかし、行ってみると立ち入り禁止の看板があり、その奥では工事が行われています。
音の正体はショベルカーだったのでした。
そりゃそうだろうとあきれるコナン。

そんな様子を工事中のこわばった顔をした大人たちに見つかり、思わずコナン達は逃げ出してしまいました。
先ほど通り過ぎた兜屋食堂の前を通ると、その前にカブトムシの格好をした男の子が立っています。

驚いたコナン達はそのカブトムシの格好をした少年兜航一13歳、そして弟の航二7歳がいる店に入りました。
そして訳が分からずにいるコナン達に航一は紙芝居で説明を始めます。

その紙芝居によると1年前国の役人がこの村の森に国立カジノ付スーパー銭湯を作ろうと視察にやってきました。
村人は喜んだものの、村長は森にはがが姫という虫をこよなく愛した姫野墓があるからと反対します。

村長を無視した役人が視察を行うとがが姫の祟りの巨大な蛾が現れ、役人が逃げだして銭湯の計画はなかったことになりました。
そして村長は代わりに村営昆虫人間牧場を作ることにしたのです。

それは子供が昆虫の着ぐるみを着て遊ぶ遊園地で、航一達が来ている着ぐるみも村長が用意したものでした。
人間昆虫牧場計画を子どもたちは喜びますが大人たちは大反対。

結局村長が職を止めることになりました。
あきらめきれない村長は退職金で森を買い取り、自ら工事を始めました。
しかし村長は兜村で食事をしている間に亡くなってしまったのです。

そして村長のポケットからがが姫の宝の地図が見つかりました。
どうやら村長はこの宝を独り占めしようとしていたようです。
そして大人たちは宝さがしに熱をあげ、子どもたちは昆虫の着ぐるみを着て大人たちの留守を守っていたのです。
あまりの急展開にあきれる元太達。

そして実話だというこの話に疑問を覚えたコナンは元太とが食事をしている間、村を見て回ることにしました。
コナンは自腹で着ぐるみを買った村長が本当に宝を独り占めしたかったのか疑っています。

そしてある可能性に気付いて郵便局に行きました。
郵便局にいたのはみんみん鳴いている少年、瀬田光男10歳。

村長に届いた荷物の記録を見たいというコナンに記録ノートを見せます。
そのノートには蛾のコスプレ衣装が書かれていました。

村長は自分で蛾の格好をして驚かしたのですね。
そんなコナンに声をかける光男。
鳴きマネの感想を聞かれたコナンは「ナイス」と答えます。

一方、兜屋の前には虫の格好をした元太達の姿がありました。
「こういうかっこするとなんか興奮する」というカマキリ元太とテントウムシ歩美。
そんなふたりに若干あきれ顔のトンボ光彦。

3人が虫の格好をしていた頃、コナンは蝶野医院の前に来ていました。
その前にいたのは蝶野医院の娘、政子11歳です。

村長について尋ねるコナン。
患者のことは話せないけど診察中の雑談位ならと政子はコナンを診察室に招き入れます。
「君かわいいし」と政子はコナンが気に入ったようです。
政子によると本村長は末期のガンで、村長本人もその事を知っていました。

そして虫の格好で森に向かう元太達。

コナンは長くないと知っていた村長が退職金を使って宝探しをしたことや子どもたちにわざわざ着ぐるみを買ったことについて考えこんでいます。
そして「そもそもがが姫の宝は本当にあったのか」という疑問を覚えました。

そこで村役場にやってきたコナン。
大きな声が聞こえてあわてて駆け寄るとクモの格好をした男の子かが天井からぶら下がっています。
クモになったからと糸を貼る練習をして失敗したそうです。
あきれながら助けるコナン。

彼は楠田守夫11歳で父親が役場勤めだと言います。
コナンは守夫に村の歴史の本を借りました。
しかしその本にはがが姫の墓につての記述はありますが宝についてはありません。

その本によればがが姫の墓は前方後円墳だそうです。
宝に関する情報はないのになぜ村長は森を買い取って作業をしていたのか、そして村長が持っていた地図は何だったのか。

コナンが考え込んでいる時に元太達の声が聞こえてきました。
大人に見つかった元太達が追われていたのです。
慌ててやってきたコナンは3人がなぜ昆虫の格好なのかとあきれ顔。

一方、元太達は宝を盗みにやってきた疑いをかけられています。
されにコナンも見つかってしまい、慌てて4人は逃げ出しました。
そして森に入った4人。

木に登ったコナンはふと開発していた方を見て村長の目的に気が付きました。
「がが姫の宝はなかった」と大人達に言うコナン。
その証拠に歴史資料に宝のことはありません。

村長は本当に昆虫人間牧場を作ろうとしていました。
しかし村長は自分が完成まで生きられないことを知り、その後を続けてもらえるようわざと自分が宝を独り占めにしようとしているといううわさを流したのです。

そして細かい宝の発掘方法を記した地図を残しました。
その地図はがが姫の墓を再現する設計図だったのです。
その証拠に地図に沿って作られた墓が見えます。
村長は自分を悪者に昆虫牧場づくりを託したのですね。

帰り道、まだカマキリの格好の元太。
そしていまだに巨大な虫網を持っています。
なぜか悪そうな顔をした元太は「昆虫人間は人間採集をする」と言って虫網を振り回すのでした。

コナンアニメ955話「昆虫人間牧場のヒミツ」感想

虫に化けた子供たちが暮らす街。
なかなかシュールな世界観でしたね。
アニメオリジナルならではの物語と言えます。

村長が子ども達のために悪役になっても昆虫人間牧場を作ろうとしたところはコナンらしいほんわかとしたオチでしたね。

次週のコナンアニメ956話「謎解き水上バス（前編）」

次回の名探偵コナンは「謎解き水上バス（前編）」

米花公園で頭を割られた遺体が見つかりました。
被害者が門脇栄二という母の安子に暴力をふるっていたそうです。
兄の優一、小学校教師だった安子の元教え子高瀬が容疑者に浮かびます。
ヒントは「飲み食べ放題」。

 

Push7

無料posted withアプリーチ

コナンアニメ955話「昆虫人間牧場のヒミツ」まとめ

緊迫続きの迷宮カクテルから一転、小ネタ満載の回でした。
たまにはこういうストーリーもいいですね。
次回もアニメオリジナルですが、また推理を楽しめる話のようなのでこうご期待。

画像出典：https://tver.jp/episode/63198236