コナンの宮野エレーナの初登場回は原作とアニメで何話？登場回のネタバレと感想まとめ

子供から大人まで大人気のミステリー漫画、名探偵コナン。
今や原作だけではなく、アニメ、映画も大ヒットを記録しています。

そんな中、2019年現在、注目されているキャラの一人が、宮野エレーナ。
謎多きエレーナの素顔が、ついにアニメで描かれることになったんですよ。

今回は、宮野エレーナの初登場回を漫画原作、アニメと合わせてご紹介します。
初登場回のネタバレと感想もお伝えするので、よかったらご覧下さいね。

宮野エレーナの初登場回とネタバレは？

では早速、宮野エレーナが初めて登場した回を、漫画原作とアニメと合わせてご紹介します。

それがこちら。

・コミック39巻File.6/アニメ329話
「お金で買えない友情(前編)」

キャンプに向かっていたコナンら少年探偵団。

その道中で、コナンは阿笠博士と、灰原哀の父親、宮野厚司の話をしていました。

阿笠博士と宮野厚司に面識があった、という事実に驚くコナン。

さらに、阿笠博士の口から、灰原哀の母親のことが語られたのです。
 
 
その人物こそ、宮野エレーナ。
 
 
阿笠博士の感じた印象では、無口で何を考えているかわからない人物だった様子。

この時はまだシルエットしか描かれていなくて、ミステリアスなキャラクターという印象でしたね。

コナンは、灰原哀の母親が外国人だった、ということにも驚いていました。
 
 
この時はちらっとしか描かれていませんでしたが、

この後のエピソードで、宮野エレーナの人物像が少しずつ明らかになるんですよ。
 
 
それがこちら。

・コミック41巻File.10-42巻File.1/アニメ340-341話
「トイレに隠した秘密(前・後編)」

宮野厚司の昔の友人に会いに、とあるデザイン事務所へ行ったコナンや阿笠博士、そして灰原哀。

そこはかつて、宮野厚司が生活していた家でもありました。
 
 
しばらく家を空けるからと、友人の出島壮平に30年間、家を貸していた宮野厚司。

そんな中、20年前に一度、宮野厚司ら家族が、その家を訪れていたことが分かったのです。
 
 
宮野家の動きが少しずつ明らかになる中、
灰原哀の口から、宮野エレーナについて語られることに。

それは、黒の組織にいた時の宮野エレーナの異名についてでした。
 
 
「ヘルエンジェル」

つまり、「地獄に堕ちた天使」と呼ばれていた宮野エレーナ。

灰原哀は、母親の宮野エレーナが本当はどんな人物だったのか知りたくて、
今回、デザイン事務所を訪れることを決心したのでした。
 
 
しかし、様々な話を聞くうちに、
宮野エレーナは噂通りの無口で陰気な人物だったと、完全に興味をなくしてしまった灰原哀。

そんな灰原哀にストーリー終盤、最高のプレゼントが渡されたのです。
 
 
それは、宮野エレーナが愛する娘、志保(灰原哀)に残した、メッセージの入ったカセットテープ。

優しくて温かい言葉に、灰原哀は嬉しそうに微笑むのでした。

コナンもそのテープを聞いて、
宮野エレーナは正真正銘のエンジェルだと、話していましたね。
 
 
宮野エレーナの母親らしい一面が、ファンにも知られることになりました。

宮野エレーナの初登場回の感想は？

ではここからは、宮野エレーナの初登場回を見て感じた、個人的な感想についてご紹介します。
 
 
今までにも、何度か存在は示唆されていた宮野エレーナ。

ストーリーのキーマンである、灰原哀の実の母親として、注目されていましたよね。
 
 
阿笠博士がちゃっかり宮野厚司、エレーナ夫妻と面識があったことにも驚きでしたが…

当時は、阿笠博士が黒の組織の研究者と面識があったことに、
「やっぱり阿笠博士が黒幕ではないか！」と考えたものでした。

まぁこれに関しては、原作者の青山剛昌先生が否定しているので置いておくとして、
 
 
やはり、宮野エレーナの謎めいた雰囲気は、当時から印象深いものでした。

いかにも理系で落ち着いた、物静かな女性、といったところでしょうか？

描かれているシルエットも、そう見えるように演出されていましたよね。
 
 
灰原哀が生まれて間もない頃に亡くなってしまった宮野エレーナ。

母親の記憶が全くない灰原哀は、
宮野エレーナが本当はどんな人物だったのか、知りたくなったようです。
 
 
まぁあまりに大人びているので忘れがちですが、
灰原哀の本当の年齢は、18歳。

年頃の女の子からしたら、当然の感情ですよね。
 
 
そして、「トイレに隠した秘密(後編)」にて描かれた、宮野エレーナから灰原哀へのメッセージ。

後にこれは灰原哀が何度も聞き返す宝物となるわけですが、
母親としての愛がたっぷりつまっていると感じました。
 
 
コナンの言う通り、まさしくエンジェル。

娘をどれだけ大切に思っていたのか、その語りかけるような優しい声を聞けば伝わってきます。
 
 
改めて見返してみると、ついうるっときてしまいますね。

もしかしたら黒の組織の秘密が明かされるかも、という緊迫の状況の中で、

まさかこんなほっこりしたエピソードが見られるとは、ファンとしても嬉しい限りでした。

宮野エレーナから、灰原哀の姉、宮野明美へ、
カセットテープを託された経緯も、家族愛を感じますね。
 
 
さて、その反面で、ファンが密かに注目していたのが、
メッセージに残された、ある内容。

「実はお母さんね…」で始まるこの言葉の続きは、長年伏線とされていましたが、、

コミック78巻にて、ついに明かされることとなりました。
 
 
このカセットテープには、灰原哀への母としてのメッセージだけではなく、
宮野エレーナら夫妻が、組織でどんな薬を作っていたのかが描かれていたのです。
 
 
その薬こそ、コナンや灰原哀が飲んだ毒薬、アポトキシン4869。

宮野エレーナはこの薬を「シルバーブレット(銀の弾丸)」と呼んでいました。

シルバーブレットといえば、狼人間を倒せる唯一の銃弾のこと。

コナンの世界では、黒の組織を狼人間に見立てて、
それを倒せる力のある、コナンや赤井秀一らが呼ばれていますね。
 
 
同じような意味で使っていたとしたら、
この時から、宮野夫妻は黒の組織を壊滅させるよう、密かに研究を進めていたのかもしれません。

となると、今後、まだ明かされていないテープの内容が出てくる可能性もありますね。
 
 
ストーリーのキーマン、宮野エレーナの登場シーンを楽しみに待ちましょう。

宮野エレーナのその他登場回一覧

ではここからは、宮野エレーナのその他の登場回を一覧でご紹介します。
 
 
・コミック42巻File.3/アニメ343話
「コンビニの落とし穴(前編)」

灰原哀は、宮野エレーナから残されたメッセージを聞いていました。

娘を応援する、母親らしい宮野エレーナの言葉が収録されています。

18歳になった灰原哀に贈られたメッセージには、ある伏線が隠されることとなりました。
 
 
・コミック78巻File.4/アニメ702話
「漆黒の特急(隧道)」

こちらでは、先程ご紹介した「コンビニの落とし穴」での伏線が回収されます。

「実はお母さんね…」で始まる宮野エレーナのメッセージには、
黒の組織でエレーナらがどんな薬を作っていたのかが残されていたのでした。

組織に追われて絶体絶命の灰原哀の回想として、宮野エレーナの声が収録されています。
 
 
・コミック84巻File.7/アニメ771話
「ギスギスしたお茶会(後編)」

黒の組織のメンバーとして、病院で密かに捜査をしていた、潜入捜査官の安室透。

毛利蘭に叱られるコナンの姿を見て、幼い頃の記憶を思い出していました。

その回想として登場したのが、宮野エレーナ。

まだ素顔は明かされていないものの、
この回により、安室透との繋がりが示唆されることとなりました。
 
 
・コミック95巻File.6-9/アニメ952-953話
「迷宮カクテル(前・後編)」(2019.9/7、14に放送予定)

探偵、毛利小五郎と共に、とあるクラブを訪れていた安室透。

事件を捜査する中で、安室透がなぜか思い出したのは、
小さい頃にお世話になった女医、宮野エレーナの存在だったのです。

とうとう描かれることとなった、宮野エレーナの素顔。

噂とは全く違う、人間味溢れるエレーナの姿が収録されています。

幼い頃の安室少年は、宮野エレーナに会いたくて、わざとケガをしては病院に行っていたようですね。

 

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宮野エレーナの登場回まとめ

いかがだったでしょうか。

宮野エレーナは、人気キャラ、灰原哀の実の母。
その端正なルックスも、注目を集めていますよね。

今後、登場が期待される宮野エレーナから、目が離せませんね。