毛利小五郎が警察を辞めた理由は？かっこいい名言エピソードは？

数々の魅力的なキャラクターが登場している名探偵コナン。
その中でも、「眠りの小五郎」の名で親しまれているのが毛利小五郎です。

いつも的はずれな推理をして、コナンを困らせている毛利小五郎。
ただ、中にはとてもカッコイイ毛利小五郎のシーンも描かれているんですよ。

今回は毛利小五郎が警察を辞めた理由、そして小五郎のカッコイイ名言エピソードをまとめました。

名探偵コナンの毛利小五郎が警察を辞めた理由は？

現在は探偵として活動している毛利小五郎。
しかしその前は、刑事だったこともあるんですよ。

今のヘッポコっぷりを見ると、「ドジってクビになった？」と考える方もいたでしょうが、、

実は毛利小五郎が警察を辞めるには、ある理由があったのです。

そのエピソードが描かれているのは、
劇場版第2作「14番目の標的(ターゲット)」にて。

当時、警察官として犯人の取り調べをしていた毛利小五郎。
しかし、犯人はトイレ中に隙を見て、付き添いの警官から拳銃を奪って逃げ出します。

犯人が人質にとったのは、たまたま警視庁に来ていた小五郎の妻、妃英理。

毛利小五郎はそんな妻に構うことなく、犯人に向けて発砲したのです。

その弾はそれて、妃英理の足をかすめることに。

結果的に犯人は確保したものの、
毛利小五郎が人質に構わず撃ったことが警察署内部で問題になりました。

その後すぐ、毛利小五郎は警察を辞めることとなったのです。
 
 
これだけ聞くと、毛利小五郎はヒドイ人物のように感じますよね。

しかし、毛利小五郎が発砲した本当の理由は、妻の妃英理を助けるためだったのです。

足に怪我をさせることで、人質となった英理を解放するため。
 
 
毛利小五郎の警察官辞職には、こんな裏話が隠されていたのです。

この真実を知る人はほんの一握りですが、妃英理もこのことに気付いているんですよ。

14番目の標的のネタバレと感想は？犯人とその動機＆タイトルの意味とは？|コナン映画1998年

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2018.10.28

毛利小五郎のカッコイイ名言エピソード

では、愛すべきキャラ、毛利小五郎のカッコイイ名言エピソードについてご紹介します。

アニメ28話「小五郎の同窓会殺人事件(後編)」

こちらは、単行本コミック9巻に収録されています。

大学時代の同窓会に参加した毛利小五郎。
そこで、同級生の一人が頭を撃ち抜かれて死体で見つかります。

犯人は内部の人間、つまり毛利小五郎の親友の誰か。
必ず自分が事件を暴くと、感情的になる熱い小五郎が描かれています。
 
 
宣言通り、事件の犯人を見つけ出した毛利小五郎。

「きさまに何がわかる!?」と小五郎に掴みかかる犯人。

それに対して、毛利小五郎はこう言ったのです。

「わからねーな…
どんな理由があろうと…
殺人者の気持ちなんて…
わかりたくねーよ…」

と、得意の一本背負いをして、答えました。

さらに、腕は落ちていないと話す犯人にこう続けます。

「バーカ、
おまえが弱くなっただけだよ…
心も体もな…」

と。

いつもとは違う毛利小五郎の姿にグッとくる名言ですね。

アニメ306話「見えない容疑者(後編)」

こちらは毛利小五郎が、学生時代の同級生、雨城瑠璃に再会するストーリー。
単行本コミック37巻に収録されています。

そこで殺人事件が発生し、毛利小五郎は事件解決に奮闘します。
 
 
毛利小五郎の名言が飛び出したのは、真相を解明した時のこと。

犯人はなんと、雨城瑠璃の血の繋がった父親、南雲暁だったのです。

若い頃、南雲暁と交際していた瑠璃の母親。
しかし、別れて他の男性と付き合うようになってから、妊娠が発覚したのでした。

今回の事件が起きたのは、被害者がこの事実を知ったため。

雨城瑠璃と南雲暁の関係が知られれば、瑠璃の家族がメチャクチャになる。

そう思った南雲は、今回の犯行に至ったのでした。

南雲暁の犯行を黙っていてほしい、と毛利小五郎に頼む雨城瑠璃。

それに対する小五郎の答えがこちら。

「やだね…
相手がおまえなら、なおさらこの取り引きに応じるわけにはいかねーよ…

幼なじみのおまえを…
こんなつらくて悲しいウソで、一生縛りたくはねーからな…」

と。

なんとも優しさに溢れた、毛利小五郎らしい名言でしたね。

アニメ372話「物言わぬ航路(後編)」

こちらは毛利小五郎が沖縄へ向かった先で、事件に遭遇するストーリー。
単行本コミック45巻に収録されています。
 
 
犯人の完璧なアリバイを見事に崩した毛利小五郎。

犯人は、自分の野球選手生命を被害者に絶たれたことへの仕返しとして、犯行に至ったのでした。

日本記録を塗り替えるのは、自分のはずだったと話す犯人。

それに対する小五郎の答えは、犯人の心に響くものでした。

「どの道あんたに日本記録は無理だ…

そりゃーだまされた事は不憫に思うが…
ストッパーっていうのは、チームにとって最後の砦…

ボコボコに打たれようがクソミソに野次られようが…
次の試合で出番がくりゃ、平気な顔でマウンドに立たなきゃいけねーんだ！

我を見失って人殺ししちまうような奴に…
チームの命運を背負い続けることはできなかったと思うぜ…」

と。

これにはコナンも感心していた様子。
厳しくも愛のある言葉は、とても小五郎らしいです。

アニメ902話「妃英理弁護士SOS(後編)」

こちらは、毛利小五郎の妻、妃英理が誘拐されるストーリー。
単行本コミック93巻に収録されています。
 
 
訴訟に負けた腹いせに、妃英理の裸の写真をネットにアップしようとする犯人。
絶体絶命のピンチに陥った英理を救ったのは、毛利小五郎だったのです。
 
 
ビルの4階まで壁をかけのぼり、愛する妻の元へ駆けつけた毛利小五郎。

その時のセリフは、まさに名言と言えるものでした。

「バーカ…

英理の裸を見ていいのは…
この世で唯一…俺だけだ」

これには、妃英理も思わず赤面していました。
別居が解消される日も近いかもしれませんね。

毛利小五郎の妻妃英理との別居理由は？恋愛回と登場回まとめ

名探偵コナンの毛利小五郎には、才色兼備の妻、妃英理がいますが、現在は別居中。今回は、毛利小五郎と妻の妃英理の別居理由についてご紹介します。毛利小五郎と妃英理のオススメ恋愛回や登場回もまとめてあるので、ご覧下さいね。

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2019.02.17

劇場版第9作「水平線上の陰謀」

こちらでは、豪華客船アフロディーテ号を舞台に、連続殺人事件が発生します。

犯人も捕まり、一時は一件落着と思われました。
しかし、この事件には、まだ明かされていない真実があったのです。
 
 
それにいち早く気付いたのは、毛利小五郎。
真犯人である秋吉美波子を問いつめます。

「沈んでいく船の上で、そんな推理は無意味」と話す秋吉美奈子。

それに対して、毛利小五郎はこう言いました。

「やめられるかよ…
真相を解き明かすのが探偵の性なんでね…」

と。

さらに、秋吉美波子をお得意の一本背負いで倒した毛利小五郎。

最初から名探偵に目をつけられていた自分の運命を皮肉る秋吉。
そこで、小五郎はこう言ったのです。

「あんたがあいつに似てたから…
犯人があんたじゃなきゃいいと思って…
無実の証拠を集めようとしたからこうなっちまったんだよ…」

と。

「あいつ」というのは、言うまでもないですが、妻の妃英理のこと。

本当に毛利小五郎は妻が絡むと、普段以上の力を発揮しますよね。

名探偵コナンの毛利小五郎とは？

ではここからは、毛利小五郎がどのようなキャラクターなのかおさらいしましょう。
 
 
毛利小五郎とは、毛利蘭の父親。

以前は捜査一課の刑事でしたが、後に辞職。
現在は毛利探偵事務所で、私立探偵として活動しています。

コナンの密かな活躍もあり、名探偵「眠りの小五郎」の名は世間に広く知られることに。

しかし当の本人はいわゆる「ヘッポコ」で、とんちんかんな推理をすることも多いキャラクターです。

 

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毛利小五郎のかっこいいエピソードと名言まとめ

いかがだったでしょうか。

毛利小五郎はギャグ担当のキャラに見られがちですが、実はカッコイイシーンもあるんですよ。

たまにそういった姿を見せるからこそ、ギャップでファンが興奮するのかもしれませんね。

今後も毛利小五郎の活躍から目が離せません。