名探偵コナンの中で「安室透」というキャラクターが出てきたとき、古谷徹さんは、一番に「これは絶対に自分が演じる役では…」と思ったそうです。
今では、名探偵コナンで最も人気のある男性キャラクターとなった安室透。ファンの皆さんの中でも、誰が一番好きですか?と聞かれたら、「安室さん!」「降谷さん!」「バーボン」と答える人が多いのではないでしょうか。
そして、ファンなら誰もが知る、同一人物「トリプルフェイス」の安室透役を演じるのが、機動戦士ガンダムの「アムロ・レイ」こと古谷徹さんです。
ゼロの日常警察学校編のネタバレは以下からご覧ください。知られざる秘密が徐々に明らかに・・・
1話(松田陣平編①) | 2話(松田陣平編②) | 3話(松田陣平編③) |
4話(伊達航編①) | 5話(伊達航編②) | 6話(伊達航編③) |
7話(萩原研二編①) | 8話(萩原研二編②) | 9話(萩原研二編③) |
10話(諸伏景光編①) | 11話(諸伏景光編②) | 12話(諸伏景光編③) |
13話(最終回) |
名探偵コナン原作の直近のネタバレは以下からご覧ください。
ゼロの日常のネタバレ一覧はこちら
1093話(ファミレス殺人事件③) 2022年22・23合併号 (2022年4月27日発売) | 1092話(ファミレス殺人事件②) 2022年21号 (2022年4月20日発売) | 1091話(ファミレス殺人事件①) 2022年20号 (2022年4月13日発売) |
1090話(京都殺人事件~和葉vs紅葉~③) 2022年16号 (2022年3月16日) | 1089話(京都殺人事件~和葉vs紅葉~②) 2022年15号 (2022年3月9日発売) | 1088話(京都殺人事件~和葉vs紅葉~①) 2022年14号 (2022年3月2日発売) |
古谷徹さんが演じる時代を代表するキャラクター
古谷徹さんといえば「○○!」と答える代表的キャラクターで、その人の年齢がわかるほど、世代を超えた代表的なキャラクターを演じる声優さんです。
60代~70代の人なら「巨人の星」の星飛雄馬、40代~50代の人なら「機動戦士ガンダム」のアムロ・レイ、30代~40代の人には、「ドラゴンボール」のヤムチャや「聖闘士星矢」のペガサス星矢、20代~30代の人は「セーラームーン」のマモちゃんこと地場衛という名前が出てきませんか?
中でも「おやじにもぶたれたことがないのに!」と「アムロ行きまーす!」は、今でも使われる古谷徹さん演じるアムロ・レイの名ゼリフです。
そしてさらに今のアニメファンにとって古谷徹さんといえば安室透です。
これだけでも、その時代を代表するアニメのキャラクターを演じています。
いずれの作品も特別アニメが好きではなくても、知らない人がいないアニメばかりです。あなたはいくつぐらいご存知でしたか?そして、懐かしいと当時を思い出す作品もあるのではないですか?
今回は、声優古谷徹さんの経歴と演じた代表キャラクター、そして隠れたお勧めキャラクターをご紹介しましょう。
古谷徹さんの経歴
古谷徹さんが、声優としてデビューしたのは1966年、まだアニメーションが始まったばかりのころでした。そして、代表作といえる巨人の星が始まったとき、古谷さんはまだ現役の中学生でした。
今では珍しくない劇団ひまわり出身声優さんです。小学生から声優の仕事をし、中学生で自身と同じ年代の10代の野球選手、星飛雄馬を演じます。
しかし、その後学業を優先しお仕事は控え、明治学院大学を卒業と同時に、声優活動を精力的に再開します。
声優の中には、一度仕事を休むと復帰が難しい人もいますが、古谷徹さんは復帰後の方が、主役、レギュラーと大きな役を次々と演じていきます。
それでは、古谷徹さんが演じた代表作です。
・「巨人の星」星飛雄馬(1968年から1971年、1977年から1979年)
・「鋼鉄ジーク」司馬宙(1975年)
・「飛び出せ!マシーン飛竜」風間力(1977年)
・「野球狂の詩」山井英司(1977年)
・「機動戦士ガンダム」アムロ・レイ(1979年)
・「宇宙戦艦ヤマトⅢ」徳川太助(1979年から1980年)
・「ストップ‼!ひばりくん!」坂本耕作(1983年)
・「ナイン」新見克也(1983年)
・「ふたり鷹」沢渡鷹(1984年)
・「聖闘士星矢」ペガサス星矢(1986年)
・「ドラゴンボール」ヤムチャ(1986年から1989年)
・「美少女戦士セーラームーン」地場衛(1992年から1996年)
・「名探偵コナン」安室透(1999年から)
・「ONE PIECE」サボ(2000年から)
安室透とサボ役は、今でもレギュラーとして演じていますが、ここで古谷徹さんの代表作を改めて振り返ってみたいと思います。
古谷徹さんの代表作
「野球狂の詩」山井英司
当時、少年役が多かった古谷徹さんが20代で演じた大人の男性です。「野球狂の詩」は、ドカベンの水島新司さんの野球漫画です。
ほとんどのメンバーが「東京メッツ」をはじめとするプロ野球選手です。選手のキャストでは納谷悟朗さん、富山敬さん、曽我部和幸さん、肝付兼太さんといった当時の代表声優が勢ぞろいです。
その中で、古谷さん演じる山井は、「日日スポーツ」のメッツ番記者。中学時代まで優秀な野球選手でしたが、高校の同期で更に有能な選手国立玉一郎(富山敬)にポジション争いで敗れ、親友国立を支える新聞記者になります。
選手以外では、最も登場回数が多く物語のキーパーソンにもなります。
そんな渋い大人の男性役を20代の古谷さんが演じていました。
野球狂の詩は、実写映画にもなった水原勇気編が有名ですが、その他にも「北の狼・南の虎」「鉄五郎のバラード」など、各キャラクターにまつわる話があり、その中で古谷徹さん演じる山井英司は、メッツの選手国立とのエピソード「熱球白虎隊」で主役を演じています。
原作とアニメが違った展開になっていることでも有名な話で、原作を読んだ人は、ぜひアニメも探して見ていただけたら、と思います。
まだガンダムが始まる前々年に山井役を、そして同じく水島新司さんの作品「一球さん」では、主役がそろう巨人学園の司幸司役を演じました。
巨人の星が終わってから、ほぼ学業優先だった古谷徹さんが、いきなり渋い役を演じたので、驚いたのを今でも覚えています。
「ふたり鷹」沢渡鷹
「エリア88」「クレオパトラD・C」「砂漠の薔薇」などたくさんの作品を発表する、バイク大好き漫画家、新谷かおるさんのバイク漫画です。
コミックマーケットに行かれる方は、「第88回コミックマーケット」の時に、新谷かおるさんの「エリア88」がカタログの表紙となっていたので、作者の名前だけは知っている、という人もいますね。
新谷かおるさんといえば、ドラマ「緋の稜線」の原作者、佐伯かよのさんの夫としても有名で、お互いの作品中で、メカやキャラクターなどの協力をしている場面を見かけることがあります。
「ふたり鷹」は、そんな新谷かおるさんの代表作品の一つです。
生後すぐ病院の火災で、入れ替わってしまった沢渡鷹と東条鷹。医師であった父をその時の火事で失い、母緋沙子の女で1つで育った沢渡鷹は、高校三年生の時、東条鷹と再会します。
互いにバイクの道を究める2人は、バイクを通してライバルとして、また仲間としてレーサーとして成長していきます。
この中で、古谷徹さんが演じるのは、財閥の息子として生まれながらも、母の手一つで育つバイクを愛する奔放な主人公「沢渡鷹」の役です。
「美少女戦士セーラームーン」地場衛
少年漫画の主人公を演じることが多い古谷徹さんの作品の中で、数少ない少女漫画、しかもイケメン少年役、マモちゃんこと地場衛です。
20代の女性にとって「プリキュア」が子ども時代に誰もが見ていたアニメなら、30代女性の代表漫画が「セーラームーン」ですね。
当時、まだ新人に近かった三石琴乃さんが主演の「美少女戦士セーラームーン」。今では大ベテランと言われる篠原恵美さん、皆口裕子さん、久川綾さんがセーラースターズのメンバーとして演じています。
2000年に29歳の若さで急逝された新山志保さんも星野光というレギュラー役を演じていました。
少女ばかりの漫画の中で、紅一点ならぬ黒一点の地場衛は、唯一の男性レギュラーです。今で言う「ソードアートオンライン」のキリトのような立ち位置だった、ということでしょうか。
古谷徹さんは、女性声優さんの中で唯一の男性声優として5年も演じていたんですね。
男性ファンの皆さんには、ご存知ない方もいるかと思い、こちらを入れさせていただきました。
「ONE PIECE」サボ/ダディ・マスターソン
「ONE PIECE」でルフィの義兄といえば、エースですが、もう一人の義兄弟が古谷徹さん演じる「サボ」です。
黒のシルクハットに、ダンディな黒コートと、半裸?のエースやルフィとはちょっと違った、おしゃれな青年です。ルフィを可愛いと言ってしまう愛すべきお兄さんです。
メラメラの実争奪戦の後、エースが持っていたメラメラの実の能力者となります。革命軍のナンバー2の実力者です。エースを助けられなかったことを悔やみ、今ではルフィの後ろ盾として、ドフラミンゴ討伐の手助けをします。
映画「GOLD」では、物語のキーパーソンとして、海軍の砲撃を妨害するなどの活躍をします。
古谷徹さんは、他にもアニメオリジナルキャラクターのダディ・マスターソンの声も担当しています。東の海「最強の銃使い」と言われる娘キャロルを溺愛する賞金稼ぎの役です。
「ONE PIECE」は名探偵コナンと同じ長寿番組のため、ゲストとして出ていた声優が、その後レギュラー役になっている人がいます。古谷徹さんもその一人です。
「ナイトシフト 真夜中の救命医」(マイケル・ラゴーサ〈フレディ・ロドリゲス〉
2015年WOWWOWで、2017年にスカパーで放映された「ナイトシフト」では、サンアントニオ記念病院の事務から、医師への夢を捨てきれず、研修医となるラゴーサ役を古谷徹さんが演じていました。
ドラマがスタートした時は、目の病気を理由に医師になるのを諦め、サンアントニオ記念病院の事務長として、お金のことばかりを考える嫌な役回りです。しかし、病気が治ることを知り、第二シーズンから研修医として働きまじめます。離婚歴があり、別れた妻との間の子どもたちのそばにいるために他の病院へ移り、サンアントニオ記念病院を去ります。
2019年スカパーで放映されている新シーズンでは、研修医として他の病院に移ってしまったため、登場していません。残念です。
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古谷徹さん~少年から青年へ
アムロ・レイ役から40年、古谷徹さんといえば中学生や高校生の少年役がほとんどでした。
しかし、名探偵コナンで安室透役を演じ始めた頃から、古谷徹さんの演じる役は、イケメンの青年役が多くなりました。「ONE PIECE」のサボも、その一人ですね。
年齢的に神谷明さんや古川登志夫さんと、同じ年代の古谷徹さん。すでに60代を超えていながら、20代役を次々こなすその声は、流石といったところでしょうか。
●まとめ
古谷徹さんは、NHKで放映されている「クローズアップ現代」が、「クローズアップ現代+」となってから、ずっとナレーションを担当しています。
「クローズアップ現代+」では、落ち着いた声が、ドキュメンタリー番組に出る人たちの言葉にならない思いを語っています。
熱い少年の声と、落ち着いた大人の声を使い分ける古谷徹さん。名探偵コナンファンはもちろん、声優ファン、アニメファンの一人として、いつまでも応援して行きたいですね。
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