古谷徹(コナンの安室透役)の実年齢は？歌唱力がハンパない理由とは？

名探偵コナンにとって、今ではなくてはならない大切なキャラクターの一人となったのが、安室透です。

安室透の名前の由来にもなった「機動戦士ガンダム」アムロ・レイ役で有名な声優古谷徹さん。

もちろん彼が安室透の声を演じています。

ちょっと渋くてかっこよく女性にも優しく、コミカルなところもある、あまりにも美味しい20代のイケメン安室透。彼を演じている、古谷徹さんって実は何歳なの？

そしてすごく歌が上手い！と聞いたけれど、それはなぜ？

と思っているファンの皆さんのために、古谷徹さんの実年齢と歌唱力がハンパない理由についてご紹介しましょう。

古谷徹さんの実年齢は？

「名探偵コナン」の安室透、「ONE PIECE」のサボと20代の青年を演じる古谷徹さんの実年齢は、1953年7月生まれ、平成最後の2019年4月現在66歳になります。

常にはつらつとした若い声を演じる古谷徹さんですが、すでに60代後半だったのですね。本当に声優さんは、すごいです。

アニメ声優としてのデビューは1966年の13歳の時のため、すでに50年を超える大ベテランです。この経歴の長さが、実年齢疑問の一つとなっているようです。

第二次アニメブームの昭和50年代に機動戦士ガンダムのアムロ・レイを演じていた時は26歳でしたが、当時の人気声優仲間と、今でも長いお付き合いがあるようです。

奥様の間嶋里美さんは、1983年「ストップひばりくん！」で共演したことがきっかけで出会った、ということです。間嶋里美さんは現在は専業主婦で、家族を支えています。

早いデビュー！そして20代の古谷徹さん

中学生の時に、同世代の星飛雄馬（巨人の星）を演じていた古谷徹さんでしたが、学業優先と大学までお仕事を控えます。ブランクというほどではありませんが、5年以上に渡ってアニメの第一線から名前を見かけなくなります。

そのため、「機動戦士ガンダム」からファンになった人にとって、古谷徹さんの年齢は、しばらく謎になっていたようです。

他の声優と比べて、あまりにもデビューが早かったこともあり、しばらくは年齢を公表していなかったということでしょうか。

しかし、現役中学生から高校生の古谷徹さんが中学生から高校生の星飛雄馬を演じていたのは、ファンの間では知られていたことで、リアルタイムで「巨人の星」を見ていた人はおよその年齢の検討はついていましたね。

学業優先のブランクを経て、明治学院大学の学生だった21歳の時に「鋼鉄ジーク」の主人公司馬宙役で復帰します。

その後、20代の古谷徹さんは、機動戦士ガンダムのアムロ・レイ役で一躍脚光を浴びます。当時、「野沢那智と白石冬美のパックインミュージック（ラジオ番組）」にゲスト出演、小山茉美さんとの馴れ初めを姉？明子こと白石冬美さんに話していました。

白石冬美さんに小山茉美さんを「なんて呼んでいるの？」と聞かれ、初々しく「茉美さん」と答えていた古谷徹さんでした。

その後も「宇宙戦艦ヤマトⅢ」「メーテルリンクの青い鳥」「ストップひばりくん！」と次々に主役やレギュラー声優を担当。当時、アニメのイケメン役といえば神谷明さん、と言われていた彼に、ライバル意識を持っていたという自伝もあります。

そして、人気若手声優の一人として、その神谷明さんと一緒に声優ユニットの草分けとなる「スラップスティック」を結成します。

声優は歌が上手い！古谷徹さんとスラップスティック（古谷徹さんが歌がうまい理由）

1970年代後半から1980年代にかけて、「宇宙戦艦ヤマト」古代進役の富山敬さん、「キャプテンハーロック」の井上真樹夫さん、「科学忍者隊ガッチャマン」の森功至さんといったベテラン声優を筆頭に、新しいアニメの時代が始まります。

それまでのアニメといえば、「魔法使いサリー」や「エースをねらえ！」「バビル二世」「いなかっぺ大将」といった子どものためのもの、子どもが見るものでした。

その認識を変えたのが「宇宙戦艦ヤマト」、そしてそれに続く「機動戦士ガンダム」「超時空要塞マクロス」です。

今ほどではありませんが、声優という職業が新たな社会的地位を得た時代です。今、書店で並ぶアニメ雑誌「アニメージュ」の創刊もこの当時です。

創刊当時の「アニメージュ」では、新作アニメの絵コンテや「風の谷のナウシカ」の連載などが主な内容でしたが、声優の特集もあり、声優という存在が大きくなります。

そして、もう一つの職業にも注目が集まります。それがアニソン歌手です。

1973年、それまで俳優で声優だったささきいさおさんが、「科学忍者隊ガッチャマン」の打ち上げで歌った歌があまりにも素晴らしかった、とアニソン歌手としてデビューします。

ささきいさおさんのデビューで「声優は声が良い、だから歌も上手い」ということが立証され、声優も歌ってみては、という話が出始めます。

1977年、当時20代だった古谷徹さんは、古川登志夫さん、野島昭生さん、神谷明さん、曽我部和行（曽我部和恭）さんらと声優バンド「スラップスティック」を結成します。

「スラップスティック」は、86歳を迎える声優羽佐間道夫さん（当時44歳）が「役者の特質を生かしてやったらどうか」と提案し結成されました。

楽曲提供者や音楽プロデューサーは、森雪之丞やすぎやまこういち、大滝詠一といった一流アーティスト。

古谷徹さんの担当は、ドラムでしたが、ボーカルは全員がそろって歌うものあれば、古谷徹さんがボーカルを担当するものもありました。

元々声優は歌が上手いというのはよく言われることですが、古谷徹さんは20代の時にプロのバンドボーカルの一人として、アルバムを出しています。

「スラップスティック」は、アルバム一枚で必ず一人が1曲担当しています。1986年まで続き、途中で辞めた神谷明さんの代わりに三ツ矢雄二さんが、三ツ矢雄二さんの脱退後鈴置洋孝さんがメンバーに加入しています。

その間、古谷徹さんは古川登志夫さん、野島昭生さん、曽我部和行さんとともに、「スラップスティック」としての活動を続けていました。

およそ10年間の活動中、11枚のアルバムを発売、アニメ主題歌や「レッツゴーヤング」といったNHKのテレビ番組にも出演しています。「レッツゴーヤング」とは、太川陽介さん、石川ひとみさん、松田聖子さんといった当時人気のアイドルが司会を勤めていたアイドル歌番組です。

スラップスティック解散後も、「ストップひばりくん！（坂本耕作）」「美少女戦士セーラームーン（タキシード仮面）」「ドラゴンボール（ヤムチャ）」といったキャラクターソングも歌っています。

元々、のどから声を出すアイドルと違い、声優はしっかりと役者としての訓練もしていますので、声量もあります。

特に子役から鍛えた古谷徹さんの声は、歌唱力がハンパなく素晴らしいです。

名探偵コナンでキャラソンは出るのか？

名探偵コナンの声優は皆さん歌も上手です。コナン役の高山みなみさんも「TWO-MIX」というユニットで、多くの楽曲を提供していました。

林原めぐみさんも「シャーマンキング」の主題歌を歌うなど、数多くのアニソンを歌っています。

沖矢昴役の置鮎龍太郎さんも、「テニスの王子様」や「BLEACH」でたくさんのキャラソンを歌っていますよね。

しかし、名探偵コナンでキャラソンと言えば少年探偵団のテーマくらいです。今や、アニメ化されればそれと合わせてキャラソンが出る時代です。
どうしてでないのでしょうね。せっかく歌が上手い声優さんがそろっているのだから、キャラソンを出してほしいですね。仮面ヤイバ―以外にも。

もちろん、古谷徹さんの歌う「安室透」のキャラソンを聴いてみたいと思いますよね。

 

Push7

無料posted withアプリーチ

コナンの安室透役古谷徹さんまとめ

声優ユニットの走り、スラップスティックでボーカルも担当していた古谷徹さんのご紹介でした。

「機動戦士ガンダム」のアムロ・レイも、今や「名探偵コナン」の安室透です。

以前は、イケメンキャラクターが少なかった名探偵コナンも、今では男性キャラクターで充分にグッズが作れるくらい、充実してきました。

これからは、名探偵コナンの男性キャラクターでユニットを組んで、キャラソンを出してほしいですね。