子供から大人まで幅広い層から人気を集めているミステリー漫画、名探偵コナン。
毎年公開している劇場版映画も大ヒットを記録しています。
2025年4月18日(金)には、第28作目となる「隻眼の残像(フラッシュバック)」が公開。
長野県を舞台にした、警察がテーマの作品となっています。
今回は、コナン劇場版第28作「隻眼の残像」の感想(ネタバレ有り)についてまとめました。
ゼロの日常警察学校編のネタバレは以下からご覧ください。知られざる秘密が徐々に明らかに・・・
1話(松田陣平編①) | 2話(松田陣平編②) | 3話(松田陣平編③) |
4話(伊達航編①) | 5話(伊達航編②) | 6話(伊達航編③) |
7話(萩原研二編①) | 8話(萩原研二編②) | 9話(萩原研二編③) |
10話(諸伏景光編①) | 11話(諸伏景光編②) | 12話(諸伏景光編③) |
13話(最終回) |
名探偵コナン原作の直近のネタバレは以下からご覧ください。
ゼロの日常のネタバレ一覧はこちら
1093話(ファミレス殺人事件③) 2022年22・23合併号 (2022年4月27日発売) | 1092話(ファミレス殺人事件②) 2022年21号 (2022年4月20日発売) | 1091話(ファミレス殺人事件①) 2022年20号 (2022年4月13日発売) |
1090話(京都殺人事件~和葉vs紅葉~③) 2022年16号 (2022年3月16日) | 1089話(京都殺人事件~和葉vs紅葉~②) 2022年15号 (2022年3月9日発売) | 1088話(京都殺人事件~和葉vs紅葉~①) 2022年14号 (2022年3月2日発売) |
コナン映画「隻眼の残像」の監督は?
今作でメガホンをとるのは重原克也監督。
2023年映画の「黒鉄の魚影(サブマリン)」では演出を担当していましたが、コナン映画の監督としては初めてとなります。
過去の担当作品を見ても演出がほとんどで、監督としては多くありませんでした。
そして今回、脚本を担当したのは櫻井武晴さん。
劇場版コナンではお馴染みの脚本家さんですが、今までにも以下の作品の脚本を担当されています。
第17作「絶海の探偵(プライベートアイ)」
第19作「業火の向日葵」
第20作「純黒の悪夢(ナイトメア)」
第22作「ゼロの執行人」
第24作「緋色の弾丸」
第26作「黒鉄の魚影」
コナクラさんならお察しでしょうが、こうして見るとシリアスな大人向けのテイストが多いことが分かりますよね。
今回の「隻眼の残像」も、科学の要素を取り入れていて、比較的難しい場面も多かったように感じました。
あとは原作や過去の作品と絡めたネタも多数あったので、コナンに詳しい人ほど楽しめたのではないでしょうか?
コナン映画「隻眼の残像」の感想は?(ネタバレ有り)
ではここからは、コナン映画「隻眼の残像」の個人的感想についてご紹介します。
ネタバレを含んでいるので、まだ見ていない方はご注意くださいね。
予想通りの毛利小五郎活躍回!
今回、メインキャラの一人として活躍が予想されていた毛利小五郎。
その期待を裏切らない、見事な活躍っぷりが印象的でした!
毛利小五郎といえば、抜群の銃の腕前を持つことで有名です。
警察官だった頃、人質となった妻を無視して発砲したことを問題視されて警察をやめた、という過去がありました。
これもわざと妃英理の足に当てて、人質から解放させるためだったんですけどね。
このあたりは劇場版第2作「14番目の標的」をご覧いただけると、より今作が楽しめると思います。
警察をやめた毛利小五郎はそれ以来、銃を握ることはありませんでした。
それは「14番目の標的」でも頑なでしたよね。
しかし今回、毛利小五郎は二度発砲することがありました。
もちろん立場上、公にはされていないものの、一度目は発作を起こした大和警部に代わって雪崩を止めるため。
二度目は公安警察の風見に代わって、逃走する犯人を止めるため。
どちらも的確にターゲットを狙っていて、本当に頼りになる存在でした。
やはり今回は親しかった鮫谷警部の存在が大きかったんですかね?
鮫谷警部が銃殺された時、毛利小五郎は感情的に怒り、涙を流すシーンがありました。
「遊びじゃねぇんだ」と捜査に向かう姿は予告通りカッコよかったですよね。
余談ですが、毛利小五郎が鮫谷警部を「ワニ」と呼んでいた理由は、鮫谷の出身地、鳥取県が関係していました。
神話の「因幡の白兎」では、サメのことをワニと呼んでいたと言われています。
その舞台である鳥取県では、今でもサメをワニと呼ぶようですね。
そういえば青山剛昌先生の出身も鳥取県だったなぁと思いながら見ていました。
作中でチラチラ描かれていた白いウサギのキーホルダーもその伏線だったのかもしれません。
長野県警の恋に進展…?
かつて、愛する人を失ったことがある人が長野県警にいました。
今回のメインキャラの一人でもある上原由衣刑事。
彼女は慕っていた甲斐巡査の死の真相を探るため、好きではない人と結婚した過去がありました。
甲斐巡査の死の真相解明は、雪崩にあって行方不明となった上原由衣の幼なじみこと、大和勘助警部の強い想いでもあったのです。
上原由衣はずっと大和勘助に片思いしていたわけですが、、
この二人の関係も進展しないかとウズウズしているファンも多いと思います。
あの服部平次・遠山和葉のこじらせカップルがゴールインしたんですから、次はここですよね?笑
そして期待されていた今作ですが、残念ながらゴールインとはなりませんでした。
ただ、大和勘助が上原由衣のピンチの時に「由衣」とこっちに来いとばかりに両腕を広げるシーンはキュンとしました。
ラストには声も恋する乙女のトーンになっていてもう可愛すぎましたよね。
あと、大和警部が上原の結婚の決断に対して「俺なら結婚まではしない」と言ったシーンは嫉妬なのかなとニヤニヤしてしまいました。
佐藤刑事と高木刑事のなれそめシーン彷彿!
最後に犯人を捕まえた際、大和警部は「お前に足りないのは警察官の職業倫理だ」と諭しました。
その後ろで職業倫理を読み上げる警視庁の佐藤刑事と高木刑事。
この職業倫理は二人がゴールインするきっかけとなったエピソードにも描かれていたんですよね。
大切な人を殺された怒りで暴走しそうになった佐藤刑事を高木刑事が諭すシーンで使われていました。
こうした小ネタも、原作を知っている人ほど楽しめるんだろうなと思いました。
今作は様々なキャラが「大切な人を失った怒りや苦しみ」を感じていて、そこでの行動の差が印象的でしたよね。
重いテーマながらも、アクションも派手で、一緒に行った5歳の子供でも楽しめたようでした!
2026コナン映画の予告が公開!
「隻眼の残像」のエンディングの後に、2026年のコナン映画の制作が発表されました。
「風の…女神様?」
「女神じゃねぇよ、女海賊だ」
「うるせぇよ」
上から、毛利蘭、横溝重悟警部、萩原千速刑事の声ですが、次回作は神奈川県警がメインとなりそうです。
萩原千速はスクリーン初登場ですし、横溝重悟警部も久しぶりですね!
萩原千速は原作でも最近出てきた新しいキャラですが、その美貌と男勝りなキャラクターに多くのファンがついています。
横溝警部は萩原千速に惚れてることで有名ですが、個人的にはここのラブコメはまだまだ期待できないと思っています(笑)
萩原千速は弟の萩原研二同様にドライブテクも素晴らしいので、次回作の目玉の一つになりそうですね。
ゼロの日常警察学校編のネタバレは以下からご覧ください。知られざる秘密が徐々に明らかに・・・
1話(松田陣平編①) | 2話(松田陣平編②) | 3話(松田陣平編③) |
4話(伊達航編①) | 5話(伊達航編②) | 6話(伊達航編③) |
7話(萩原研二編①) | 8話(萩原研二編②) | 9話(萩原研二編③) |
10話(諸伏景光編①) | 11話(諸伏景光編②) | 12話(諸伏景光編③) |
13話(最終回) |
名探偵コナン原作の直近のネタバレは以下からご覧ください。
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1093話(ファミレス殺人事件③) 2022年22・23合併号 (2022年4月27日発売) | 1092話(ファミレス殺人事件②) 2022年21号 (2022年4月20日発売) | 1091話(ファミレス殺人事件①) 2022年20号 (2022年4月13日発売) |
1090話(京都殺人事件~和葉vs紅葉~③) 2022年16号 (2022年3月16日) | 1089話(京都殺人事件~和葉vs紅葉~②) 2022年15号 (2022年3月9日発売) | 1088話(京都殺人事件~和葉vs紅葉~①) 2022年14号 (2022年3月2日発売) |
コナン映画「隻眼の残像」の感想まとめ
いかがだったでしょうか?
コナン2025年映画「隻眼の残像」は今までの原作要素も詰まった、コナクラほど楽しめる内容となっていました。
毛利小五郎の活躍っぷりも印象的でしたよね。
果たして次回はどんな内容となるのでしょうか?
気は早いですが、次回も楽しみですね。
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