コナン映画はどの順番で見るべき？20年来のコナクラオススメ歴代映画ランキングベスト5は？

毎年記録的大ヒットとなっている劇場版名探偵コナン。
2020年4月17日(金)には、最新作「緋色の弾丸」の公開が決定しています。

今まで、数々の名作が生み出されてきましたが、
「コナン映画はどの順番で見たらいいの？」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

今回は、コナン映画で見るべき順番と、
20年来のコナクラの私がオススメする歴代映画ランキングベスト5についてご紹介します。

名探偵コナンの映画はどの順番で見るべき？

では早速、コナン映画を見るべきオススメの順番をご紹介します。
 
 
2020年1月現在、すでに公開されている劇場版名探偵コナンは、全部で23作となります。

どれも一つ一つ違った魅力が詰まっているので、
時間がある方にはぜひ第1作から順番に追っていってもらいたいものですが…

まぁなかなか最初から全部通して観るというのも、果てしなく感じますよね。

単純計算で
2時間×23作の46時間かかってしまいますから(笑)
 
 
個人的にオススメするなら、

第1作「時計じかけの摩天楼」
第2作「14番目の標的」
第3作「世紀末の魔術師」
第4作「瞳の中の暗殺者」
第5作「天国へのカウントダウン」
第6作「ベイカー街の亡霊」
第7作「迷宮の十字路」

は、ぜひとも観て頂きたい名作揃いです。
 
 
というのも、コナン映画は歴代の監督によって、作風が大きく変わってくるんですよね。
 
 
第1～7作を手がけたこだま兼嗣さんは、ミステリー要素の重視型。

まるで2時間サスペンスを見ているかのような、濃密なミステリーが魅力となっています。

私は、ミステリー要素がしっかりとしている方が好みなので、
こだま兼嗣さんの作品は構成が緻密で、たまらなく好きなんですよね。

初期の作品というのもあって、奇をてらわない王道の雰囲気が素敵です。

今でも「もう一回こだま監督で映画を！」という声が聞こえてくるくらいですからね。
 
 
また、その一方で、

第8作「銀翼の奇術師」
第9作「水平線上の陰謀」
第10作「探偵たちの鎮魂歌」
第11作「紺碧の棺」
第12作「戦慄の楽譜」
第13作「漆黒の追跡者」
第14作「天空の難破船」

を手がけたのは、山本泰一郎さん。
 
 
こちらは、少し大人向けの作風となっています。

一部ではやや辛めの評価をされているものの、
山本泰一郎さんの作品を好むファンも多くいますよね。

特に私は音楽をかじっていたことがあるので、
「戦慄の楽譜」は、なかなか素敵だと思いました。

身近な分、世界観に入りやすい、というのもあったのでしょうが…

第8～14作は、ハマる人にはハマるコアな作風かもしれませんね。
 
 
また、ゲスト声優が本格的に導入されてきたのも、この時期からです。

「緋色の弾丸」のゲスト声優が気になる！という方は、ここからチェックしてもいいかもしれません。
 
 
そして、

第15作「沈黙の15分」
第16作「11人目のストライカー」
第17作「絶海の探偵」
第18作「異次元の狙撃手」
第19作「業火の向日葵」
第20作「純黒の悪夢」
第21作「から紅の恋歌」

こちらは、静野孔文さんの監督作品で、ド派手なアクションが魅力となっています。

「そんなのあり！？」と言いたくなるような反則ギリギリのアクションで、ストーリーを盛り上げていますよ。

臨場感がたっぷりで、画面に釘付けになってしまうこと間違いありません。

もちろん、ミステリー要素も組み込まれているので、
謎解きがお好きな方でも楽しめますよ。

コナンを始めとした、キャラクターのカッコいいシーンが見たい方は、ここから見るのもいいかもしれません。
 
 
また、
「異次元の狙撃手」「純黒の悪夢」では、「緋色の弾丸」のメインキャラ、赤井秀一が登場するので、抑えておいた方がいいでしょう。

「緋色の弾丸」では、こんなカッコいい赤井秀一が見られるようですよ。
 
 
その他、

第22作「ゼロの執行人」は、安室透のファンのために作られたような、
とにかく安室透が活躍しまくる内容となっています。

安室透のドライブテクニックは、半端なかったですよね。
かなりダイナミックなアクションでした。

取り扱う内容としては少し難しめなので、
集中していないと、分からなくなってしまうことも。

「安室の女」という言葉がトレンド入りしたことも記憶に新しいですが、
安室透推しの方は、要チェックですね。
 
 
また、第23作「紺青の拳」からは、永岡智佳さんが監督を務めています。

初の女性監督というだけに、その作風は注目されていましたが、
かなり高い評価だったようですね。

ミステリーあり、アクションありで、
歴代監督の方々の良さを集結させたような作風となっていました。
 
 
「緋色の弾丸」もまた、永岡智佳さんが監督の作品。

「緋色の弾丸」の作風を掴みたい、または全作をチェックする時間がない、という方は、
まずは「紺青の拳」から見るのもありかもしれません。

どんでん返しもあり、ストーリーの構成力の高さが際立っていますよ。
 
 
基本的に、劇場版は1作完結となっているので、
1作目を見ないと次がわからない、ということはありません。

まれに、原作に関する重大な事実が明かされることはありますが…
必ず1作目から見ないといけない、ということはないんですよね。
 
 
コナン映画をどの順番で見たらいいのかまとめてみると、

ミステリーが好きな方→第1～7作から

ゲスト声優に興味がある方・大人向けな映画が好きな方→第8～14作から

アクションが好きな方→第15作以降から

というのがオススメです。
 
 
また、
第21作以降は、作品のメインキャラが分かりやすく描写されているので、
それぞれのお気に入りのキャラの活躍が見られますよ。
 
 
どの作品から見たらいいか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみて下さいね。

名探偵コナンのオススメ歴代映画ランキングベスト5は？

ではここからは、個人的にオススメな歴代映画ランキングベスト5についてご紹介します。
 
 
5位　第3作「世紀末の魔術師」

「月下の奇術師」と称される大泥棒、怪盗キッドからの予告状。

それは、ロマノフ王朝の秘宝、メモリーズ・エッグを盗む、というものでした。

警察が警備を強化する中、予告状通りにお宝を盗み出した怪盗キッド。

しかし、その帰り道で、何者かに銃撃されてしまったのです。
 
 
そして、メモリーズ・エッグを持ち帰る船の中では、殺人事件が発生。

被害者は、右目を撃ち抜かれていました。
 
 
果たして殺人事件の真相は？
そして、怪盗キッドは生きているのか？
 
 
「世紀末の魔術師」は、おぞましい事件が次々と発生。
少し猟奇的なストーリーに、釘付けになること間違いなしです。
 
 
こちらは、怪盗キッドが初めて劇場版に登場した作品でもあります。

コナンを見たことがない方でも、そのカッコよさが分かるように構成されていますよ。

今では、お茶目な一面も見られる怪盗キッドですが、
本作の怪盗キッドは、まさに「月下の奇術師」にふさわしいスマートさが際立っています。
 
 
4位　第20作「純黒の悪夢」

警視庁内部に侵入していた謎の女性。

公安警察官が取り押さえにかかりますが、女性はそれを見事にかわして逃げてしまいました。
 
 
車で逃走を続ける女性の前に現れたのは、FBI捜査官の赤井秀一。

緊迫のカーチェイスの中、女性の車は川に落下。
謎の女性は、記憶を失ってしまったのです。
 
 
翌日、水族館に遊びに来ていたコナン達の目の前には、記憶を失って傷だらけになった女性の姿が。

コナン達が記憶を取り戻そうとする中で、
なんと女性が黒の組織のメンバーである可能性が浮上したのです。

そして、スパイ暗殺のために動き出した黒の組織は、安室透(バーボン)と水無怜奈(キール)を呼び出し…？
 
 
「純黒の悪夢」は、黒の組織にコナンや安室透、赤井秀一らが立ち向かいます。
 
 
こちらは、私の愛する(←笑)FBI捜査官、赤井秀一が活躍しています。

最新作「緋色の弾丸」では、赤井秀一が活躍することは間違いないので、
観る前には絶対に抑えておきたい作品の一つですね。

ピンポイントでターゲットを狙撃する赤井秀一の実力は、さすがの一言です。

ラストは少し悲しくも、余韻が強く残るものとなっていますよ。

ゲストキャラながら、キュラソーが人気を集める理由も納得ですね。

天海祐希さんの声優としての演技力も必見です。
 
 
3位　第4作「瞳の中の暗殺者」

コナン達の目の前で、警察官の奈良沢治が射殺される事件が発生。

その後、芝陽一郎刑事も射殺され、警察は連続殺人事件として捜査を続けていました。
 
 
ある日、白鳥刑事の妹の結婚を祝うパーティーに招かれたコナン達。

そこで、毛利蘭を守ろうとした佐藤刑事が何者かに撃たれてしまったのです。

「自分のせいで佐藤刑事が撃たれた」と、ショックを受けた毛利蘭は、記憶を失ってしまいます。

そして、犯人の魔の手が毛利蘭に襲いかかったのでした。
 
 
果たしてコナンは蘭を守ることができるのか。
蘭の記憶の中に残された事件の真相とは？
 
 
「瞳の中の暗殺者」は、毛利蘭を守るために、コナンが活躍しまくります。
 
 
開始早々に事件が発生し、一気に作品に引き込まれる本作。

ミステリー要素は申し分なしですが、
毛利蘭が記憶喪失になったことで、ストーリーは一気に加速していきます。

そして、コナンを愛する毛利蘭を守るべく躍動。

やっぱり愛の力って偉大ですね。笑

ラストには、あの名セリフが収録されていますよ。
女性なら男性に一度は言われてみたいものですね(笑)

ストーリーが比較的分かりやすいので、
コナンを見たことがない方でも親しみやすい内容となっていますよ。
 
 
2位　第6作「ベイカー街の亡霊」

仮想体感ゲーム機「コクーン」に参加することになったコナン達。

しかし、スタート直後に、コクーンは人工知能「ノアズ・アーク」に乗っ取られてしまいました。

参加者50人がゲームオーバーになれば、全員の脳を破壊すると言うノアズ・アーク。

コナンらは100年前のロンドンに降り立ち、ゲームクリアを目指すのでした。
 
 
果たしてゲームをクリアする者は現れるのか？
ノアズ・アークに支配されたコナン達の運命はいかに？
 
 
「ベイカー街の亡霊」は、バーチャル世界を舞台に、コナン達が事件解決を目指します。
 
 
コナン達が降り立った19世紀のロンドンは、霧がかった少し不気味な舞台。

サスペンス要素がかなり強いシチュエーションで、
殺人鬼「ジャック・ザ・リッパー」との対決は、かなりしびれるものでした。

ハラハラドキドキが止まらず、つい夢中になってしまいますよ。
 
 
また、コナンと工藤優作が言葉無くして目で会話するシーンも、親子の絆を感じますね。

社会への問題提起のようなシーンもあり、
大人になってから見返すと、また違った味方ができる作品ですよ。
 
 
1位　第7作「迷宮の十字路」

日本の各地で相次いで発生した殺人事件。
被害者には、窃盗団「源氏蛍」のメンバーという共通点がありました。

そんな中、暗号解読の依頼を受けて、京都にやってきたのは、探偵の毛利小五郎とコナン達。

そこで偶然、西の高校生探偵、服部平次と出会い、一緒に暗号解読に挑むことになりました。
 
 
暗号の解読を続けていた服部平次達でしたが、突如、何者かに弓矢で襲撃されてしまったのです。

果たして犯人が服部平次を襲った理由とは？
連続殺人事件との関係性と、その真相とは？
 
 
「迷宮の十字路」は、京都の美しい情景の中で巻き起こる、本格ミステリーとなっています。

次々と事件が発生して、展開がめまぐるしく動くので、
2時間という時間を全く感じさせません。

ミステリーあり、アクションあり、さらにはラブもあり。

終盤には、毛利蘭が長年待ち続けているあの人物も登場しますよ。

この作品を観ると、私は必ず京都に行きたくなります。笑
 
 
お気付きかと思いますが、
こだま兼嗣監督の作風にドハマりしている私のランキングなので、かなり片寄っています。笑

とはいえ、裏でめちゃくちゃ悩んだんですよね。
 
 
「ゼロの執行人」の観客の惹き付け度は見事で、赤井推しの私が浮気してしまうほどでした。
 
 
「水平線上の陰謀」は、毛利小五郎が珍しくカッコよくて、ストーリー構成も良く、、
 
 
「11人目のストライカー」は、ゲスト声優がかなり豪華で、伝説の棒読みが収録されていて…笑
 
 
結論から言うと、
全作に違う面白さが詰まっているので、全部見てもらいたいです。笑

ただ、時間との兼ね合いもあると思いますので、
気が向いた方は、私のランキングも少し参考にしてもらえると嬉しいです。

 

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名探偵コナンのオススメ歴代映画まとめ

いかがだったでしょうか。

コナンの歴代映画は、粒揃いの名作ばかり。
人気作のアンケートも行われていますが、「1番なんてとても選べない！」という声も多いようです。

「緋色の弾丸」を前に、改めて歴代の神映画をチェックしておくのもいいかもしれませんね。