コナンのジンとウォッカ(黒の組織)の名前が初めて登場するのは何話(アニメと漫画原作)？エピソードのネタバレは？

名探偵コナンの工藤新一が江戸川コナンとなったのは黒ずくめの組織であるジンとウォッカに組織が開発した毒薬APTX4869を飲まされたからという事はご存知でしょう。

では、このジンとウォッカという名前がいつ判明したかご存知ですか?

そこで今回はふたりの名前が初めて登場するエピソード(ネタバレ)をご紹介します。

原作とアニメで異なる⁉名前が出てくるエピソード

ジンとウォッカはコミック1巻アニメ第1話（1996年1月8日放送）「ジェットコースター殺人事件」から登場しています。
しかし、この時ふたりの名前は出てきていません。

実は原作とアニメではジンとウォッカの名前が判明する経緯が異なります。

 原作　新幹線大爆破事件

原作でジンとウォッカの名前が判明したのはコミック4巻の「新幹線大爆破事件」です。

友人の結婚式に向かうために京都行の新幹線に乗った毛利小五郎と毛利蘭、そしてコナン。
その新幹線の中でコナンは長髪とサングラスの黒ずくめの男に遭遇します。

新一に遊園地で薬を飲ましたあのふたり組です。
ふたりはコナン達のすぐそばの座席に座りました。

そこでコナンは盗聴器をその席に仕込み、ふたりの会話を盗み聞きします。
そしてコナンはふたりの会話から「ウォッカ」「ジン」と言う名前を聞き出し、彼らの名前を知ったのでした。

さらにふたりの会話からジンとウォッカが食堂車で取引を行い、相手に爆弾を渡していたことを知ったコナン。
その後ジンとウォッカのふたりは新幹線を降りてしまい、コナンは数少ない手がかりから乗客の中にいる取引相手を探します。

そしてコナンは取引相手をグリーン車に乗った4人の乗客に絞りました。
しかし、それ以上容疑者を絞ることができないコナン。

コナンは蘭に正体を話し、爆弾のことを車掌に話してもらおうと考えます。
しかし、蘭に本当のことを話そうとしたところでコナンは近く居座った親子の窓から見える風景の話を耳にしました。

そしてコナンはその会話をヒントに見事、取引相手を特定したのです。
間一髪のところでコナンは爆弾の入ったアタッシュケースを蹴り飛ばし、爆弾は空中で爆発。
見事乗客と新幹線を守ったのです。
そしてジンとウォッカのコードネームを知ったコナンは改めてふたりを追い詰めることを誓いました。

この「新幹線爆破事件」は、原作ではコナンが黒ずくめの組織と遭遇する大事なストーリーです。
しかし1996年2月5日に放送されたアニメ5回では設定が大きく変更され、取引をしたふたりがジンとウォッカに似た組織と関係ない人物となっています。

アニメ化した当初はまだ名探偵コナンがこんなに長期化されるかわからず、いつでも打ち切れるようあまり黒の組織に関わるエピソードをアニメにしなかったようです。

同じように灰原哀の姉である宮野明美が出てくる1996年4月22日放送アニメ13話「奇妙な人捜し殺人事件」（コミック2巻）のエピソードも、アニメでは灰原と関係のない別人になっていました。

では、アニメではいつジンとウォッカの名前が判明するのでしょうか?

 アニメ　「霧天狗殺人事件」

アニメ版でふたりの名前が初めて出てくるのは1997年3月17日放送のアニメ52話「霧天狗殺人事件」。
原作はコミック11巻に収録されています。

旅先で車のタイヤがパンクしてしまったコナンと小五郎、蘭。
近くにあった寺に泊めてもらう事となったコナン達は翌日、高い天井に首を吊られたその寺の和尚の遺体を見つけるというストーリーで、黒ずくめの組織とは全く関係ありません。

この放送回の冒頭でコナンはこれまでの流れを振り返り、黒ずくめの男たちの名前がジンとウォッカであることを語っています。

この回がスペシャルで放送されたこと、そしてその翌週に黒ずくめの組織が出てくるストーリーが放送されたことからこのタイミングでジンとウォッカの名前を出したようです。

翌週の1997年4月14日に放送されたアニメ54話「ゲーム会社殺人事件」（コミック12巻）で、コナンは偶然黒ずくめの組織の男がウォッカに電話するところを聞いてしまうのでした。

裏設定?ジンとウォッカの本名

ところでジンとウォッカには本名ではないかといわれている名前があるのをご存知でしょうか。

コミック28巻アニメ222～224回（2001年1月29日2月5日、12日放送）の「そして人魚はいなくなった」でコナンは美國島という人魚を食べて長生きになった人がいるという島を訪れます。
なんとその島の巫女である島袋弥琴は130歳なのです。

そこで祭の参加者名簿を見たコナンは宮野志保と言う名前を見つけます。
宮野志保というのは同じく幼児化した灰原哀の本当の名前です。

宮野志保に気を取られたコナンは注目していませんが、その名前と一緒に書かれたのが黒澤陣、魚塚三郎。
そのためこれがジンとウォッカの本名ではないかと言われています。

幼児化の薬を作った黒ずくめの組織がこの島を訪れていたことが何を意味するのか興味深いですね。

その他の黒ずくめの組織メンバーの名前

他にも黒ずくめの組織のメンバーはたくさん登場しています。
しかし、本名まで判明しているメンバーは少ないです。
わかっているのは

・ボス　烏丸蓮耶
・ベルモット　シャロン・ヴィンヤード（現在はクリス・ヴィンヤードとして女優活動中）
・シェリー　宮野志保（現在は灰原哀として生活中）
・ピスコ　　枡山憲三（故人）
・バーボン　安室透（本名は降谷零）
・ライ　諸星大（本名は赤井秀一）
・キール　水無怜奈（本名は本堂瑛海）
・コルン
・キャンティ
・テキーラ（故人）
・アイリッシュ（故人）

ぐらいでしょう。
FBIや公安から黒ずくめの組織に潜入していたメンバーは、本名が判明している場合が多いようです。

その他のメンバーの登場回や名前が気になる方はぜひこちらも見てくださいね。

コナンの黒の組織のメンバーは？登場回と相関図最新情報

コナンの体を小さくする元凶となった劇薬、アポトキシン4869を作ったのが黒の組織。ストーリーが進むにつれてメンバーも少しずつ明らかになってきた。黒の組織とは一体どんな組織なのか、その全貌に迫っていこう。さらには最新の相関図も紹介する。

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2018.09.26

 

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ジンとウォッカの名前が初めて登場したのはいつ?まとめ

今ではすっかり聞きなれたジンとウォッカの名前。
アニメではいつどこでコナンがその名前を知ったか不明とは意外ですね。

また、ふたりの本名といわれる黒澤陣と魚塚三郎。
もし本当に本名ならずいぶん単純なコードネームです。

これからジンやウォッカ、コルンやキャンティの本名も出てくるのかもしれませんね。