コナン劇場版第27作100万ドルの五稜郭の感想は？(ネタバレ有)

毎年大ヒットを記録している劇場版名探偵コナン。
第27作「100万ドルの五稜郭(みちしるべ)」では、服部平次と怪盗キッドが中心となって活躍しています。

2024年4月12日(金)の公開以降、歴代作品の記録を塗り替える勢いで数字を伸ばしている今作。
突如明かされた、原作に関わる新事実も話題を集めています。

今回は劇場版名探偵コナン「100万ドルの五稜郭」の感想についてご紹介します。

劇場版コナン100万ドルの五稜郭の感想は？

では早速、劇場版コナン第27作「100万ドルの五稜郭」の個人的な感想についてご紹介します。

ネタバレを含んでいるので、ご注意くださいね。

鬼丸猛が劇場版へ登場！

今作では沖田総司に続いて、青山剛昌先生作品のYAIBAから、鬼丸猛が劇場版へ初登場しました。

また強いキャラが登場して、主人公のコナン君の見せ場もなんだか減ってきている気がします(笑)

鬼のように強いという設定なので、もっと凄いアクションシーンが観れるかなと期待したのですが…

そこはあまり多くなかったかな、という印象です。

ちなみにYAIBAの時の声優は、服部平次役の堀川りょうさんでしたが、コナンでは津田健次郎さんでした。

今回、土方歳三役も青山剛昌先生の指名により、津田健次郎さんになったとのこと。

二人に血縁関係があるという伏線なのかな、とも思いましたが、そのあたりは描かれませんでした。

100万ドルの夜景で服部平次が告白！

ずっと遠山和葉への告白のタイミングを逃してきた服部平次。

今回、函館山の100万ドルの夜景で告白をしようと意気込んでいました。

二人の関係を後押ししようと、影で(？)頑張る毛利蘭の一つ一つの行動にもクスッときましたよね。

そして今回、なんと服部平次は遠山和葉への告白をすることができました！

絶対失敗する、と思い込んでいたので、平次の告白を聞き和葉が涙してエンディングという展開に、逆に驚いたのですが…

エンディング後、遠山和葉はスタングレネードの影響で、服部平次の告白が全く聞こえていなかったことが判明。

結局、告白は失敗で終わってしまったのでした。

多くの人が「やっぱりな(笑)」となる結末でしたよね。

正直、服部平次に絶景スポットは似合わないと思うんですが、どうしても工藤新一が告白したビッグベンに勝ちたいんですね。笑

ちなみに、大岡家のご令嬢、大岡紅葉に言わせると100万ドルは意外と安いらしいです。笑

大泉洋さんの声優の安定感！

今回、ゲスト声優として登場したのが、北海道出身の大泉洋さん。

北海道の刑事という役柄でしたが、違和感が全然なく自然な演技だと感じました。

怪しい匂いがプンプンする美味しい役どころでしたよね。

ゲスト声優が決まる前から、舞台が北海道だから大泉洋さんが起用されるのでは？という噂がありましたが、ナイスキャスティングでした。

工藤優作に双子の兄がいた！

今作の中盤、工藤優作・有希子夫妻が登場するシーンがあり、なんとなく流れとして違和感を覚えた方はいるのではないでしょうか？

今回の展開では登場しない気がしていたので、何かの伏線なのかなと軽く観ていたのですが、ラストがなかなか衝撃でした。

工藤優作に双子の兄がいるということが判明したのです。

「あれ？言ってなかったっけ？」

って軽いノリで言ってましたけど、いやいや聞いてないです。笑

そして、その双子の兄というのが、なんと怪盗キッドこと黒羽快斗の父親である黒羽盗一。

つまり、コナンと怪盗キッドはいとこということになります。

父親同士が双子ですから、顔が似ている訳ですよね。

服部平次が「コナンとキッドの顔が似ている」と話した時、コナンは「偶然だよ、偶然」と言いつつ、何か描写に含みを感じました。

もしかしたら、コナンは怪盗キッドとの関係性を知っている可能性もあるのかな、と思わせるシーンでした。

さて、工藤優作と黒羽盗一と言えば、有名なのが単行本コミック55巻に描かれているこのシーン。

「次は私を止められるかな？」
「あぁ…もちろん！」

このやりとりを「？」「！」のたった一つのマークで行っていたんですよね。

双子だったから通じ合えた、というところで、腑に落ちました。

改めて単行本55巻を読みたくなりましたね。

黒羽盗一は生きている？

工藤優作と双子だということが判明した黒羽盗一。

怪盗キッドは青山剛昌先生の「まじっく快斗」からの輸入キャラですが、作中では黒羽盗一はマジック中の事故で亡くなったと言われています。

まぁ実際は、ビッグジュエル「パンドラ」を狙う組織に殺されたようですね。

それが父親の跡を継いで黒羽快斗が二代目怪盗キッドとなるきっかけとなったわけですが…

今回の作中で、どうやら黒羽盗一が生きているということが判明しました。

最後の最後で情報量多すぎませんか？笑

赤井秀一のように、表向きは死んだことになっている、ということなのでしょうか？

そのあたりを息子である怪盗キッドがどこまで知っているのかも謎ですね。

黒羽盗一といえば、根強いのが黒の組織との関連説。

一時はあの方の正体が黒羽盗一なのではないか、とも言われていましたが、それは青山剛昌先生が否定しています。

黒の組織の正式名称が実は「黒羽」に由来した「クローバー」なのではないかという考察ですね。

あの方ではないにせよ、もしかしたら黒の組織と関係してくる可能性もあるかもしれません。

2025年映画の舞台は長野？

さて、恒例となっているエンディング後の次回作の予告。

来年の2025年もめでたく制作が決定いたしました！

「疾きこと風の如く、私が風を吹かせてご覧にいれましょう」

告知映像では、吹雪の中で長野県警の諸伏高明刑事がこのセリフを発していました。

長野県警ということは、大和勘助、上原由衣も登場することは間違いないでしょう。

この二人の恋路も個人的にはすごく気になっているので、発展すればいいなという期待もあるのですが…

まぁ中心となるのは、恐らく諸伏高明なのかなと予想しています。

諸伏高明は黒の組織に潜入していたスコッチこと諸伏景光の実の兄。

諸伏景光は安室透とも幼なじみだったので、2025映画では登場する確率が高いです。

回想シーンも交えた、原作ファン必見の内容となることを期待しようと思います！

 

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コナン映画100万ドルの五稜郭の感想まとめ

いかがだったでしょうか？

劇場版「100万ドルの五稜郭」では、服部平次の告白が終盤の大きな目玉となっていました。
ラストに明かされた衝撃の真実も話題を集めましたよね、

2025年映画は一体どのような内容となるのでしょうか？
次回作も見逃せませんね！