灰原哀の初登場回はアニメと漫画で何話？実年齢判明と両親(父母)の登場回はいつ？

コナンが相棒と呼ぶ程、強い信頼を置く存在である灰原哀。
作品内きっての人気キャラであり、女性キャラの中では、ヒロインの毛利蘭を抜いて1位に輝いた。

今やメインキャラとして定着している灰原哀。
では、灰原哀が初めて登場した回をご存じだろうか？

今回は、灰原哀の初登場回（アニメと漫画原作）と実年齢が判明する回、灰原の両親が登場する回についてまとめた。

灰原哀とは？

ではまず、灰原哀がどんな人物なのか、おさらいしよう。

灰原哀は、コナンらと同じ帝丹小学校に通う小学1年生の女の子。

赤みがかった茶色いウェーブヘアがトレードマークの美少女だ。
 
 
その正体は、黒の組織の元研究員であり、コナンを小さくした薬、アポトキシン4869を作った張本人。

当時のコードネームは「シェリー」で、本名は、「宮野志保」。
 
 
シェリーは、同じく組織の構成員だった姉、宮野明美の死を巡って組織に反発。

組織に拘束されて、「どうせ殺されるなら」と、自殺を決意したシェリー。

そこで、コナンが飲んだものと同じ、アポトキシン4869を服用した際、幼児化してしまったのだ。
 
 
組織から脱出した後、行く宛のなかったシェリーは、工藤新一の家の前で倒れていた所を、阿笠博士に保護された。

そこで、阿笠邸に住むことになり、灰原哀という偽名を名乗ることに。
 
 
最初は笑顔もなかなか見られなかった灰原哀。

しかし、コナンや阿笠博士、少年探偵団の温かさに触れて、少しずつ女の子らしい表情も見せるように。

コナンのサポート役に回ることも多く、コナンからは「相棒」と思われている。
(劇場版「紺碧の棺」より)

灰原哀の初登場回は？

名探偵コナンのストーリーにて、今や欠かせないキャラクターとなった灰原哀。

では、灰原哀の初登場回についてご紹介しよう。

それがこちら。
 
 
・コミック18巻File.6-19巻File.1/アニメ129話
「黒の組織から来た女 大学教授殺人事件」
 
 
帝丹小学校1年B組にやってきた転校生の女の子。

その可愛らしい見た目から、クラス中の注目の的となった女の子こそ、灰原哀だったのだ。

周囲の歓迎ムードを無視して、クールに振る舞う灰原哀。

その帰り際、密かに寂しげな表情を浮かべていた灰原に声をかけたのが少年探偵団だった。
 
 
少年探偵団は、兄を探してほしい、という少年の依頼で、捜査を行うことに。
その中には、灰原哀の姿もあった。

捜査を進めるうちに、行方不明の少年の兄の背後には、黒の組織が関係している可能性が浮上。

少年探偵団らが凶悪犯と対決する、緊迫感のあるストーリーとなっている。
 
 
灰原哀の正体が判明したのは、事件解決後のことだった。

コナンが灰原哀を家まで送っていく中、灰原本人の口から、自分が黒の組織の研究員「シェリー」ということが明かされたのだ。

突然の組織のメンバーの登場に、コナンも思わず固まるくらい驚いた様子。

嘘泣きする等、女のテクを駆使する灰原哀の演技力も注目だ。

ストーリーのラストには、それまで強がっていた灰原哀が、初めて素顔を見せる必見シーンも。

灰原哀の実年齢の判明回は？

では次に、灰原哀の実年齢が判明する回についてご紹介しよう。

それがこちら。
 
 
・コミック19巻File.9-20巻File.1/アニメ130-131話
「競技場無差別脅迫事件(前・後編)」
 
 
サッカー観戦に来ていたコナンや灰原哀ら、少年探偵団。

そこで、コナンが不意に灰原哀に「本当は何歳だ？」と尋ねたのだ。

灰原哀は即座に「84歳」と答え、コナンを驚かせる。

しかし、それは彼女のちょっとした冗談。
本当の年齢を答えようとした所、事件に遭遇してしまうのだった。
 
 
サッカースタジアムに来ていた観客、56000人を人質にした事件。

無事、事件を解決に導いたコナンは、サッカー観戦を続けていた。
 
 
少ない手がかりから、犯人を見つけ出したコナンの推理力を誉めていた灰原哀。

「84歳のババアに言われたかねーよ」とからかうコナンに対して、灰原哀はこう答えたのだ。

「私ホントは、あなたとお似合いの18歳よ」

と。

この時も、「なーんてね」とはぐらかしていた灰原哀。

しかしその後、改めてコナンに年齢を尋ねられた際、「言ったでしょ？18歳って」と発言したことで、年齢が確定した。
(コミック89巻File.11より)

灰原哀の両親の初登場回は？

黒の組織の研究員だった、灰原哀こと宮野志保の両親、宮野厚司・エレーナ夫妻。

その人物像について、他者から語られることはあったものの、肝心の姿は長らく描かれることがなかった。

しかし、ついに宮野夫妻の姿が原作に登場したのだ。

そのストーリーがこちら。
 
 
・コミック95巻File.6-9/アニメ未放送
 
 
依頼人のいる黒ウサギ亭にやってきた探偵の毛利小五郎。

そこには、黒の組織に潜入しているバーボンこと、安室透の姿もあった。

黒ウサギ亭で起きた事件の捜査をしていた安室透。
安室の脳裏に突如よぎったのは、彼の幼き日の記憶だった。
 
 
宮野明美に無理矢理連れられて、彼女の親が経営する病院にやってきた安室少年は、傷だらけだった。
どうやら、友達にハーフであることをからかわれて、喧嘩をしたよう。

「日本で生まれて日本で育った日本人なのに」と、悔しさから涙ぐむ安室透。

そんな少年を元気付けた女医師こそ、宮野志保の母親、宮野エレーナだったのだのだ。

「黒人も白人も黄色人種も、みーんなこの通り、赤い血が流れてるでしょ？って言い返してやりなさい！」

と。

 
 
人見知りで、いつもは他者と必要以上の会話をしない宮野エレーナ。

安室少年と仲良く話す妻を珍しがる宮野厚司も、その後すぐに登場した。

こちらは、宮野志保がまだエレーナのお腹の中にいる時のストーリー。

宮野厚司・エレーナが黒の組織に入るまでの経緯について触れる描写もあり、ファン必見の内容となっている。

 

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灰原哀まとめ

いかがだっただろうか。

灰原哀は、単行本18巻に初登場し、原作ではお馴染みとなった人気キャラクター。
最近では表情も豊かになり、普段とのギャップもファンが虜になる理由の一つ。

しかし、灰原哀やその家族に関する謎はまだ明かされておらず、ストーリー展開の鍵も握っている。

今後も注目していたいキャラクターの一人だ。