コナン映画緋色の弾丸(2021年)主題歌永遠の不在証明の歌詞の意味(考察)は？黒の組織は登場するのか？

毎年メガヒットを記録している劇場版名探偵コナン。
2020年4月17日(金)には、第24作となる「緋色の弾丸」が公開されます。

続々と最新情報が明らかとなる中、ついに主題歌が決定。
映画を盛り上げるであろう主題歌情報が気になっている方は多いことでしょう。

今回は、コナン映画「緋色の弾丸」の主題歌の歌詞の意味について考察してみました。

劇中に黒の組織は登場するのかも考えてみたので、ご覧下さいね。

コナン映画「緋色の弾丸」の主題歌の歌詞の意味は？

2021年コナン映画「緋色の弾丸」の主題歌は、

東京事変さんの「永遠の不在証明」に決定しました。

 
 
「不在証明」とは、アリバイのこと。

あえて日本語で統一された重厚感のあるタイトルは、
映画に隠された謎や奥深さを予感させますよね。

ボーカルの椎名林檎さんの神秘的な歌声も、余韻を引き立てるにピッタリです。
 
 
そして、「永遠の不在証明」は、歌詞カードも明らかとなっています。

それがこちら。

 
 
なんだか歌詞にも難しい言葉が沢山並んでいますね。。

作詞作曲を手がけたのも、椎名林檎さん。

「暗躍ものは、東京事変の十八番」というくらいですから、
かなり力を入れて書かれた歌詞と想像つきます。

では、「永遠の不在証明」の歌詞の意味を考察していきましょう。
 
 
まず歌詞の画像を見て気になったのは、文字の配置。

歌詞としては、珍しく縦書きされた文章に違和感を感じた方も多いはず。
 
 
これは、2つの意味を持つ文章、という可能性が考えられます。

というのは、左右どちらから読むのかによって意味が変わってくる、ということ。

「反対側から読むと意味が全く変わる文」は、
一時期、SNSでも話題となりましたよね。

「あの」「その」などの指事語が示す言葉も、反対側から読むと変わってきます。

この歌詞にも、もしかしたらその技巧が使われているのかもしれません。
 
 
シンプルに本来の歌詞通り、右側から読んでイメージされるのは、主人公の江戸川コナン。
 
 
右側から読むと、歌詞の中にある「その真相最高機密」の「その」が

「重たい敵意込められた弾が緋く通ずる前に」にかかっていることが分かります。

「重たい敵意」とは、今回起きるであろう事件の犯行そのもの。

「緋く通ずる」は、恐らく撃たれて血が出る描写を意味しているのだろうと想像つきますね。
 
 
つまり、「緋く通ずる前」とは、
銃撃が起きる前に、コナンが事件を未然に防ごうとすることを意味していると考えられます。
 
 
「味方の自分が最後まで奇々怪々なる存在」というの歌詞は、
薬で体が小さくなってしまった、非現実的な自分の体を揶揄しているのでしょう。

ラストに繋がる「せめて誰かひとり死守できるとしたら」は、
きっと彼女である毛利蘭のことですね。
 
 
こうして繋がると、ラストの「元々の本当の僕はどこへ」が、
元の姿に戻るために、黒の組織を倒すコナンの決意が見て取れます。
 
 
まとめてみると、右側から読めば、

銃撃事件を未然に防ぐために真実を追い求めるコナンが、
愛する毛利蘭を守るために仮の姿(コナン)として立ち向かう

と考えられます。

考え方としては、極めてシンプルな文章ですね。
 
 
一方で、歌詞の左側から読んでみると、
不思議なことに別のキャラクターが頭に浮かんでくるのです。
 
 
それは、今回のメインキャラであるFBI捜査官の赤井秀一。

歌詞の中のフレーズにある「引き金」は、切れ者スナイパーの赤井秀一を思い出しますし、
「緋(色)」は、赤井秀一のイメージカラー。

しかも、ご存じとは思いますが、赤井秀一は左利きなんです。

だから左から読む、という技法を用いたのではないか、と想像ばかり膨らみますね。笑
 
 
左側から読んだ場合は、「その真相」の「その」が、

「仮初めの人生」にかかっていることがわかります。
 
 
これは、

かつて黒の組織に「ライ」として潜入し、
今は大学院生の沖矢昴として変装して生きている赤井秀一の人生を意味しているのでしょう。

まぁ小さくなってしまった江戸川コナンのことでも、意味は通じるんですけどね。
 
 
赤井秀一のことという前提で読んでみると、

「せめて誰かひとり死守できるとしたら」に、
赤井秀一が守ろうとしている誰かが浮かんできます。
 
 
注目すべきは、前の文にある「灰色」。

このフレーズから連想される人物とは、黒の組織の元研究員である灰原哀です。

 
 
灰原哀の姉は、宮野明美。

同じく黒の組織の構成員であった宮野明美は、
かつて「ライ」こと、赤井秀一と交際していました。
 
 
すでに亡くなっている宮野明美ですが、

もし生前赤井秀一に妹の灰原哀のことを託していたとしたら、
赤井秀一が亡き恋人の最期の約束として、灰原哀を守ろうとしている、と考えられます。

「どうして間違えるのか」には、
宮野明美を助けられなかった後悔の念が込められているのかもしれませんね。
 
 
左側から読むと、本来は冒頭のフレーズとなる
「引き金を引いた途端立ち現わる白く空虚な時よ」

で終わるため、

引き金を引く、つまり銃撃によって、混乱した事態を沈静化させる赤井秀一の姿が浮かんできます。
 
 
つまり、
愛する人を亡くし、偽りの自分として生きている赤井秀一が、狙撃によって事件を解決する

という意味になります。
 
 
コナンと赤井秀一は、ともに「シルバーブレッド」と呼ばれて、
黒の組織の脅威と言われるキャラクター。
 
 
「永遠の不在証明」では、そんな二人を巧妙に描いているのかもしれません。

椎名林檎さんの暗躍っぷりには、本当に恐れ入ります。
 
 
また、「元々の本当の僕はどこへ」だけが下詰めになっているのも、少し気になりますね。

頭文字を繋げると文章になるのか、など、色々と考えてみましたが、
どうにもちゃんとした文にはなりませんでした…笑
 
 
ここにも椎名林檎さんがしかけた謎があったら面白いですよね。

どなたか、この謎も解明してもらいたいです。

「緋色の弾丸」に黒の組織は登場するのか？

「緋色の弾丸」では、赤井秀一のほか、ジェームズ・ブラックらFBI捜査官の登場が決定しています。

FBIの捜査官達は、黒の組織を掴むために動いているので、
黒の組織も登場するのではないか、と期待が高まりますよね。
 
 
結論から言うと、「緋色の弾丸」に黒の組織が登場する可能性は、十分にありえると思われます。
 
 
この点も、主題歌の「永遠の不在証明」から考えてみると、

「闇の洗礼」というフレーズに注目です。

これは、黒の組織がコナン、もしくはFBIに向けた攻撃そのものを意味しているのではないでしょうか。
 
 
となると、「白く空虚な時」という言葉が、言葉以上の意味を持っていると分かりますね。
 
 
左から読むと、飛び交う銃撃戦を終えた後に現れるのが、白く空虚な時。

黒の組織との銃撃戦を「黒」とイメージし、
それを乗り切ったことで、平穏な時を「白」と表現したのではないでしょうか。

だとしたら、オシャレすぎますね。
 
 
黒の組織が登場するとすれば、ストーリーもかなりヒートアップしそうですね。

濃密すぎる2時間になりそうな予感です。

今から映画を観終わった後に、余韻から抜けられない自分が目に浮かびます。笑

 

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コナン映画「緋色の弾丸」主題歌考察まとめ

いかがだったでしょうか。

「緋色の弾丸」の公開が迫る中、ついに決定した主題歌の「永遠の不在証明」。
その意味深すぎる歌詞は、SNSでも大反響となっています。

果たして、「永遠の不在証明」が本当に意味するものとは？
映画公開日が今から楽しみで仕方ないですね。