業火の向日葵のネタバレと感想は？犯人の動機と主題歌は？|コナン映画2015年

幅広い層に愛されるアニメ映画となった劇場版名探偵コナン。
ファミリーは勿論のこと、友人同士、カップルでも楽しめる作品だ。

最近では、ダイナミックなアクションも注目を集めている。

今回ご紹介するのは、「業火の向日葵」。
怪盗キッドがメインキャラクターを務め、シリーズ初のアートミステリーとなった作品だ。

では、「業火の向日葵」のあらすじや感想、主題歌、ゲスト声優についてご紹介しよう。

「業火の向日葵」のあらすじ

2015年にシリーズ第19作目として公開された「業火の向日葵」。

歴代4位の興行収入成績を記録した大ヒット作となった。

では早速、「業火の向日葵」のあらすじについてご紹介しよう。
 
 
ニューヨーク・マンハッタンにて行われていたオークション。

そこには、ゴッホが2番目に描いたとされている「ひまわり」の模写が出品されていた。

皆がこぞって手を挙げる中、「ひまわり」を3億ドルという超高額で落札した人物。

それは、鈴木財閥の相談役であり、鈴木園子の伯父にあたる鈴木次郎吉だった。
 
 
鈴木次郎吉はその後の記者会見にて、7つの「ひまわり」を集めた展覧会の開催を宣言した。
名付けて、「日本に憧れたひまわり展」。

その時、会見会場に怪盗キッドが姿を現す。
警備員が確保しようとするも、キッドは閃光弾にまぎれて逃亡してしまった。
 
 
鈴木次郎吉が落札した「ひまわり」を日本へ輸送する飛行機。
その着陸寸前、機内に仕掛けられていた爆弾が突如爆発した。

さらにその衝撃で、飛行機内にあった「ひまわり」は空中に投げ出されてしまう。

機内に潜んでいた怪盗キッドは、パラグライダーで飛び出し、「ひまわり」を確保して消え去る。
 
 
一方、コントロールの利かなくなった飛行機内は大パニック。
空港に激突するかと思われたが、なんとか寸前でストップし、事なきを得た。

さらに、ビルの屋上で怪盗キッドが持ち去った「ひまわり」も無事発見されたのだった。
 
 
今回の爆破が怪盗キッドの仕業でないか、という疑いの声が浮上。

しかしコナンは、今までのキッドの手口とあまりにも違うことに注目していた。

そんな中、怪盗キッドから新たな犯行予告が届いたのだった。
 
 
果たして爆破の犯人は怪盗キッドなのか？
もしくは仲間内に裏切り者がいるのか？
 
 
「業火の向日葵」は、今までのコナン映画とは一味違う作品。

アート好きなら、きっとこの世界観を楽しめることだろう。
 
 
キャッチコピーは、

「華麗なる芸術的(アート)ミステリー!!」
「お前に解けるか……この芸術が!!」

だ。

「業火の向日葵」の犯人とその動機は？(※ネタバレ)

当初は、今回の爆破は怪盗キッドの仕業と思われていた。
しかし、それは全く違っていたのだ。

今回の爆破事件の犯人。

それは
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絵画鑑定士の宮台なつみだったのだ。

宮台なつみを犯行にかき立てた理由。
それは、ゴッホを愛するがゆえのことだった。
 
 
2枚目と5枚目の「ひまわり」が贋作だと思い込んでいた宮台なつみ。

ゴッホを愛する彼女は、本物と贋作の絵画が並べて展示されることが我慢ならなかった。

贋作を燃やしてしまいたい。

それだけのために、宮台なつみは今回の壮大な爆破をするに至ったのだった。

「業火の向日葵」の感想(※ネタバレ)

ではここからは、「業火の向日葵」を観て感じた、個人的な感想についてご紹介。
一部ネタバレを含んでいるので、未見の方はご注意頂きたい。
 
 
「業火の向日葵」は、怪盗キッドの活躍にスポットを置く、今までとは違うテイストの作品に感じた。

アート、という比較的大人向けな内容を題材としたのは、新鮮と感じたファンも多いことだろう。

まぁ初っぱなから、絵画を超高額で落札する鈴木財閥の財力にも驚かされたものだが…
 
 
「業火の向日葵」は、怪盗キッドのカッコよさが光る作品。

パラグライダーで颯爽と飛び出すシーンは、スクリーンで観ると臨場感に溢れていた。

キッドファンにはたまらない内容だったのではないか。
密かに劇場で黄色い声が上がっていたのを今でも覚えている。

姿がそっくりな工藤新一に扮して周囲に紛れ込む、というのもパターン化してきた気もする。

シリーズ第8作、「銀翼の奇術師」でもこのようなシーンがあったが…
若干、味をしめている怪盗キッドもいるのだろうか。
 
 
そして、「ひまわり」の裏に隠された、悲しい思い出もとても心に残った。

まさか今回、劇場版に初登場した、怪盗キッドの助手、寺井黄之助にそんな過去があったとは。

このエピソードを通して、怪盗キッドと寺井黄之助との間の絆の深さも感じることとなった。

「業火の向日葵」の主題歌

では、「業火の向日葵」の主題歌についてご紹介しよう。

それがこちら。

「オー！リバル」 ポルノグラフィティ

ラテン調のメロディーが印象的な、アップチューンな楽曲となっている。
 
 
楽曲のタイトルに使われている「リバル」。
これは、フランス語やスペイン語で「ライバル」を意味している。

コナンvs怪盗キッドの行方が注目される「業火の向日葵」には、ピッタリな楽曲と言えるだろう。

「業火の向日葵」の声優一覧

では、「業火の向日葵」に登場する声優を一覧でご紹介。
 
 
メインキャラクター

・江戸川コナン役 高山みなみ

・毛利蘭役 山崎和佳奈

・毛利小五郎役 小山力也

・怪盗キッド/工藤新一役 山口勝平

・鈴木園子役 松井菜桜子

・灰原哀役 林原めぐみ

・鈴木次郎吉役 富田耕生

・吉田歩美役 岩居由希子

・円谷光彦役 大谷育江

・小嶋元太役 高木渉

・阿笠博士役 緒方賢一

・目暮十三役 茶風林

・中森銀三役 石塚運昇

・後藤善悟役 楠大典

・寺井黄之助役 陶山章央(青年時代)
 
 
劇場版オリジナルキャラクター

・圭子アンダーソン役 榊原良子

・宮台なつみ役 榮倉奈々

・東幸二役 磯部弘

・岸久美子役 ゆかな

・石嶺泰三役 宝亀克寿

・チャーリー役 咲野俊介

・ウメノ役 沢田敏子、皆口裕子(少女時代)

・原口秀夫役 柴田秀勝

・東淸助役 大川透

・美術館のキャスト 知英

「業火の向日葵」では、ゲスト声優として、女優の榮倉奈々が参加している。

作中でも重要な役柄を担当しているだけに、印象に残っているファンも多いだろう。
 
 
ちなみに、女優であり、K-POPグループ、KARAの元メンバー、知英も声優として参加。

知英はコナンの熱烈なファンで、逆オファーとなったようだ。

 

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「業火の向日葵」まとめ

いかがだっただろうか。
「業火の向日葵」は、コナン映画初となるアートミステリー。

そこに秘められた人間模様は、原作ファンも必見のストーリーとなっている。

2019年のコナン映画では、怪盗キッドがメインキャラとなる模様。

これを機に、怪盗キッドの大活躍する、「業火の向日葵」を観返してみてはいかがだろうか。