11人目のストライカーのネタバレと感想は？犯人の動機とゲスト声優の棒読みの評価は？|コナン映画2012

数々の名作を生み出してきた劇場版名探偵コナン。
年々興行収入成績を伸ばし、その勢いは増すばかりだ。

今回ご紹介するのは、「11人目のストライカー」。

サッカーファンも注目した、そのあらすじと感想（ネタバレ）、声優情報についてまとめた。

犯人の異常な動機とは一体？
ゲスト声優が棒読みと話題になったがその評価とは？

「11人目のストライカー」のあらすじ

2012年にシリーズ16作目として公開された「11人目のストライカー」。

では早速、「11人目のストライカー」のあらすじについてご紹介しよう。
 
 
現役プロ選手の指導が受けられる、サッカー教室に参加していたコナンや少年探偵団。

そこには、サッカー関係者やマスコミが大勢集まっていた。

コナンは、遠藤保仁選手から、フリーキックのコツを教えてもらう。
プロに直接サッカーを教えてもらい、楽しげなコナンの姿があったのだった。
 
 
その2週間後、毛利小五郎の探偵事務所に爆破予告の電話が。

それがイタズラでないことを裏付けるように、事務所の前の車が突然爆発した。

爆弾魔は、「暗号を解かないと、沢山の死傷者が出る」と脅迫。
 
 
暗号を頼りに、次の爆弾が仕掛けられている場所を推理する毛利小五郎や警察。

その頃、東都スタジアムで、サッカー観戦をしていたコナン。
毛利蘭からの電話で事件のことを知り、暗号の解読に挑む。

辿り着いた暗号の答え。
それは、まさにコナンがいる東都スタジアムに爆弾が仕掛けられていることを意味していた。

沢山のサポーターが観戦に来ていたスタジアム。

しかし、暗号の解読が早かったことで事前に避難させることができ、犠牲者を出さずに済む。

ただ、爆弾魔の犯行はまだ止まらない。

「次はさらに多くの人が集まる場所に爆弾を仕掛ける」という脅迫を、毛利小五郎の元に突きつけるのだった。
 
 
果たして爆弾魔の正体は？
コナンは爆弾から皆を守ることができるのか？
 
 
「11人目のストライカー」は、コナンの真骨頂とも言える、サッカーの実力が発揮されるストーリー。

ファンならぜひともチェックしておきたい内容だ。
 
 
キャッチコピーは、

「オマエら、ちゃんとついて来んだぞ!」
「フィールド震撼!その謎にニッポンが熱くなる!!」

だ。

「11人目のストライカー」の犯人は？(※ネタバレ)

今回の一連の爆破事件の犯人。

それは
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かつて高校サッカー界でエースストライカーとして活躍した、中岡一雅だった。

 
 
中岡一雅は高校を卒業したら、プロ入りが確定していたが、怪我のために断念することに。

そんな中岡一雅を支えたのが、交友のあったある少年だった。
それはサッカーが大好きな少年、本浦知史だったのだ。

しかし、病弱だった本浦知史はJリーグの試合をテレビで観戦している中、発作を起こして救急車で運ばれる。

その途中、スタジアム近くにいたサッカーチームのサポーターに道を妨害されたのだ。

それにより病院への到着が遅れた本浦知史は、救急車の中で息を引き取った。
 
 
この時、サポーターを先導していたのが毛利小五郎と知った中岡一雅。

毛利小五郎とサポーター、さらには発作の原因となったJリーグに復讐するため、今回の爆破事件を起こすに至ったのだった。
 
 
しかし、中岡一雅はある誤解をしていた。

本浦知史の救急車の到着が遅れたことに、毛利小五郎やサポーターが関係していたのは事実。

ただ、彼らは熱中症で倒れた老人を助けていたのだ。

救急車の到着を待っていた毛利小五郎やサポーターの前に現れた本浦知史の乗る救急車。
これを自分らが待っていた救急車と勘違いして、止めてしまったのだ。

結果的に、これが本浦知史の乗る救急車への妨害とみなされてしまったのだった。

「11人目のストライカー」の感想(※ネタバレ)

ではここからは、「11人目のストライカー」を観て感じた、個人的な感想についてご紹介。

一部ネタバレを含んでいるので、未見の方はご注意頂きたい。
 
 
「11人目のストライカー」は、ついに来たかと思う作品だった。

原作でもサッカー少年として知られるコナン。
コナンの特技がいかんなく発揮されていて、非常に見ごたえがあった。
 
 
特に終盤のシーンでコナンが見せた、針の穴を通すようなボールのコントロール。
これには思わず感動してしまったものだ。

遠藤保仁も教えた甲斐がある、というものだろう。

しっかりとした練習をしていれば、プロに入れる実力は持っているのは間違いないだろう。

それを考えると、なんとなく勿体ない気もするが…
 
 
そんなコナンのゴールをアシストした少年探偵団の活躍も素晴らしかった。

サッカー教室で教わった技術を見事に活かしていたのだ。

皆で繋いだボールをコナンが決める。

分かりやすい構図は、子供でも興奮したことだろう。

「11人目のストライカー」の声優一覧

では、「11人目のストライカー」に登場する声優を一覧でご紹介しよう。
 
 
メインキャラクター

・江戸川コナン役 高山みなみ

・毛利蘭役 山崎和佳奈

・工藤新一役 山口勝平

・灰原哀役 林原めぐみ

・小嶋元太/高木渉役 高木渉

・吉田歩美役 岩居由希子

・円谷光彦役 大谷育江

・毛利小五郎役 小山力也

・目暮十三役 茶風林

・阿笠博士役 緒方賢一

・白鳥任三郎役 井上和彦

・鈴木園子役 松井菜桜子

・佐藤美和子役 湯屋敦子

・千葉刑事役 千葉一伸

・山村ミサオ役 古川登志夫

・榎本梓役 榎本充希子

・比護隆佑役 櫻井孝宏

・赤木英雄役 辻谷耕史

・真田貴大役 吉野裕行

劇場版オリジナルキャラクター

・山森慎三役 千葉繁

・香田薫役 桐谷美玲

・中岡一雅役 東地宏樹

・榊良輔役 中村大樹

・本浦圭一郎役 井上倫宏

・松崎幸司役 稲葉実

・野本博昭役 チョー

・本浦知史役 雪野五月

他、本人役として登場している芸能人を以下の通りまとめた。
 
 
・宮根誠司

・足立梨花

・三浦知良

・遠藤保仁

・楢崎正剛

・中村憲剛

・今野泰幸

今回、ゲスト声優として、女優の桐谷美玲に加えて、様々な有名人が参加している。

桐谷美玲は、ご存知のかたも多いと思うが、コナンの大ファンだ。ご自身でもこのように語っている。

原作コミックスも74巻全部持っています。小学3年生のとき、クラスメートの間で「名探偵コナン」がすっごくはやり出したんですよ。それがきっかけで、弟といっしょにおこづかいで買い集め始めました。

さらには、、、

第1作目の『時計じかけの摩天楼』（1997）から全部観ています。両親も「名探偵コナン」のファンなので、家族みんなで映画館にもよく行きましたね。特に好きな作品は第4作目の『瞳の中の暗殺者』（2000）かな。記憶喪失になった毛利蘭ちゃんに、コナン君が「おめーのことが好きだからだよ……この地球上の誰よりも！」と告白する、あのシーンがヤバいです（笑）。

出典：https://www.cinematoday.jp/

同じコナンファンとして、非常に共感ができる。
 
 

そして、「11人目のストライカー」は、Jリーグ20周年記念プロジェクトとのコラボとして制作された。

そのため、プロサッカー選手として有名な、遠藤保仁、楢崎正剛、中村憲剛、今野泰幸が登場しているのだ。

サッカーファンからしたら、大興奮のキャスティングとなっていた。
 
 
しかし、その棒読みすぎるアフレコには苦笑いする方が多かったよう。

逆に「伝説のアフレコ」として、私の周りでは未だに話題に挙がるのだが…笑

 

Push7

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「11人目のストライカー」まとめ

いかがだっただろうか。

「11人目のストライカー」は、サッカー好きにはたまらない要素の詰まった作品。
豪華ゲストの演技にも注目が集まっていた。

改めて、「11人目のストライカー」を観返してみてはいかがだろうか。