名探偵コナンのネタバレ 1005話の感想とタイトルは？工藤新一と毛利蘭の恋の行方は？

1005話では、「紅の修学旅行編」が収録されている。
江戸川コナンこと、高校生探偵の工藤新一と、幼なじみの毛利蘭の恋が加速するストーリーだ。
序盤では、単行本でもカラーページが使われるなど、力の入れ具合が伺える。

今までもどかしかった二人の関係性が進展する今回は、ファンにとって待望のストーリーである。
ラブコメ以外にも見所が満載で、今後の展開に繋がる1005話。
その内容についてまとめた。

名探偵コナンの1005話のタイトルとネタバレは？

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1005話のタイトルは「濃紅の予兆」。
いかにも、ラブコメ要素が満載ということを想像させるものだ。

以下が1005話のあらすじだ。

帝丹高校の修学旅行先である京都で起きた連続殺人事件。
現場に残された血塗られた天井や、突如現れた大きな天狗、死体に残されたタンコブ。
その不可解なオカルト現象について、ようやく真相が解き明かされる。
コナンの姿に戻ってしまうタイムリミットが迫る中、久々の新一の推理ショーも注目ポイントだ。

また事件解決後には、蘭が新一の告白の返事をするシーンがある。
頬を赤らめて恥ずかしがるその可愛らしい蘭の姿に、待ちわびていた展開に、ファンからの評価も高い。
舞台は清水寺となっていて画力があり、シーンを盛り上げる要素となっている。

また、ストーリーの中には、西の高校生探偵の服部平次や、その剣道のライバル沖田総司が登場。
その上、平次に好意を寄せる大岡紅葉までストーリーに加わる。
完結編でもそれぞれのキャラクターの存在感は高い。
事件だけではない、各々の想いにも注目だ。

様々なラブロマンスが描かれる中盤から一転、終盤では浮かれ気分の新一に危機が訪れる。
新一が事件を解決した、ということがSNSにアップされたのだ。

黒の組織のNo.2であるラムの候補者である黒田、脇田、若狭もそれを知ることとなる。
若狭はアポトキシン4869を飲んだ人物リストを握っているシーンも描かれている。

画像出典：週刊サンデー　43号
 
 
さらには、世良真純とその母親と思われる人物の謎についても示す描写がある。
二人はどうやらアポトキシン4869の解毒薬を探しているようだ。

一体ラムは誰なのか、世良の謎とは何か、今後の展開への伏線となる、大事な一話となっている。

名探偵コナンの1005話の感想は？(ネタバレ有)

今回の物語の目玉は、何と言っても新一の蘭の関係性の変化だ。
互いに好きな気持ちがあるものの、今まではタイミングもあり、なかなか付き合うに至らなかった。
ロンドンでの新一の告白から時を経て、蘭がキュンとするような返事をしたのだ。
長年のファンから見れば、待望の回となっている。

画像出典：週刊サンデー　43号

そんな二人に嫉妬する、西の高校生探偵の服部平次もいい味を出していた。
今回、新一の正体がバレないよう、密かに暗躍していた平次。
しかし本人は新一同様、事件に阻まれたりと、なかなか幼なじみの和葉へ想いを伝えられていない。
モヤモヤしている平次の姿も、ファンにはたまらないものだ。
原作に先駆けて劇場版「から紅の恋歌」に登場した紅葉の存在も、影響を与えることだろう。

個人的には、YAIBAの登場人物である、沖田総司も印象深い。
今までは登場の際はクールな印象があった沖田。
しかし、想い人について語るシーンもあり、その陽気な性格が人間味豊かに描かれている。

また、ラム候補の3人の動きも気になる所だ。
確実にラムに新一の生存説が知られることとなった今回のストーリー。
これは新一のみならず、蘭を含めた周囲の人々に害を及ぼす危険性が予測される。

物語の核心に迫る印象深い回となっていた。

名探偵コナンの1005話まとめ

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1000話を越えて、ようやく恋人同士となった新一と蘭。
誰もが祝福する微笑ましい展開だが、黒の組織の魔の手も迫ってきている。
ラムは一体誰なのか、今後の展開にも目が離せない。