コナンアニメ太閤恋する名人戦(後編)のネタバレと考察(感想)は？786話の犯人と動機を解説

劇場版「緋色の弾丸」に向けて赤井ファミリーが注目を集めている名探偵コナン。
映画公開に合わせて2020年4月25日には名探偵コナンアニメ「太閤恋する名人戦(後編)」が再放送されました。
太閤とは赤井家の次男、羽田秀吉のことです。
誘拐された由美、果たして秀吉は助け出せるのか!?
今回は786話「太閤恋する名人戦(後編)」のネタバレと考察(感想)、そして犯人とその動機はなんだったかをご紹介していきます。

コナンアニメ「太閤恋する名人戦」シリーズ登場人物紹介

始めに登場人物を紹介します。
江戸川コナン(えどがわこなん)/高山みなみさん
工藤新一が幼児化し、小学1年生の江戸川コナンとして生活する
羽田秀吉(はねだしゅうきち)/森川智之さん
赤井家の次男で将棋のプロ棋士
阿笠博士(あがさひろし)/ 緒方賢一さん
コナンの良き協力者で、少年探偵団の保護者的存在
灰原哀(はいばらあい)/林原めぐみさん
新一が飲まされた薬を開発し、自身も飲んで幼児化
小嶋元太(こじまげんた)/高木渉さん
少年探偵団のメンバーでうな重大好き
円谷光彦(つぶらやみつひこ)/大谷育江さん
少年探偵団のメンバーで本物の小1にしてはかなり頭がいい
吉田歩美(よしだあゆみ)/岩井由紀子さん
少年探偵団のメンバーのおしゃまな女の子
宮本由美(みやもとゆみ)/杉本ゆうさん
警視庁交通部交通課の警部補

コナン宮本由美の声優杉本ゆうの年齢と経歴は？代表作は銀魂キャサリン以外は？

コナンの宮本由美と声優の杉本ゆうさんににスポットを当ててみました。 杉本ゆうさんの年齢はおいくつ？経歴と代表作ついても触れたいと思います。代表作は銀魂のキャサリン以外は？

conan-kuromaku.info

2020.03.23

世良真純(せらますみ) /日高のり子さん
新一のクラスに来た転校生で、赤井家の末っ子

それでは前回の振り返りからご紹介致します。

コナンアニメ785話「太閤恋する名人戦（前編）」のふりかえり

山梨県のホテルで名人戦の7戦目2日目の対局を控えた太閤名人こと羽田秀吉。
そして対局開始直前、秀吉はスタッフからある封筒を渡されました。
裏には宮本由美と書かれています。
由美からの手紙と喜びつつも不審がる秀吉。
中を見た秀吉は驚きの表情を浮かべます。
そして対局が始まった途端、「長考します!」と立ち上がった秀吉。
驚く周囲を無視して外に出るとタクシーに乗り、東京に向かいます。
封筒の中には暗号、そして捕らえられた由美の写真が入っていました。
秀吉の持ち時間の残りは後6時間。
「いつも待たせてすみません…でも必ず…必ず迎えに行きますから…待っててください!!」

目的地にやってきた秀吉はコナン達に出会いました。
由美が誘拐された経緯を聞いたコナンと少年偵団。
一緒に由美を探すこととなりました。
そして探す間に10年前の由美との馴れ初めを語りだした秀吉。
その話に感涙の元太達は由美を絶対助けると闘志を燃やします。
そして暗号の答えであった加藤清正の井戸の周りを探したコナンは、香車の駒を見つけました。

香車の意味を聞かれた秀吉は香車がどこまでも真っすぐと進むことを思い出し、暗号の答えの場所が分かりました。

さて、後編のネタバレです。犯人は一体誰なのか？また由美を救出し、太閤名人は名人になることが出来るのでしょうか？

コナンアニメ786話「太閤恋する名人戦(後編)」のネタバレと考察は?

幽霊坂にやってきたコナン達。
七と三が書かれた香車が指すのは賤ヶ岳の七本槍、そして槍で三といえば天下三名槍。
七本槍に数えられ天下三名槍を持つのは福島正則のこと、その墓がこの先にあるのです。
道中、首無し騎士の心当たりを聞かれた秀吉。
ある対局を思い出します。

自分の勝ちを確信した男。
病気の妻に早く勝ちを報告したい男は駒を置く音が聞こえた瞬間、秀吉の制止も聞かずに駒を置きます。
しかし秀吉は手元の駒を触っていただけでまだ次の手を指していませんでした。
相手は禁じ手の二手指しをしてしまい、秀吉は投了するように言って去っていきました。

「あんな卑劣な男が六冠王だと？ふざけるな！！」
妻の死にも間に合わず、将棋を指せなくなった男。
何年も前の怒りを忘れない男の傍らには眠らされた由美がいます。

福島正則の墓（正確には供養塔）の後ろから第3局と書かれた将棋盤を見つけたコナン達。
将棋盤には駒が接着剤で「7」の形に貼り付けられ、飛車と銀が釘で刺されています。
そして見栄っ張り、怠け者と書かれた駒があります。
さっぱりわからず考え込むコナン達に「悩んでる時間はあまりないわよ…」と言う灰原。
タイムリミットまでは2時間半、山梨に戻る時間を考えると由美を探す時間は後30分ほどです。
戻るつもりはない、と言う秀吉。
持ち時間を使うために「長考する」と言って対局場から出たのです。
そんな中、並べられた駒を自分達みたいと言う灰原。
もともと6人（コナン、灰原、元太、光彦、歩美、阿笠博士）に秀吉が加わった7人。
7つの駒のうち、最初に1枚しか持てない角が2枚あるからです。
その言葉でピンときて「その角じゃない」と叫ぶコナンと秀吉。
「車まで急いで！！」と秀吉、コナンも「由美さんがいるのは…杯戸町だ！！」と言います。

七つの大罪、それが将棋盤の駒が意味するものでした。
大罪はもともと8つあり、似た意味のものが合わさって6つとなり新たに嫉妬が追加されて今の7つになったのです。
そして釘に刺さった飛車は見栄っ張りと書かれた角と一緒になっていました。
見栄っ張りはもともと大罪のひとつでしたが傲慢に含まれるようになりました。
そのため、飛車が意味しているのは傲慢。
傲慢は英語でプライド、この近くでプライドがついて監禁できるのはホテル杯戸プライドだけ。

ホテルについたコナン達がフロントで尋ねると、スタッフにある客室へ連れていかれました。
ドアのロックが閉まらないようにされたその部屋に入った秀吉たち。
しかし「おっとそこまで」と将棋盤の前に座った男が秀吉以外の入室を禁止します。
秀吉が谷森(たにもり)と呼ぶその男は爆弾の起爆装置を手に10年前の対局のやり直しを求めます。
そして10年前に指すことのできなかった一手を指した谷森。
やっと打てた手にやっと、と涙を流します。
しかし「4七角」と続ける秀吉。
そのままふたりは対局を続けます。
そして気付いたら谷森が詰んでいました。
秀吉は10年前にこの勝ち筋に気付き、興奮で駒をつかみ損ねて音を立ててしまったのです。
「どのみち私は…負けていたという事か…」
あの試合の後、秀吉がぶっきらぼうだったのは電話で対局が終わるまで病院に行かないという谷森の電話を聞いてしまったため、早く病院に行けるよう気遣ったためでした。
「何もかも私の負けじゃないか…」
と谷森は観念します。

パトカーで目覚めた由美。
苗子が運転するパトカーに秀吉と一緒に乗っていました。
谷森は阿笠博士が警察に連れて行ったそうです。
苗子は病院に行こうと言いますが、秀吉が山梨での大事な試合をすっぽかしたと聞いた由美。
「あと1時間半もないからもう…」と言う秀吉に由美は「この車舐めてんじゃないの？」と言います。

サイレンを鳴らし、パトカーを飛ばさせられる苗子。
山梨に入り、ついに県警の白バイに止められてしまいます。
山梨で警視庁がパトカーを飛ばしているのを不審がる白バイ隊員はこの前カフェでサインを頼んできた男性でした。
山梨県警のバックアップで飛ばす苗子。
由美もやっと秀吉が只者ではないことに気が付きます。
そしてぎりぎり間に合った秀吉。
しかしお守りにしている由美の写真がないことに気付いて落ち込みます。
そんな落ち込む秀吉にいきなりキスした由美。
写真よりごり利益があると秀吉を送り出します。
でも「知らなかったよ落語に名人戦があるなんて」と言うあたりやっぱりずれてる由美…
残り30秒でやっと次の1手を指した秀吉。
残り時間がなく1分将棋になった秀吉ですが「今の僕にとって1分は無限」と言います。

その夜。
テレビを見て上機嫌のメアリー世良、そして秀吉の7冠王達成のニュースにほほ笑む沖矢昴なのでした。

コナンアニメ786話「太閤恋する名人戦(前編)」の犯人と動機は？原作は何巻？

今回の犯人は将棋棋士、谷森でした。
奥さんを亡くしたのはかわいそうですが、対局で自分を負かしぶっきらぼうな態度をとった秀吉を恨むのは完全な逆恨みです。
最後には秀吉の器の大きさに完敗の谷森でした。
でもこの対局がなければ秀吉と由美の出会いもなかったのでしょうね。

沖矢昴の正体が判明したシリーズの次のストーリーである「太閤恋する名人戦」。
メインは秀吉で赤井家総出演でした。
自由奔放な由美ですが、そんなところに秀吉はベタ惚れなのでしょう。

それにしても最初の井戸の場所以外は秀吉はコナンと互角の推理をしていました。
あの一家で唯一朗らかで組織ともほとんど関係なさそうな秀吉ですが、やはり赤井ファミリーなのですね。
ただ、秀吉の義理の兄羽田浩司が組織に殺されているので、もしかしたら秀吉も今後組織と関わりを持つ可能性はあります。
また灰原は秀吉の兄妹である沖矢や世良には警戒していますが、秀吉には警戒心がありません。
秀吉の人柄がなす業なのですね。

ところで、この「太閤恋する名人戦」は原作で何巻の何話だったでしょうか？
コナンアニメ785話「太閤恋する名人戦(前編)」の原作は
FILE.6「封じ手」
FILE.7「王手」
でした。

そして今回の後編の原作は
FILE.8「禁じ手」
FILE.9「妙手」
となります。

2020年5月2日の放送予定はコナンアニメ688話「高木刑事3千万拾う」

高木刑事がジョギング中に拾ったボストンバック。
中には3千万の大金が。
このお金に隠された秘密とは…
2013年2月23日放送688話「高木刑事3千万拾う」の再放送、お楽しみに。

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コナンアニメ太閤恋する名人戦(後編)のネタバレと考察(感想)は？786話の犯人と動機を解説まとめ

秀吉と由美のなれそめが明らかとなった今回。
ふたりのラブラブっぷりにおなかいっぱいのストーリーでした。
それにしてもあんなに機嫌のいいメアリー、見ることはもうないかもしれないですね。

赤井一家全員が登場したものの、現在一緒にいるのはメアリーと世良のみ。
また父の務武は生存も不明です。
「さざ波の魔法使い」では母子兄妹が共演していましたが、果たして父を含めた家族全員が一緒の画面に集合する日は来るのでしょうか…