毛利蘭の角はいつから？角なしのほうがカワイイ！？

子供から大人まで幅広い層を夢中にさせるミステリー漫画、名探偵コナン。
様々な魅力的なキャラクターが登場するのも、ファンが熱狂する理由の一つだ。

そのヒロインを務めているのが、毛利蘭だ。

毛利蘭のチャームポイントは、「角」とも言われるその髪型。
しかし、連載当初は蘭の角は無かった、ということをご存じだろうか？

今回は毛利蘭の角がいつからできたかの時期、そして毛利蘭の角なしの画像と可愛さを比較検証してみた。

毛利蘭とは？

では、ファンなら既にご存じとは思うが、毛利蘭について簡単におさらいしよう。
 
 
毛利蘭とは、帝丹高校に通う女子高生。

名探偵コナンのメインヒロインだ。

抜群のプロポーションを持つ美人で、今までに幾度となくナンパされる場面が描かれている。

家庭的で優しい性格で、帝丹高校の女子裏人気投票では、トップ10に入っているとのこと。

反面、空手部に所属していて、主将を務めている。
その腕前はかなりのもので、関東大会で優勝する程の実力者だ。
凶悪犯を一撃で仕留めたり、拳銃の弾を避けたことも。

主人公である高校生探偵、工藤新一の幼なじみで、修学旅行にて、ついに付き合うこととなった。

毛利蘭の角はいつから？

チャーミングな魅力に溢れていて、まさにパーフェクトなヒロインである毛利蘭。

今となっては毛利蘭の「角」と言われる前髪は特徴の一つだが、連載初期は角が無かったことをご存じだろうか？
 
 
こちらが記念すべき連載第1話に収録されている毛利蘭の初登場シーン。

全体的に丸みがあり、角と言えるものは見当たらない。

この時の丸くボコボコとしたシルエットは、寝癖とのこと。
連載当初は、寝癖としてこの出っ張りを描いていたようだ。

ちなみに、工藤新一(コナン)の髪型についても、寝癖である、と原作者青山剛昌先生が公言している。
 
 
しかし、これは角度によっては、角のように描かれるように。
特に横からのアングルのカットだと、それが良く分かるだろう。

こちらが、まだ角なしの時の毛利蘭の横からのアングルショット。

(単行本コミック1巻より)

それから、一種のネタとして蘭の角を描くようになったそうだ。
 
 
コミック3巻頃になると、角っぼいものが顕著に感じられるようになった。

今と比べるとやや丸みがあり、角も小さいようにも感じるが…
 
 
そして、ストーリーが進むにつれて、毛利蘭の角もどんどん鋭くなっていったのだ。

アニメで見ると、その角もより尖っているように見える。

アニメに関しては、製作側の遊び心も含んでいるのだろうか。笑

公式ホームページのキャラクター紹介では、そのあたりも意識して描いている様子。

このあたりで既に、角に対するファンの意見は挙がっていたのだろうか…

余談ではあるが、その後に描かれた毛利蘭と工藤新一の幼稚園児の時のエピソードでは、帽子から飛び出ている毛利蘭の角が見てとれる。

あまり時系列に関しては、気にしていないのだろうか…
 
 
ちなみに、初期のコミック1巻は、毛利蘭以外にも、キャラのタッチが微妙に異なる。

毛利蘭と同様、コナンの寝癖が今より小さかったり、毛利小五郎の人相が違って見えたり。

というのも、どの作家さんでも改めてコミック1巻を見てみると、どうしてもタッチに差が出てくるもの。

「1巻の画は見たくない」という方の声も聞いたことがあるが、青山剛昌先生の意見も聞いてみたい所だ。

毛利蘭の角なし画像と可愛さを比較

毛利蘭の角が出来るには、先程ご紹介したような歴史があった。

既にファンに定着している毛利蘭の角だが、角がない方が可愛いのでは？という意見も挙がっているのだ。
 
 
SNS上にはこうした声が多数挙がっている。

LANケーブルのツメが折れるということは、毛利蘭から角を奪うのと同じ
ただの角なのにないと物足りなさを感じる
ツメもLAN機能を失うわけではないけど、とても大切
世の中ってきっとそんなもん

あれっ…角ないほうがかわいいんじゃ… pic.twitter.com/yS8kSCn9an

— kimisano@Z33 (@kimisanoF1) January 6, 2015

どっちの毛利蘭の方がいい？
RT→角あり(左の画像)

いいね→角なし(右の画像)

RT＆いいね→両方#RTした人全員フォローする #いいねした人全員フォロー #アニメ好きと繋がりたい pic.twitter.com/YB6iVBqcRe

— リアム (@Liam_1117) March 23, 2017

マイナー豆知識：名探偵コナンの毛利蘭の髪型が角のように尖っているので一部でニド蘭(ラン)と呼ばれている

— 煮こごり (@nikogoli) June 28, 2011

「毛利蘭 角」と検索しただけでこの結果。

なかなか辛辣な意見も挙がっていて、苦笑いするしかないのだが…笑

これは、角なしが可愛いというのが、少数派の意見ではないことを計り知れるのではないだろうか。
 
 
そして、こちらが角なしバージョンの毛利蘭。

確かに自然な感じがして、正統派のヒロインといった雰囲気も感じる。

毛利蘭の持つ女の子らしさも、より際立っているのではないだろうか。

そう考えると、角なしの方が可愛い、という意見も分からないでもないが…
 
 
ただ個人的には、角とも言える毛利蘭の前髪は、一つのチャームポイントだと思う。

こうした特徴があった方が、キャラクターとして作品に活きているのではないだろうか。

似顔絵も描きやすそうで、小さな子供にも定着しやすい、というメリットもあるのかもしれない。
 
 
さらに言えば、コナン作者、青山剛昌先生の作品、「まじっく快斗」。
こちらのヒロインの中森青子は、毛利蘭とそっくりなのだ。

こちらが中森青子。

コナン作品内にもちらっと登場したことがある中森青子(コミック16巻参照)。

角以外に違いを見つけられないのは私だけだろうか。

原作者、青山剛昌先生ですら、毛利蘭と中森青子の顔が一緒であることは認めている。
 
 
こうした観点で見ると、可愛さという点では様々な意見があるとはいえ、毛利蘭に角は無くてはならないものなのかもしれない。

まぁ、角があるないに関係なく、毛利蘭が名探偵コナンが誇るヒロインであることに間違いない。

 

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毛利蘭まとめ

いかがだっただろうか。

2019年1月5日(土)、12(土)に2週連続で放送されるアニメSP、「紅の修学旅行編」。

こちらは工藤新一と毛利蘭のラブコメ要素が強く、ファンが映像化を待ち望んでいたストーリーだ。

可愛らしい毛利蘭を観たい方は、ぜひチェックしてはいかがだろうか。