毎年大ヒットを記録している劇場版名探偵コナン。
第25作となる「ハロウィンの花嫁」も大反響となっています。
今回、メインキャラとして登場するのは佐藤刑事と高木刑事、そして警察学校組。
人気キャラのカッコいいシーン満載で、多くのファンを虜にしていますよね。
今回は、「ハロウィンの花嫁」の個人的な感想(考察)と、オリジナルキャラの村中刑事についてまとめました。
ゼロの日常警察学校編のネタバレは以下からご覧ください。知られざる秘密が徐々に明らかに・・・
1話(松田陣平編①) | 2話(松田陣平編②) | 3話(松田陣平編③) |
4話(伊達航編①) | 5話(伊達航編②) | 6話(伊達航編③) |
7話(萩原研二編①) | 8話(萩原研二編②) | 9話(萩原研二編③) |
10話(諸伏景光編①) | 11話(諸伏景光編②) | 12話(諸伏景光編③) |
13話(最終回) |
名探偵コナン原作の直近のネタバレは以下からご覧ください。
ゼロの日常のネタバレ一覧はこちら
1093話(ファミレス殺人事件③) 2022年22・23合併号 (2022年4月27日発売) | 1092話(ファミレス殺人事件②) 2022年21号 (2022年4月20日発売) | 1091話(ファミレス殺人事件①) 2022年20号 (2022年4月13日発売) |
1090話(京都殺人事件~和葉vs紅葉~③) 2022年16号 (2022年3月16日) | 1089話(京都殺人事件~和葉vs紅葉~②) 2022年15号 (2022年3月9日発売) | 1088話(京都殺人事件~和葉vs紅葉~①) 2022年14号 (2022年3月2日発売) |
コナン映画第25作「ハロウィンの花嫁」の感想(考察)は?
では早速、劇場版名探偵コナン「ハロウィンの花嫁」の個人的な感想(考察)についてお伝えします。
ネタバレを含んでいるので、まだ観ていない方はご注意下さいね。
最初から最後まで飽きさせないストーリー構成
「ハロウィンの花嫁」は総合的に言うと、子供から大人まで楽しめるバランスの良い内容になっていたと感じました。
終わってから「面白かった」と、ふと声に出るくらい満足度が高かったんですよね。
ここ最近の中では、一番内容が充実していた気がします。
冒頭から、佐藤・高木刑事の結婚式と安室透らの爆弾犯の追跡が対比して進行。
その緩急の付け方の上手さに、一気に世界観に引き込まれました。
ストーリーのテンポもいいので途中で飽きることなく、2時間がこんなに短いものだったのかと感じるくらいでした。
ミスリード、伏線を散りばめてミステリーの王道は外れず、それでいてラブコメ要素を取り入れるバランスも本作の良さだったのかなという印象です。
特に、前作の「緋色の弾丸」は難しい用語が多くて、子供が理解するには難しそうな内容だったんですよね。
それに比べると、今回は題材も分かりやすいものだったので、世界観に入りやすかったのではないでしょうか?
息をするのを忘れるくらい躍動感溢れるアクションシーン
今回、監督を務めた満仲勧さんと言えば、「ハイキュー!!」など、数々の人気アニメが代表作として知られています。
とても丁寧で細やかな描写が特徴的ですが、それは今作のアクションシーンにもよく表れていたと思います。
終盤の目玉の一つである、安室透と犯人の戦闘シーン。
ヘリが落下しながらの空中戦でしたが、目が回るようなカメラワークは躍動感に溢れていましたよね。
まるで自分もスクリーンの中に入ってしまったかのような感覚に陥りました。
個人的には初期作の王道ミステリーの方が好みではあるんですが、こうしたハイクオリティな映像は現代の作品ならですね。
これはスクリーンで観ないと損だと思います!
原作ファン必見の3年前の事件のサイドストーリー
今回なんといっても注目を集めたのが、警察学校組が最後に手がけた事件。
それが、松田刑事が殉職した3年前の事件に関わっているものだったんですよね。
原作でも伝説的な人気を誇っていた5人組ですが、安室透以外はすでに亡くなっています。
そのため、どうストーリーに入れ込むのか制作決定時から気になっていましたんですよね。
「エピソード足りる?」という心配をしていた自分が浅はかで、今となっては殴りたい気分です…笑
3年前の事件を通して、警察学校組の大活躍が見れて、原作ファンにとっては本当に見ごたえがありましたよね。
あのシーンの裏にこんなストーリーが隠されていたなんて…ともう大興奮でした。
もちろん原作知識なしでも楽しめるんですが、絶対3年前の事件だけでも知っておいた方が、言葉の厚みが違うと思います。
警察学校を共に過ごしただけなのに、それぞれのチームワークがすごくて、とにかく尊かったです。
「松田を頼む」と言われたのに、降谷零を追いかけちゃう諸伏景光とかもう降谷零のこと分かりすぎてて泣きそうです。
結果的に、この時諸伏景光が犯人に撃ち込んだ右肩の銃弾が決め手となって、コナンらが犯人にたどり着いたんですよね。
残念ながら、萩原研二はこの事件の時点ですでに殉職していたので、今回の登場はほとんどありませんでした。
しかし、松田刑事が爆破寸前のピンチに、萩原研二の言葉をヒントに救われる、というシーンは震えました。
そして、無事生還した後のハイタッチで、もう私の涙腺は崩壊。
このシーンをツマミにお酒を飲みたいですね。笑
萩原研二の2つの天使の輪の謎
映画公開前に、コナンカフェで青山剛昌先生が描いた原画が展示されていました。
その中で注目を集めたのが、萩原研二の頭の上の天使の輪。
殉職した他の3人は1つだったのに、萩原研二だけなぜか2つだったんですよね。
劇中で、これについての明確な描写はありませんでした。
しかし、もしかしたらこれには萩原研二がコナンに忘れられていたから、という意味が込められているのかもしれません。
クライマックスでコナンが渋谷の危機を救うキーとなったのが、小さい頃に出会ったある男性とのエピソード。
破裂して水が吹き出した水道を、ボールを挟むことで止めてくれたのが、萩原研二だったのです。
これをたまたま思い出して、今回の爆破阻止に活かしたコナン。
原作で、松田陣平が「忘れられたらその人は本当に死んでしまう」と話していたことがありました。
つまり、コナンに忘れられていたこと=死を意味していたのではないでしょうか?
このコナンと萩原研二のエピソードを静かに聞いて、空を見上げる安室透が一体何を思っていたのか、想像するだけでポロッと涙がこぼれました。
3年前の事件と現代が上手くリンクしていて、改めてストーリー構成が上手かったですね。
予想外の角度から飛び出す小ネタの数々
「ハロウィンの花嫁」では緊張感あるシーンでも小ネタも入れ込んでいて、クスッと笑ってしまうシーンが多々ありました。
特に、次々と事件が起こる米花町に対して、松田刑事が「やっぱ普通じゃねぇな、この町」と言ったシーンは、思わず吹き出しそうになりました。
ネットで「米花町は治安が最悪なヤバい町」とネタにされているのはご存知の方も多いはず。
それを松田刑事が言うというメタ的な展開は、誰も予想していなかったのではないでしょうか?
また、病院でなぜか麻酔が効かなかった毛利小五郎。
これに対して、看護婦さんが「麻酔への耐性でもあるのかしら?」と言ったシーンは、劇場のあちこちで笑いが起こりました。笑
こうしたシーンがあると、シリアスなシーンとのメリハリがついて、退屈しないですよね。
ゲスト声優白石麻衣さんのロシア語への挑戦
今回、ゲスト声優として登場したのが、白石麻衣さん。
ロシア語と日本語を使い分けるという難役に挑戦しましたが、確かに他の声優さんと比べると目立っていたかなという印象でした。
ただ、私がロシア語を知らないからかもしれませんが、そこまで悪評されるほどでもなかった気がします。
「あれ、口ズレてる?」と思うシーンもありましたが、難役を見事に演じていましたよね。
「夫と息子が何か悪いことをしたのか?」と涙ながらに叫ぶセリフには、喉の奥が苦しくなりました。
余談ですが、声優が豪華ゆえに犯人がある程度絞り込めてしまうのは、コナンの永遠の課題だと思っています。笑
やっぱりラブラブな佐藤・高木刑事
残念ながら、今回結婚には至らなかった佐藤・高木刑事。
予告で出ていた結婚式映像は、冒頭の一瞬だけで、メインキャラながらあまり見せ場がなく、なんか宣伝詐欺感がありましたね。笑
いいところは警察学校組に持っていかれちゃった感がありますが、それでも犯人から命がけで佐藤刑事を守った高木刑事。
銃弾を受けながらも、渋谷を救うためにコナンらと奮闘する姿は、男らしかったです。
ラストには、救急車の中で佐藤刑事からのご褒美もありましたしね。
もうそろそろゴールインさせてほしいですね。笑
登場人物みんなに見せ場あり!
コナン映画って大抵、「余計なことを!」って迷惑行動するキャラがいるんですよね。笑
大抵毛利蘭とか少年探偵団とかがやらかすんですが…
その点、今作はそんなトラブルメーカーもいなく、それぞれに見せ場が用意されていました。
例えば毛利小五郎ですが、今回は車にひかれそうになった灰原哀を迷うことなく体を張って守りました。
普段とのギャップで、ドキッとしてしまった方もいるのではないでしょうか?
他にも、長年佐藤・高木カップルを邪魔し続けた白鳥刑事は、二人を後押しするような発言で好感度アップ。
目暮警部は最後に同期として村中努を叱責する男らしさを見せました。
普段、活躍が少ないキャラに見せ場を作ってくれる制作側のサービス精神に感謝でした。
「ハロウィンの花嫁」の村中刑事とは?
ではお次に、「ハロウィンの花嫁」で登場する村中努刑事についてご紹介します。
村中努(むらなかつとむ)とは、元警視庁捜査一課の警視正。
目暮警部の同期にあたり、「同期の中では一番の出世頭」だったようです。
現役の時は「鬼の村中」と恐れられていましたが、数年前に右肩に大ケガを負って退職しました。
病院で出会ったクリスティーヌと婚約しており、結婚式を控えていますが、ブラーミャに脅迫されていることで、警視庁に警護を依頼しました。
現役時代からは考えられないくらいの穏やかな性格で、クリスティーヌともラブラブな様子。
実は、毛利小五郎の大ファンだそうです。
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1090話(京都殺人事件~和葉vs紅葉~③) 2022年16号 (2022年3月16日) | 1089話(京都殺人事件~和葉vs紅葉~②) 2022年15号 (2022年3月9日発売) | 1088話(京都殺人事件~和葉vs紅葉~①) 2022年14号 (2022年3月2日発売) |
2022コナン映画「ハロウィンの花嫁」まとめ
いかがだったでしょうか。
「ハロウィンの花嫁」は、驚異の満足度を誇り、早くも名作となる予感。
警察学校組の活躍もあり、原作ファンにとっても思い出深いものとなることでしょう。
果たして、興行収入はどこまで伸びるのでしょうか?
さらなる躍進に期待したいところです。
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