FBI捜査官であり、黒いニット帽がトレードマークの赤井秀一。
そして、独自の正義を掲げる公安の警察官、安室透。
かつて二人は黒の組織にスパイとして潜入しており、行動を共にすることもあった。
そんな赤井秀一と安室透の間には、ある深い因縁が存在する。
その因縁とは、一体何なのだろうか?
今回はその真相についてまとめた。
赤井秀一と安室透の間にある因縁は?
黒の組織に潜入していた赤井秀一と安室透。
赤井は「ライ」、安室は「バーボン」というコードネームを与えられ、組織でのポジションを確立していた。
公安警察からは、安室透以外にも、もう一人スパイが潜入していた。
その人物が、コードネーム「スコッチ」。
彼は、公安における安室透の同僚であった。
それと同時に幼なじみでもあり、仕事以上の関係であった安室とスコッチ。
組織内では、そこに赤井秀一を加えて、三人で行動することが多かった。
お互いをスパイではないか、という疑惑を持っていた赤井秀一と安室透。
しかし、確証がないために、それを口には出せずにいた。
そんな時に事件は起きたのだった。
スコッチが公安の人間であることが、組織の人間にバレてしまったのだ。
「逃げ場はもう…あの世にしかないようだ…
じゃあな、零…」
(単行本90巻File.6より)
この言葉を安室透に残したスコッチ。
ここで、安室透のことを本名の「降谷零」の下の名で呼んでいたこと。
二人がどれだけ仲が良かったのかが伺える。
安室透がスコッチを救うため、走って駆けつけた先。
そこにあったのは、拳銃を持ってスコッチの死体を前にする、赤井秀一の姿だった。
公安の同僚であり、親友である、スコッチを殺されたこと。
そこから安室透は、赤井秀一に対して、並々ならぬ恨みを持つこととなる。
スコッチの死の真相は?
スコッチを殺したのは、赤井秀一。
駆けつけた時の現場を見れば、それは一目瞭然だろう。
しかし、真相は違っていた。
黒の組織に正体がバレて逃げるスコッチ。
そんなスコッチを追い詰めたのは、他ならぬ赤井秀一だった。
赤井秀一に投げ飛ばされるフリをして、彼の拳銃を奪うスコッチ。
それで赤井を撃つと思いきや、スコッチは自分の胸に拳銃を向けた。
スコッチは、自殺しようとしていたのだ。
しかし、赤井はリボルバーのシリンダーを掴んで、それを阻止。
「自殺は諦めろスコッチ…
お前はここで死ぬべき男ではない…」
(単行本90巻File.6参照)
そう言って、赤井秀一は、自分がFBIの捜査官であることを明かした。
そしてスコッチを逃がすため、拳銃を離して、話を聞くように促す赤井。
しかし、そこに走って近づいてくる一つの足音が。
組織の追っ手と思ったスコッチは、赤井の隙をつき、拳銃自殺。
これがスコッチの死の真相だったのだ。
そこに足音の主である、安室透が到着。
赤井秀一は、安室透がスパイである確証がなかったため、事の詳細を話さなかったのだ。
もう少し判断を待っていれば、死なずに済んだものを。
なんとも悔やみきれない結末となっていた。
特別レンタルプランのご案内もあります。通常より早く手に入れられる可能性あり!ポケットWiFiでお困りなら、BroadWiMAXに確認してみてください。
赤井秀一と安室透の因縁の真実は?
安室透は、スコッチを殺された、という誤解のために赤井秀一を恨んでいる。
これが当時の見解だった。
しかし、真実は少し違っていたのだ。
安室透は、スコッチが自殺したことに気付いていたのだ。
スコッチの右手は血まみれだったのに、親指の先と手の甲には、血がついていなかった、という事実。
つまり、スコッチが自分で引き金を引いた、という結論に至ったのだ。
とはいえ、スコッチが手にしていたのは、赤井秀一の拳銃。
赤井は、スコッチに自殺するように仕向けたのだ、と安室透は考え、こう思った。
「あれ程の男なら、自決させない道をいくらでも選択出来ただろうに…」
スコッチが死に至るまでの本当の経緯を知らない安室透は、強く赤井秀一を恨むこととなった。
まとめ
いかがだっただろうか。
安室透の抱える赤井秀一への因縁はあまりに深いものだ。
それだけスコッチが安室にとって、大切な人だった、ということだろう。
連載1009話では、そんな赤井秀一と安室透がついに対峙することとなった。
二人の関係がどのように動き出すのか、気になる所だ。
ポチッと応援お願いします。
↓ ↓ ↓
にほんブログ村
コメント