コナンの1話(ジェットコースター殺人事件)のネタバレ(あらすじ)と感想は？　

子供から大人まで、大人気の名探偵コナンシリーズ。
連載24年を迎えた長寿ミステリー作品であり、その歴史は深い。

「ジェットコースター殺人事件」は、その記念すべき第1話である。
主人公、江戸川コナンが生まれた、全ての原点と言えるストーリーだ。

今回は、1話のあらすじと個人的な感想についてまとめた。

名探偵コナンの1話「ジェットコースター殺人事件」のあらすじ(ネタバレ無し)

では、早速、「ジェットコースター殺人事件」のあらすじをご紹介。
ここではネタバレはしないので、ご安心を。

平成のホームズとして巷で大人気の高校生探偵、工藤新一。
彼は卓越した推理力を持ち、日本警察の救世主とさえ言われていた。

画像出典：https://ameblo.jp/05040509-0504/entry-12223852765.html
 
 
新一はある日、幼なじみの毛利蘭と共に、トロピカルランドという遊園地に出かけた。

ジェットコースターを楽しんでいた二人。
そんな中、後ろの席から呻き声が。
振り返ると、首が吹き飛んで血が吹き出る男性の姿があった。

凄惨な事件に現場は騒然となる。
一体犯人は誰なのか、不可解な事件に工藤新一が挑む。

このストーリーは、新一の鋭い推理が炸裂する、最初の物語となっている。
また、江戸川コナン誕生のいきさつも知ることができるので必見だ。

名探偵コナンの1話「ジェットコースター殺人事件」の感想(ややネタバレ有り)

では次に、「ジェットコースター殺人事件」の個人的な感想である。
ややネタバレを含んでいるため、未見の人はご注意を。

まずはやはり、ジェットコースター上で起きた殺人事件が印象深い。
首が飛んで、そこから血が噴水のように吹き出していたシーン。

画像出典：http://websunday.net/conandb/lib/00/0001.html
 
 
これは、夢に出そうなくらい、凄みのあるものだった。
ページを開いた時の衝撃度は、何年経っても色褪せることはない。
これは、初期のコナンを象徴する醍醐味でもある。

というのも、最近のコナンでは、こうしたグロテスクな殺害方法は減ったものだ。
これは、子供も多く観ることや、社会的な情勢も考慮してのことだろう。
1話のシーンは、初期作品だからこそ味わえる、本格ミステリー要素とも言える。

また、トリックも非常に大胆なものだった。
猛スピードで走るコースター上での犯行はリアリティーに欠けるものの、非常に面白い発想だ。
単純ではあるが、誰もが思い付くものではない。
分かりやすいトリックだからこそ、読者が世界観に入りやすかったのだろう。

当時、作者の青山先生は31歳。
若手だからこその、突飛な発想が光っていた。
よく漫画家は1巻を見て、自分の実力にショックを受けると言う。
青山先生は、この1話をどのように受け取るのかも聞いてみたい所だ。

終盤では、新一が薬で幼児化するシーンが収録。
これが「江戸川コナン」が生まれた原点となっていることは言うまでもない。

今となっては「工藤新一=江戸川コナン」という方程式は、周知のことだ。
しかし、当時この1話を読んだ時は、まさかの展開に衝撃を受けたものだ。

まさか1話で主人公毒薬で死亡？
と思いきや、まさかの子供に変身。
コナンの姿となった1ページを見て、すぐには全てを知ることは出来なかった。
予想外の展開に頭が追い付かなかったのである。

時々、自分がもし同じ状況に出くわしたらと思う。
何度考えても絶望的な状況には、鳥肌が立った。

観る度に様々な見方ができるストーリー。
そのため、個人的にも思い入れが深いものだ。

 

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名探偵コナンの1話「ジェットコースター殺人事件」まとめ

画像出典：https://www.happyon.jp/
 
「ジェットコースター殺人事件」を覚えている読者は多いだろう。
逆に忘れることが不可能なくらい、インパクトのあるものだった。
映画の冒頭でも、1話のシーンが引用されることは多い。
今後、ストーリーの急加速が予測されるコナンシリーズ。
改めて1話を観返してみるのも面白いかもしれない。