ヘッポコ探偵を眠らせてコナンが推理するのが、名探偵コナンの典型的なパターンです。
園子や山村警部などたくさんのキャラクターが眠らされてきました。
このヘッポコ探偵としていちばん眠らされているのが、御存じ眠りの小五郎こと毛利小五郎です。
普段は女癖と酒癖の悪いけど、時々すごい推理力を見せて時々とてもかっこよくなる小五郎。
現在は2代目声優として小山力也さんが出演中です。
今回は小山力也さんはどんな経歴の持ち主なのか、代表的なキャラは誰か、ワンピースでは誰の声を演じているかをご紹介します。
名探偵コナンの毛利小五郎の声優、小山力也の経歴
1963年12月18日生まれで55歳の小山力也さん（2019年3月現在）。
この力也と言う名前の由来、お父さんは力道と名付けたかったけどお母さんに反対された結果だそうです。
ちなみに小山さんの声は高校生の頃から今の声質をしているそうで、電話だと叔母さんがお父さんと間違えるほどだったとか。
インターネットで小山さんのことを検索すると鼻下に髭を生やした写真も見ることもできます。
どことなく、小五郎と似ていますね。
京都府出身で中学から大学まで京都の名門、立命館に通われていました。
学生時代は水泳部に所属していたそうです。
大学卒業後にさらに短大の芸術科演劇専攻で演技を勉強。
その後劇団に入団し、1989年に仮面ライダーで俳優デビューしました。
小山さんが小五郎役に就く前は「24」のジャック・バウアーの吹き替えで有名でしたね。
この役以降、ジャック・バウアーを演じたにキーファー・サザーランの吹き替えの専属となりました。
また、「ER」以降のジョージ・クルーニーの吹き替えもほぼ専属でされています。
アニメの声優としては以下のキャラクターで有名です。
「アイシールド21」の武蔵厳（たけくらげん）
主人公のチームメイト。
オヤジ顔の落ち着いたキャラクターに、中年男性を演じる事の多い小山さんの声がぴったりですね。
「闘牌伝説アカギ 〜闇に舞い降りた天才〜」の南郷
多額の負債を抱え、ヤクザと命がけの勝負をしたところをアカギに助けられました。
巨体で太い眉と無精ひげが特徴です。
「うたわれるもの」のハクオロ
外せない仮面をかぶった記憶喪失の男。
時に厳しく時に優しく接する、仲間にとって父親のような存在です。
「仮面のメイドガイ」のコガラシ
「仮面のメイドガイ」は男性メイドが奉仕という名の元色々な騒動を起こすギャグアニメです。
小山さんはメイド兼ボディガードとして女子高生のところに送りこまれました。
小山さんは2011年にその功績が認められ、富山敬賞を受賞されました。
富山敬賞は、その1年間最も声優という職業を広めた男性声優に贈られます。
名探偵コナンで工藤新一を演じる山口勝平さんや安室透を演じる古谷徹さんも受賞している、名誉ある賞です。
小山力也がワンピースで演じる、意外な人物
小山さんは人気アニメ、ワンピースにも出演されています。
小山さん演じるキュロス、別名怒りの雷兵。
コミック70～80巻のドレスローザ編で活躍したキャラクターです。
コリーダコロシアム史上最強の剣闘士として、活躍したキュロス。
元は攻撃的な性格だったのが剣闘士として成長するにつれ優しい性格となりました。
クーデターの際に王を守ろうとして、キュロスは何と足かせでつながれていた自らの左足を切って相手に飛びかかります。
しかしおもちゃの兵隊に変えられてしまったという、勇敢なキャラクターです。
名探偵コナンの毛利小五郎の声優小山力也、代表的なキャラは誰？
小五郎としてすっかりコナンに馴染んだ小山さん。
毛利小五郎としての初出演はアニメ553話「ザ・取調室」、映画14作目の「天空の難破船（ロスト・シップ）」です。
2019年3月現在、名探偵コナンのアニメは930話以上放送されています。
名探偵コナンの4割近くは小山さんが小五郎を演じているのですね。
ところで小山さん、小五郎役に就く前にすでに名探偵コナンに5回も出演したことがあります。
初出演のタイトルはなんと「容疑者・毛利小五郎」（コミック27巻、アニメ199-200回）。
小山さんも自分が罪をかぶせようとした男（小五郎）の声をやることになるとは思っていなかったでしょうね。
次に出演したアニメオリジナルの282-283話の「水流るる石庭の怪」でも犯人役を務めています。
その次に出演した405話の「救急車を呼びに行った男」ではようやく犯人役から刑事役になりました。
さらに、イーサン本堂という出演時間はわずかながら重要な人物を演じています。
イーサン本堂は黒ずくめの組織に潜入したキールこと水無怜奈の父親で、セリフつきで登場するのはアニメ500話の「赤と黒のクラッシュ 遺言」とアニメ504話の「赤と黒のクラッシュ 殉職」のみです。
イーサン本堂はCIAの諜報員でしたが、娘との密会は組織にばれそうになり、娘をかばって自殺します。
また映画第10作目の「探偵たちの鎮魂歌」には小五郎の知り合いの探偵、竜阿茶（りゅうあちゃ）役として出演されました。
毛利小五郎、気になる話
毛利小五郎といえば、眠りの小五郎として知られる名探偵です。
もともとは警視庁で目暮警部の部下でしたが、現在は警察をやめて私立探偵をしています。
なぜ警察をやめたか?という経緯につきましてはこちらの記事がおすすめです。
普段はぐうたらで迷推理をしては元上司の目暮警部をあきれさせることもしばしば。
しかし、大切な家族や友人がかかわる事件では一変して、ときにはコナン以上の推理力や洞察力を発揮しています。
また、実は柔道が強く時に一本背負いで犯人を成敗することも。
妻は弁護士の妃英理ですが、ただ今別居中です。
ふたりの馴れ初めや、別居に至った理由につきましてはこの記事を読んでみてくださいね。
毛利小五郎の声優小山力也さんの経歴まとめ
現在毛利小五郎を務めている小山力也さん。
渋い声でたくさんの俳優さんの吹き替えをしていることで有名ですが、人気アニメワンピースにも出演しています。
これからも、時に情けなく時にかっこいい小五郎を演じて欲しいですね。
また、小五郎の初代声優神谷明さんに関する記事はこちらでどうぞ。
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