老若男女問わず愛されるミステリーアニメ作品、名探偵コナン。
劇場版でも年々興行収入成績を塗り替えて、まさに破竹の勢いだ。
今回ご紹介するのは、シリーズ8作目として公開された「銀翼の奇術師(マジシャン)」。
人気キャラ、怪盗キッドが登場したことでも話題となった作品だ。
今回は、「銀翼の奇術師」のあらすじと感想についてまとめた。
コナンV怪盗キッドの行方とは?
また果たして犯人の動機は一体何だったのか?
それと意外な声優が登場しているのをご存知だろうか?
「銀翼の奇術師」のあらすじ
シリーズ第8作目として、2004年に公開された「銀翼の奇術師」。
では早速、「銀翼の奇術師」のあらすじについてご紹介しよう。
舞台女優である牧樹里の元に届いた犯行予告。
それは、月下の奇術師とも言われる怪盗キッドからだった。
怪盗キッドの狙いは、牧樹里が持っているスター・サファイア。
牧樹里は、宝石を守ってもらうべく、探偵の毛利小五郎に警備を依頼した。
予告通りに現れた怪盗キッド。
しかし、コナンの暗躍もあり、犯行は失敗に終わる。
怪盗キッドから宝石を守ったお礼として、函館にある牧樹里の別荘に招待されたコナンや毛利小五郎、少年探偵団達。
しかし、その機内で牧樹里は何者かに毒殺されてしまったのだ。
さらに、怪盗キッドはその機内に忍び込んでいる模様。
事件の犯人は一体誰なのか?
怪盗キッドが変装しているのは誰か?
「銀翼の奇術師」は、それまでの劇場版名探偵コナンとは一味違う作風となった内容。
殺人事件の結末、そしてコナンvs怪盗キッドの行方も要チェックだ。
キャッチコピーは、
「運命だったのさ、俺たちの出逢いはな…」
「これが、運命なのか…」
だ。
「銀翼の奇術師」の犯人と動機は?
飛行機内で、毒殺された牧樹里。
その真相を知るためには、どうやって毒を仕込んだのか、という点を明らかにする必要があった。
犯人は、牧樹里のある癖を利用して、毒殺するに至ったのだ。
その癖とは、飛行機に乗った時に、牧樹里が鼻をつまんで耳抜きをすること。
犯人は、牧樹里の鼻に毒を塗っていたのだ。
牧樹里のファンデーションに毒を混ぜて。
つまり、犯人の正体は、
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牧樹里の専属ヘアメイクである、酒井なつき。
出典:https://komamediary.hatenablog.com/entry/2018/05/13/120000#1位本上-なな子
ヘアメイク兼、付き人のような役割をしている酒井なつきだからこそ、成し得たトリックだったのだ。
酒井なつきが牧樹里を毒殺した理由。
それは、酒井なつきが抱いていた夢にあった。
ハリウッドでメイクとして活躍したい。
その夢のために、今まで努力を続けてきたのだ。
しかし、酒井なつきのことを異常に気に入っている牧樹里は、他に仕事をすることを許さなかった。
自分の長年の夢を潰されたこと。
それが酒井なつきが殺意を抱く要因となったのだった。
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「銀翼の奇術師」の感想(※ネタバレ)
ではここからは、「銀翼の奇術師」を観て感じた、個人的な感想についてご紹介。
一部ネタバレを含んでいるので、未見の方はご注意頂きたい。
「銀翼の奇術師」からは、コナン映画の監督が変わったのは有名な話だろう。
その人物とは、山本泰一郎氏だ。
今までとはテイストがガラッと変わり、新鮮な気持ちを感じた記憶がある。
王道のミステリーを貫き通した、一代目監督のこだま兼嗣氏。
それに対して、山本泰一郎氏は、比較的大人向けのテイストで作られていたように感じた。
好き嫌いは分かれるだろうが、これもコナン映画の歴史を構成している作品の一つだ。
さて、具体的な「銀翼の奇術師」の感想だが、やはり一番の見所は怪盗キッドの登場だろう。
前回は、第3作の「世紀末の魔術師」に登場した怪盗キッド。
それに比べて登場カットも多く、怪盗キッドファンにはたまらないものとなっていた。
トランプ入りの銃で、コナンを襲撃(?)する怪盗キッド。
そんな怪盗キッドに対して、コナンがとった一つの策略。
バランスを崩して、危うく建物から落下しそうになったコナン。
怪盗キッドはコナンを助けるために、空に飛び出したのだ。
これは、怪盗キッドは自分を助けるだろう、というコナンの思惑があったからこその策略。
一体どこにそんな自信があったのだろうか。
そんな信頼関係は、今まで感じることはなかったのだが…
もっとツッコミたい所だが、
怪盗キッドの人間性を見抜いてのこと、ということにしておこう。
そして、飛行機内で起きた殺人事件。
被害者の牧樹里はいかにも恨まれそうな要素が満載のキャラクター。
ストーリー序盤から、絶対殺されるだろうという、死亡フラグようなものを感じた。
犯人である酒井なつきが感じていたフラストレーションというのは、相当なものだったのだろう。
何でも知っている、専属ヘアメイクだからこそ出来た、完璧な犯行計画。
まぁ遺体を詳しく調べたら、ファンデーションに仕込まれた毒はすぐバレそうなものだが…
鑑識について詳しくないのだが、やはり顔についた化粧品というのも細かく調べるのだろうか。
詳しい方に聞いてみたいものだ。
また、ヘアメイクとしてのプライドを傷つけられた、と話す酒井なつき。
それに対して浴びせた毛利小五郎の一言は、グサッと刺さるものがあった。
「どうしてメイク道具を凶器に使ったんだ?今のあんたに、プライドなんて言葉を使う資格はねえ!」
いつもはポンコツキャラの毛利小五郎だからこそ、逆にこの名言はなんだか重みを感じた。
「銀翼の奇術師」はコナン映画の節目となった作品の一つ。
フライトアクションや怪盗キッドの登場は必見だ。
「銀翼の奇術師」の声優一覧
では、「銀翼の奇術師」に登場する、声優について一覧でご紹介しよう。
メインキャラクター
・江戸川コナン役 高山みなみ
・毛利蘭役 山崎和佳奈
・毛利小五郎役 神谷明
・怪盗キッド/工藤新一役 山口勝平
・灰原哀役 林原めぐみ
・目暮十三役 茶風林
・阿笠博士役 緒方賢一
・吉田歩美役 岩居由希子
・小嶋元太/高木渉役 高木渉
・円谷光彦役 大谷育江
・鈴木園子役 松井菜桜子
・白鳥任三郎役 井上和彦
・中森銀三役 石塚運昇
・妃英理役 高島雅羅
劇場版オリジナルキャラクター
・牧樹里役 戸田恵子
・伴亨役 柴田秀勝
・成沢文二郎役 森功至
・田島天子役 島津冴子
・新庄功役 三木眞一郎
・矢口真佐代役 久川綾
・酒井なつき役 氷上恭子
オリジナルキャラクターに、戸田恵子氏というベテラン声優が登場したことも、注目が集まった。
「銀翼の奇術師」にアンパンマンでおなじみの戸田恵子氏が出演されていたのは意外に思われた方もいるのではないだろうか。
「銀翼の奇術師」まとめ
いかがだっただろうか。
「銀翼の奇術師」は、前作の「迷宮の十字路」から監督が変わったことで、テイストもガラッとチェンジ。
怪盗キッドの登場も話題となっていた。
2019年公開の映画では、怪盗キッドがメインキャラになる模様。
これを機に、「銀翼の奇術師」を観返してみてはいかがだろうか。
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