ゼロの日常11話のネタバレと感想は?安室透が風見裕也にブチ切れた理由とは?

現在、週刊少年サンデーにて連載中の「ゼロの日常(ティータイム)」。
大人気ミステリー漫画、名探偵コナンの公式スピンオフ作品となっている。

主人公となるのは、安室透
原作でも大人気なキャラであるだけに、読者からの関心も非常に強いものとなっている。

今回は「ゼロの日常」の内容と感想についてまとめた。

「ゼロの日常」第11話の登場人物

ではまず、「ゼロの日常」の第11話に登場する、主なキャラクターについてのご紹介だ。
 
 
・安室透

日本を守る、29歳の公安警察官。
黒の組織に「バーボン」として潜入捜査を行っている。
本名は、「降谷零」。

普段は素性を隠すため、喫茶ポアロでバイトをしながら、私立探偵として活動中。

細かやかな観察眼に鋭い洞察力を持っていて、捜査官としての活動に役立っている。
 
 
・風見裕也

警視庁公安部に所属する公安警察官。
階級は警部補。

年齢は、安室透より一つ年上の30歳だが、彼の右腕としてサポートしている。
安室に対しては決して逆らわず、絶対忠実の姿勢を見せる程。
 
 
・福井柚嬉

プールバー、「ブルーパロット」で働く美人女性バーテンダー。26歳。

原作では、単行本81巻File.3にて、名探偵毛利小五郎の依頼人として登場した。

「ゼロの日常」第11話の内容ネタバレ

では、「ゼロの日常」の第11話の内容についてご紹介しよう。
ネタバレを含んでいるので、未見の方はご注意を。
 
 
TIME.11 「無礼講」
 
 
プールバー、「ブルーパロット」にやってきた、安室透こと降谷零と、部下の風見裕也

「実に難しいミッションだった
君の働きに感謝する、よくやったな」

と、降谷零は、風見裕也の功績を称えていた。

眼鏡を直しながら、「ありがとうございます」と普段の凛とした雰囲気を崩さない風見裕也。
 
 
まずはドリンクを注文。

降谷零は、スコッチソーダを。
バーテンダーの福井柚嬉は、レモンとグレナデンはどうするかと、丁寧に確認していた。
 
 
風見裕也も、ウィスキーソーダを注文することに。
ベースは、「ライウィスキー」。

これを聞いた降谷零は、風見をひっそりと睨んだ。
その雰囲気を感じたのか、注文をバーボンソーダに変更。

(ライは降谷零の因縁の相手であるFBI捜査官、赤井秀一が黒の組織に潜入していた時のコードネーム。)
 
 
睨まれたかと思い、風見裕也は降谷零の様子を伺うが、「気のせい、自意識過剰だ」と自分を叱咤。
 
 
「公安警察として、降谷零の右腕として、ふさわしい男になれ」と言い聞かせていた。
そんな二人の後ろでは、お酒の勢いからか、言い争いをしている男性らの姿が。
 
 
空気を変えるために、「いいお店ですね、降谷さん」という風見裕也。

しかし、降谷零は、「降谷でいい」と気遣いを。

「今日は君のお祝い!
無礼講なんだから、どうか敬称は省いてくれ。
君の方が一つ歳上なんだし…」


 
 
と言う降谷だったが、風見は苦笑いしながら「滅相もない」と答えた。
 
 
そんな中、福井柚嬉がおつまみに、と持ってきたチョコレート。
注文したウィスキーに最高の相性だと考えていた風見裕也。

そして、風見はふと考える。

「果たして風見裕也は、降谷零と最高の相性たりえているだろうか」

と。
 
 
横目で降谷零の様子を伺う風見裕也。
風見はチョコレートを一かじりし、ウィスキーを一気飲み。

そして、ネクタイを緩めながら、バーボンをストレートで頼んだ。
 
 
そこから何杯飲んだのか、風見裕也は完全に酔いが回っていた。
普段は口にしない、自分の思いが溢れ出す程に。

「自分だって頑張ってるんですよ
あなたについて行こうと必死に、それでも…!!」


 
 
と話す風見裕也だが、当の降谷零は、バーテンダーの福井柚嬉と談笑中。
 
 
お祝いだって言ったのはどこの誰でしたっけね!」と、心の中で毒づく風見裕也。

そのフラストレーションもあってか、お酒のペースも上がっていく。

視界もぐらつく程に、お酒が回っていくが、風見はそれを認めようはしない、典型的な酔っ払いの画に。
 
 
降谷零との様々な思い出を振り返る風見裕也。

そしてお酒の勢いに任せて、「降谷」と呼んでみようとした。

ボソッと「降谷」と呼び捨てで話しかけた風見裕也。
その瞬間、降谷零は目付きを鋭くして、風見の頭を掴む。
そして、そのまま彼の頭をテーブルに打ち付けたのだ。
 
 
話が違う」と苦しそうな表情を見せる風見裕也。
 
 
しかしその時、風見の頭上をガラスのコップが通過。
風見が後ろを振り返ると、先程言い争いをしていた男性らの喧嘩がヒートアップしている最中だった

そこに、降谷零が仲介に入る。

降谷零は自分を守ってくれたのだ、ということを、風見裕也は悟ったのだった。
 
 
事態も一件落着、バーテンダーの福井柚嬉は、降谷零にお礼を伝えていた。

大丈夫だったか?」と部下の風見裕也のことを気にかける降谷零。
 
 
そして、「飲み直さないか?」という降谷のお誘いに、風見は元気良く答えるのだった。

「ゼロの日常」第11話の感想

「ゼロの日常」第11話で最も注目を集めたのは、やはり風見裕也の泥酔シーンだろう。

常に冷静沈着、表情を崩すことが少ない風見が、あんなにも飲んだくれている姿は貴重であった。

それだけ、上司の降谷零という存在が、彼の精神を乱すくらいに大きいということなのではないか
 
 
1歳しか違わないとはいえ、風見裕也にとっては年下である降谷零
年上さえ引き付ける降谷のカリスマ性のようなものも、このエピソードを通して感じた。
 
 
また、降谷零が黒の組織に潜入していることを知っている数少ない人物、風見裕也

彼がどこまで黒の組織について把握しているかは定かではない。
しかし、降谷零が恨んでやまない相手の赤井秀一のコードネームは、「ライ」。

これと同じお酒を無神経に注文してしまうことからも、恐らく深くは知らないのではないか、と感じた。
 
 
その時に見せた降谷零の表情というのは、まさに「狂気」という言葉が似合うもの。

咄嗟に風見裕也が注文を変えてくれて、やや安心したものだ。

降谷零は、スコッチを注文していたが、幼なじみで殉職した同僚、「スコッチ」を忘れないためなのだろうか?

 

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「ゼロの日常」第11話まとめ

いかがだっただろうか?
「ゼロの日常」第11話は、降谷零と風見裕也の深い信頼関係を感じるようなストーリーとなっていた。

同時に、降谷零のスマートさも、ファンとしてはたまらないものだったであろう。
今後も、「ゼロの日常」からは目が離せない。

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